防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   1055号 (2021年7月15日発行)
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トウチとさくら
(トウチ君とさくらちゃんは東京都の鳥「ゆりかもめ」がモチーフの東京地本のマスコットです)
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レインボータウンエフエム放送(株)と
災害情報等の放送に関する協定を締結
 6月28日、東京地方協力本部(本部長・牧野雄三陸将補)は、東京都江東区や中央区等を放送区域とするレインボータウンエフエム放送株式会社(代表取締役・小嶋映治氏=本社東京都江東区)と災害情報等の放送に関する協定を締結した。東京地本が外部機関と協定を締結するのは、今回が初めてだという。
 この協定は、都内で災害等が発生した際、自衛隊が行う生活支援活動情報等をレインボータウンFMで正確かつ迅速に周知するための必要事項を定めており、今後は、東京地本から要請があった際は、レインボータウンFMは通常の放送及びその他の業務に優先して、災害情報等の放送を行う。
 牧野本部長は「今回の協定により、災害発生時等に自衛隊が実施する各種活動等に関する情報を、地域住民の方々に広く伝達する基盤を整えることができました。今後も関係機関等と連携し、地域に根差した活動を積極的に行っていきたいと思います」とコメントした。
 東京地本とレインボータウンFMは、これまでも城東地区隊隊員が広報のためにラジオ出演させてもらう等良好な関係を築いており、今回の協定は小嶋代表取締役からの打診を受けて実現したものである。
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東京地本に最先任上級曹長が誕生
 自衛隊東京地方協力本部(本部長・牧野雄三陸将補)は4月1日から最先任上級曹長として、総務課の吉田茂准陸尉を指定した。
 この制度は部外との対応を主とする地本業務の特性を踏まえ、東京地本独自の制度として試行したもので、上意下達と下意上達を徹底することで准曹による指揮官の補佐機能をより一層強化することを目的としている。
 今回、最先任上級曹長として指定された吉田准陸尉は「東京地本は現在のコロナ禍で各種イベントや説明会が制限されている状況ですが、募集、援護、予備自業務を創意工夫しながら実施しております。今後は最先任ネットワークを活用して『上意下達、下意上達』による指揮官の補佐に努めるとともに、牧野本部長の要望事項である『自衛隊のいいね!を拡散しよう!そして東京地本のいいね!を全国の地本に拡散しよう!』をモットーに時代の変化に適応できる東京地本を目指し、日々邁進して行きます」と意気込みを語った。
 東京地本は本制度を生かし地本全体の連携を強化するとともに、今後も目標達成に向けて、引き続き業務に邁進するとしている。

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