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自衛隊ニュース   1050号 (2021年5月1日発行)
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米インド太平洋軍司令官に大臣から旭日大綬章を伝達
日米連携強化に貢献
 4月12日、退任を前に米インド太平洋軍司令官のデービッドソン海軍大将が防衛省を訪れ、防衛大臣主催の叙勲伝達式に出席した。デービッドソン海軍大将は、2018年5月に就任以来、日米防衛協力の深化及びインド太平洋地域の安定を促進し、我が国の平和と安定に貢献してきた功績が認められ、旭日大綬章を受章した。勲章は岸信夫防衛大臣から伝達された。
 式典後、岸大臣とデービッドソン海軍大将は意見交換を行い、岸大臣からデービッドソン海軍大将に、日米同盟強化への尽力に対する感謝が述べられた。また、式典に先立ち山崎幸二統合幕僚長とも会談を行った。デービッドソン海軍大将の後任は、米太平洋艦隊司令官のジョン・アキリーノ海軍大将が指名されている。

第15旅団隷下部隊活動中!
県民の安心・安全のため任務に邁進
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伊江島で約6年ぶりの不発弾処理を実施
 第101不発弾処理隊(隊長・佐藤景一2陸佐=那覇)は、4月6日、伊江島補助飛行場(米軍敷地内)において不発弾の爆破処分を行った。伊江島での不発弾処理は、平成26年以来約6年ぶりの実施であり、米国製5インチ艦砲弾等48発を「導火線点火による爆破処分」により行った。
 今回、点火手として爆破処分に参加した、第101不発弾処理隊の河原3陸曹は、「点火手として何度か爆破処分に参加していますが、伊江島での爆破は初めてでした。しかし、場所は違えど実施する内容・作業手順は変わらないため、いつも通り淡々と実施することができました」と述べた。
 佐藤真第15旅団長は、現地に進出し、「対策本部と処理現場との連携状況」、「起爆準備状況」、「点火及び爆破の状況」を視察するとともに対策本部長である伊江村村長と意見交換を行った。
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新型コロナ陽性者の緊急患者空輸を実施
 4月14日、第15旅団第15ヘリコプター隊(隊長・後村幸治1陸佐=那覇)は、沖縄県からの要請を受け、宮古空港から那覇基地へ新型コロナウイルス陽性者の緊急患者空輸を行った。
 新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、離陸前に第15ヘリコプター隊の整備員による機内の養生作業を行うとともに、現地に向かう機長、副操縦手及びクルーチーフは、防護服を着用し、感染防止策を徹底し、任務を遂行した。
 第15旅団は、引き続き関係機関等と緊密に連携し、県民の皆様の安心・安全のため任務に邁進していく。

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