防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   1048号 (2021年4月1日発行)
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(防衛ホーム英語教室)
ジス イズ ア ヴェリー サ リ オ シ ン グ
This is a very surreal thing!
こんなのとても現実とは思えない!

 Hi! How are you doing? 皆さん、いかがお過ごしでしょうか。新年度ですね。今年の桜は、非常に美しく感じます。例年、花見に行って、桜花ではなく、人混みを見て帰ってくるというようなこともありましたので、見方が変われば、感じ方も変化があります。大学や学校は、入学式ですね。ニュー・スタイルの中で、いろいろと工夫することが多くなりました。4月入学、3月卒業、4月一斉入社という、入学や就職の慣習も多様化していくのだと思います。ある意味で、人生も多様化していく、つまり、個性化していくことにつながるのだと思います。そう考えると、希望が湧いてきます。

 今回の表現は、"This is a very surreal thing!"「こんなのとても現実とは思えない!」です。surrealは、「超現実的な、奇想天外の、夢のような」という意味です。発音は、「サーリアル」ではなく「サリオ」というと伝わりやすいです。奇想天外は、現代ではあまり使わないかもしれませんが、現実にありえないような感覚を表現できます。天候の話、人との出会い、幸運、突然の出来事など、信じられない現実に直面した時に使います。最近はあまり使いませんが、日本語では「シュール」という外来語にもなっています。もともとフランス語のsurrealisme(シュールリアリスム:超現実主義)から来ています。サルバトール・ダリの絵画などを思い浮かべてください。筆者の年代では、「そりゃ、シュールだね!」(現実離れしてるね)と口をついて出ます。参考までに。

 桜前線が北上しています。しばらくは、桜花の話題を楽しめそうですね。今年度は、大変忙しい年度になりそうです。新しいことへの挑戦がたくさんありそうです。希望の年でもあります。変化の年でもあります。世界中から日本が注目される年でもあります。何かウキウキしますね。「現実とは思えない素晴らしいこと」が数多く起きるのではないかと期待しています。
 筆者は、3月に英語学習に関するブログのデビューをしました。興味のある方は、次のURLに飛んでみてください。https://worldlife.jp/archives/2325
 皆さまも、ご自愛され、陽気で楽しくワクワクする気持ちを大切に、ストレスの少ない穏やかな日々をお過ごしください。それでは、皆さん。See ya!
<スワタケル>


「頑張っています」新しい職場
活躍するOBシリーズ
一般財団法人自衛隊援護協会 山口 正幸
山口氏は、平成23年1月に旭川地方協力本部を2陸佐で定年退官。64歳(記事作成時

 私は、東日本大震災発生直前の平成23年1月定年退職し、援護の紹介を受け、防衛省団体生命保険幹事会社の日本生命に自衛隊担当マネージャーとして入社をしました。
 私の最初の仕事は、災害派遣部隊に慰問品を送ることでした。そんな折、被災地で活動中の隊員の方が逝去されるということがあり、遺族の方への保険金の支払いを通じて、団体生命保険の重要性を痛感しました。そして、部隊・隊員への加入促進と保険を通して隊員の方々のライフプランに助言するこの仕事に生きがいを感じながら勤務し、6年が経過する頃、自衛隊援護協会の方から進路相談員の話を頂きました。
 現在、旭川駐屯地において、道北地域援護センターの方々にお世話になりながら、進路相談員として楽しく勤務をしています。進路相談員の仕事で役に立ったのは、自衛官時代に取得したキャリアカウンセラーの資格と生命保険会社での勤務経験でした。
 進路相談業務は、防衛省部外委託事業です。自衛隊援護協会が契約し、全国の主要な陸海空の駐屯地及び基地に27名の進路相談員を配置して、退職を予定している自衛官の進路指導、就職援護に関する教育及び面接指導等の進路相談業務を実施しています。
 今、雇用の現場は新型コロナウィルス感染症により打撃を受け、企業経営の在り方や個人の働き方も変わりつつありますが、退職自衛官の再就職正面では、任期制隊員の企業説明会には多くの企業が参加し、定年退職者への再就職先となる企業とも十分に連携が取れている状況です。
 就職の援助を希望されない隊員の方もいるとお聞きしますが、再就職業務にノウハウのある自衛隊地方協力本部の援護担当官の方々と、私達進路相談員が親身になって対応をさせて頂いておりますので、是非活用してください。
 自衛隊退職後の新しい自分の生き方を見つけましょう。

防衛ホーム俳句コーナー
外出の自粛の日々や花は葉に     富岡めぐみ
花冷や笠雲纏ひ現れし富士      勝又 哲子
累々と塊横たはる雪拾場       足立  徹
花吹雪外堀めがけとめどなく     一ノ瀬恵昭
尻取の語尾繋がらぬ目借時      折口 桂子
靴はかせ立たせ稚児の青き踏む    堀川 利枝
徒長枝の見よかしに張り野梅咲く   水田美智子
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隣とは手間折半の垣手入       岩原 滋利
春深し岬に遠き岬見て        大谷  弘
スカイツリー青き灯煙り月朧     杉山ふく美
永き日の天平菩薩笑みたまふ     鬼本英太郎
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春の虹くぐりて帰る湖舟かな     丸岡 泥亀
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元気よく走り出す子ら野に遊ぶ    明田 眞雅
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選 者 吟
参道の花あかりして散り止まず    畠中 草史

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