防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   1018号 (2020年1月1日発行)
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HOME's English Class
(防衛ホーム英語教室)
シーズングリーテイングス アンドベストウイッシズフォザニュイヤ
Season's Greetings and Best Wishes for the New Year!
新年に多くの願い事がかないますように!

Happy New Year! 明けましておめでとうございます。本年が皆様にとりまして、素晴らしく充実した年でありますように、祈念申し上げます。2020年のオリンピック・パラリンピックの開催まで、しっかりと英会話のフレーズを暗記し、実際に海外からの訪問者と楽しいコミュニケーションができると良いですね。思い出が何倍にもなりますし、世界中へ友情が広がっていきます。英語は、共通語として一番多く使われている言葉です。外国語は、フレーズを暗記し、口をついて出るまで練習を繰り返し、後は、使ってみるという3段階で身につきます。暗記、発音、そして経験する(使う)ことによって、コミュニケーションの手段になってくれます。英語を楽しく勉強しましょう。

さて、今回の表現は、"Season's Greetings and Best Wishes for the New Year!"「新年に多くの願い事がかないますように(お祈りいたします)!です。海外では、クリスマスがメインですので、Merry Christmas!「メリー・クリスマス!」と最初に挨拶が来ますが、最近は、宗教色を弱め、season's greetings「季節のご挨拶」という表現が多くなっています。wishは、「強く望む、欲する、願う」という意味です。GreetingにSが付き複数になっていますので、色々な願いや願望が実現するように祈ることです。皆様の努力が結実する、成就する年になると良いですね。

 自宅や旅先でゆっくりしながら、或いは故郷のご両親のもとで楽しい時間を過ごし、英気を養ってください。今年一年が、健康に恵まれ、陽気で楽しく、ストレスのない生活ができますように祈念申し上げます。当コーナーで英会話を勉強され、海外の人々との交流の輪が広がりますよう、お手伝いできれば幸甚です。本年もご愛読のほどよろしくお願いいたします。それでは、皆さん。See ya!
<スワタケル>


「頑張っています」新しい職場
活躍するOBシリーズ
北海道フーズ輸送株式会社 蓑田 昭博
蓑田氏は平成30年6月に陸上自衛隊北部方面ヘリコプター隊を3等陸佐(特別昇任)で定年退官。54歳(記事作成時)
出来るだけ幅広い業務経験が後々役に立つ

 私は平成30年6月に陸上自衛隊を定年退職し、北海道フーズ輸送株式会社に入社しました。
 弊社は北海道内において主に大手スーパー等への食品配送業務を行なっている会社で、これまで先輩OBが4名入社しています。
 現在、私は支店において主に事務や営繕関係、そして安全に関する業務などを行なっていますが未だに分からない事も多く、困った時は先輩OBに頼り、助言をもらいながら何とかやっています。
 この会社への就職のきっかけは、まだやりたい仕事というのが自分の中であまり絞れていない状況の時に、先輩OBから再就職におけるアドバイスをいただいたこと、また、札幌地域援護センターから現在の会社の概要や業務内容など沢山の情報を聞かせてもらうことで私も関心を持ち、入社希望の意志を固めました。その後は、札幌地域援護センターに面接から採用決定まで会社との調整を進めていただきました。特に、担当の係長には、他方面隊から異動してきて上番直後の多忙な時期にお世話になり大変感謝しております。
 私は自衛隊在籍中、航空科職種でヘリコプター整備の現場に長く携わっていましたが、どちらかというと僅か数年経験しただけの総務、後方、そして地方協力本部の地域事務所長勤務等の業務の方が今の仕事に役立っているなと度々感じます。再就職先の業務内容にもよるとは思いますが、自衛隊にしかない特有の業務一筋で定年を迎えるのではなく、出来るだけ色々な業務を幅広く経験しておいたほうが後々絶対に良いと感じています。
 それから、何だかんだ言っても健康が一番です。再就職の為と思い50歳頃から健康管理と体力の維持に努め始めましたが、まだまだ続くであろうセカンドライフを充実させるため、今は定年前より更に気を配っているところです。
 思いつくままだらだら書いてしまいましたが、現職の皆様の何かの参考になれば幸いです。

防衛ホーム俳句コーナー
懐に古墳をねかせ山眠る     谷  勝美
大川を上る初荷の幟立て     故 滝澤 緋沙
畑の雪掻き除け青菜穫り出せる  井戸田盛男
松過ぎや息をかけ拭く漆器類   佐藤 邦子
仲見世へ成人式の帰りらし    早坂 洋子
受診して即入院や街師走     渡邊あきを
息合せ夜神楽を舞ふ去年今年   渡辺 成典
境内の焚火越しなる御慶かな   黒石誠一郎
成人式終へ参詣のうひうひし   田中あやめ
枯芒何処へ行くにも通る道    鈴木 誠治
神遊び鬼女となりたる武骨な手  庵崎 京子
雪女郎祖母の語りに寝もやらず  佐賀あかり
地を裂きし寒暁今に阪神忌    鬼本英太郎
駅伝の熱気飲み込む枯木山    大島 愛子
初山河きりりと晴れし城下町   山岡仁美子
尼寺の狭き山門松飾る      岩城 節子
座右の銘笑顔忘れず去年今年   杉山ふく美
選 者 吟
生くるとは否応の無し去年今年  畠中 草史

うちの子は自衛官

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息子追っかけ隊 in シドニー!
神奈川県自衛隊家族会 三浦半島地区会 理事後藤 礼
 令和元年度海上自衛隊遠洋練習航海を実施する練習艦隊は、5月24日大荒れの天候の中、横須賀の逸見岸壁を出港し、環太平洋の11か国、13寄港地を回る途上、9月12日にオーストラリア(シドニー)に入港した。
 私たち夫婦は、初めての海外旅行をこれに合わせて計画し、12日の朝、シドニーに到着した。
 岸壁で「自衛隊家族会の旗を振るんだ!」と意気込んでいったのですが、早めに入港することになったのか入港には間に合いませんでした。
 しかし、上司や先輩方のご配慮で、数か月ぶりに息子(長男=写真中央)と一緒に過ごすことができ、英語のできない私達でしたが、通訳を買って出てくれ、その成長ぶりを見ることができ、嬉しくもあり、また頼もしくもあり、感動した場面でした。2日目には、艦上レセプションンにもご招待いただき、海上自衛隊が外交にもその一翼を担っていることを肌で感じ、貴重な時間となりました。
 入隊して8年間、一度も辞めたいと言ったりしなかったのは、海上自衛隊の組織の中で、上司、先輩、同僚等、たくさんの方々の支えがあることを直に感じることができ、今までの色々な心配や不安を払拭するとともに、大きな感謝の気持ちが込み上げて来ました。
 次男も昨年海上自衛隊に入隊し、現在高校1年生の三男も「お兄ちゃんたちの後を追いたい!」と話す今日この頃です。
 今後も兄弟で切磋琢磨しながら、頑張ってほしいと願うばかりです!
(永遠の応援団 母より)
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高等工科学校の近畿現地研修激励を通して
奈良県自衛隊家族会 町田 容子
 私の息子が横須賀の陸上自衛隊高等工科学校に入校し、早いもので学校生活の半分が過ぎました。いつもは遠くの地で学業と訓練に頑張っている息子達が、11月5日から8日にかけて、近畿現地研修で関西方面に帰ってくるということで、この度、奈良県家族会事務局からお声掛けいただき、激励に行かせてもらうことになりました。
 5日に奈良地本の支援バスで宿泊先のびわ湖グランドホテルへ向かいました。道中、同行してくださった先輩保護者の方々と色々な話をすることができ、あっという間に宿泊先に到着しました。
 現地研修から帰ってきた生徒達を迎え、食事会場で生徒と職員の方々に激励品を渡す際に、舞台上で我々保護者が一言ずつ挨拶をさせていただきました。大変緊張しましたが、良い経験をさせて頂けたと思います。息子達はその後、食事・入浴を終え、保護者から一人一人に励ましの言葉をかけていただき、たくさんの方々に見守られている事を幸せに思いました。
 ご尽力いただいた奈良県家族会の皆様、奈良地本職員の皆様、本当にありがとうございました。
 自衛隊の認知度が低い奈良県ですが、地元で息子達を応援する母親として、家族会員として、微力ではありますが、今後も積極的に活動していきたいと思います。

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