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自衛隊ニュース   1017号 (2019年12月15日発行)
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日米最先任下士官会同
 11月5日及び6日、在日米軍最先任上級曹長であるワインガードナー上級曹長が沖縄・嘉手納空軍基地で主催した日米最先任下士官会同に日米の主要な最先任下士官が参加した。自衛隊からは統幕最先任の澤田准尉、陸上自衛隊最先任上級曹長の根本准尉、陸上総隊最先任上級曹長の度會准尉、海上自衛隊先任伍長の関曹長、航空総隊准曹士先任の黒木准尉をはじめ、各自衛隊の方面隊・総隊等の最先任下士官が参加し、情報共有と意見交換を実施した。
【統幕最先任コメント】
 会同の中で、わが国を取り巻く安全保障環境及び部隊の即応性について認識の共有を図ると共に、日米同盟の更なる連携強化を図ることができた。

防衛基盤整備協会賞贈呈式
 11月25日、ホテルグランドヒル市ヶ谷において「令和元年度防衛基盤整備協会賞贈呈式」が高橋憲一防衛事務次官、武田博史防衛装備庁長官、島田和久大臣官房長を初めとする多数の来賓が臨席する中行われた。
 同賞は、公益財団法人防衛基盤整備協会(理事長・鎌田昭良)が昭和54年から設けているもので、防衛装備品の生産および調達に関連し自主的に民間で行われた研究開発・生産技術の向上などで特に優れた業績を挙げた技術者等を表彰、その努力を賞揚し研究開発等の活動を奨励することを目的とし、同協会の最も伝統的な公益目的事業としている。今年度は10件の応募があり、約半年をかけて審査員4名による厳正な審査を経て決定した。これまで本年度分を含め219件の研究等に同賞を贈呈している。
 受賞者の功績概要の発表の後、鎌田理事長から表彰状と副賞を贈呈、式辞と続いた。その後「隊員の命を預かる大事な技術開発・防衛力を高める貴重な素晴らしい開発」などと●橋防衛事務次官から祝辞があった。
 受賞者及び業績は次の通り。
 「結晶粒微細化防弾鋼板技術の開発」三菱長崎機工株式会社、「個人用防護装備(防護衣)の軽量化による生理負担の軽減とCBRN防護性能の向上」東洋紡株式会社、「FMS調達イージス艦向けソーナー用国産送受波器の開発」日本電気株式会社、NECネットワーク・センサ株式会社、株式会社トーキン、「自立型水中航走式機雷探知機(OZZ-X)の開発」三菱重工業株式会社

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