防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   1017号 (2019年12月15日発行)
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防衛省・自衛隊 地方協力本部
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北秋田市産業祭
<秋田>
 秋田地本(本部長・大久保正広1空佐)大館出張所(所長・植村祐一郎1海尉)は、10月19日と20日の両日、北秋田市鷹巣体育館で行われた「第13回北秋田市産業祭」において、自衛隊広報を実施した。
 同イベントは、北秋田市の農林産物や地場産品等の紹介、産業に関わる事業者等との交流を通して、地場産業の再発見と次なる発展を目指すことを目的に例年開催されている。大館出張所は広報コーナーにおいて、高機動車、オートバイの展示を行うとともに、同コーナーに隣接して自衛隊広報ブースを開設し、現在、活動中の台風19号被害における災害派遣活動の紹介や、活動写真パネルの展示、各種パンフレット等の配布、ミニ制服の試着を行った。特に、自衛隊車両展示は来場者に好評で、制服を試着して車両をバックに記念撮影を楽しむ親子連れの姿が多く見られた。
 また、災害派遣活動写真のパネルを見て「自衛隊の皆さん、ありがとう」、「これからも頑張って下さい」と声援を送ってくれる来場者が多く見られた。
 秋田地本は、今後も積極的に地域イベント等に参加、地域住民等と直接触れ合える機会を活用して、防衛省・自衛隊の多岐にわたる活動について理解を広げるとともに、職業としての自衛官の魅力などを伝え、志願者の獲得に繋げていく。
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愛知地本創立65周年記念行事
 愛知地本(本部長・福重毅尚1陸佐)は、令和元年11月17日、名古屋市内において県内自衛隊協力諸団体の主催により「愛知地方協力本部創立65周年」記念行事を開催した。
 記念式典では、防衛省・自衛隊の活動に理解並びに、愛知地本の募集・援護等の各種任務に深い支援と協力を頂いている22名(一般功労18名、就職援護功労3名(社)、予備自功労1名(社))に対し、本部長感謝状が授与された。
 引続き行われた記念祝賀会は、愛知県選出の国会議員、愛知県内各市町村長、愛知県議会議員をはじめ、多くの来賓が臨席のもと、はじめに、中部自衛隊協力会会長〓橋治朗氏が、続いて愛知地本本部長の福重1陸佐が、平素からの防衛省・自衛隊の活動に対する理解・協力への感謝と、今後益々の支援・協力について挨拶をした。愛知県自衛隊家族会長の堀川孝一氏による乾杯で祝宴が始まると余興では、愛知地本の愛知地本英雄太鼓(西川武志陸曹長、渡邊美雪2陸曹、西村幸広2陸曹、木村真子非常勤)による迫力のある太鼓演奏が披露された。続いて本部募集課で勤務する音楽大学卒業の小川優奈3海曹が演奏するサックスと太鼓の初コラボ演奏が実現し「ルパン三世」「乾杯」「優しさに包まれて」の馴染みのある3曲が披露されると途中ステージに駆け寄る人もいて、会は一層の盛りあがりをみせた。
 愛知県隊友会会長の木原文雄氏の万歳三唱により、本祝賀会は盛況のうちに閉会し、本部長に見送られながら会場を後にする参加者からは、多くの笑顔が溢れていた。
 愛知地方協力本部は、今後も地域の皆様と共に優秀な人財の獲得と自衛隊への理解の増進に向け邁進する所存である。
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陸海空まとめてインターンシップ
<宮崎>
自衛隊が身近な存在に
 宮崎地本(本部長・荒井将人1空佐)日向地域事務所は、10月9日〜11日の3日間で、企画したインターンシップに日向工業高校の生徒7名が参加した。
 秋晴れの清々しい青空の下、学生たちは陸海空自衛隊のそれぞれの特性を活かした職業体験プログラムに取り組んでもらった。
 まず、日向市の近傍では、自衛官としての第一歩である敬礼、気をつけ、方向変換、行進要領等挙措動作の基本教練を練成し、続いて、自衛隊の体力検定種目では、学生間で励まし合いながら腕立て伏せや腹筋に挑戦、自衛官の日頃の練成の厳しさを感じてもらった。
 2日目は、日向市細島港に停泊中の海上自衛隊多用途支援艦「げんかい」において、艦橋や機関室等を見学、各職域の業務内容や普段の生活の様子を凛々しい海上自衛官からレクチャーを受けた。
 3日目は、航空自衛隊新田原基地において、航空機の見学を行った。F-15戦闘機のコックピットに座りパイロット気分を味わった後は、航空機整備の緊張感ある現場の見学、パイロット達との懇談では、仕事のやりがいや、職場の雰囲気についての質疑応答、最後に、記念撮影など、日頃なかなか体験できない職場を楽しみながらしっかりと学んでもらった。その他にも、陸上自衛隊のライフハック術、ロープワークなど、自衛隊ならではの技術に触れ、「自衛隊って遠い存在だったけど、今回色々経験できて、身近なものになった」「普段なかなか知ることが出来ないことが学べて良かった」など、職業を選ぶ上での新しい視点を得る、有意義な時間を過ごしたようであった。
 宮崎地本はこれからも学生に対する職場体験等を積極的に実施し、自衛隊に対する興味を深め、自衛隊への志願者を増やしていきたい。
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自候生採用交付式
<兵庫>
受験者10名が全員合格の快挙
 兵庫地本(本部長・生田目徹1陸佐)姫路地域事務所(所長・後藤田浩示1陸尉)は、10月25日、県立飾磨工業高等学校において、同校から自衛官候補生採用試験に合格した生徒10名に対し自衛官候補生採用予定通知書の交付式を実施した。
 採用予定者たちは、昨年のインターンシップをきっかけとして、自衛官を職業として意識し、本年の各種イベントや説明会を通じ志願意志を固め、受験して合格に至ったものである。
 担当広報官の熱意ある助言と励ましのもと、同校からの受験者10名全員が合格したことは快挙であり、またその多くは自衛隊を専願しており、本交付式によって入隊意欲はいっそう高まった様子であった。
 本交付式には副校長、担任教諭及び進路指導者が立ち会うとともに、昨年同校から一般曹候補生として入隊し、現在は第3特科隊第1中隊で砲手として活躍する大西弾1陸士が駆け付け、人生の門出を控える後輩たちにエールを送った。
 進路指導者からは、入隊予定者の決意を新たにするとともに仲間意識を芽生えさせる機会となり、入隊後の活躍が今から楽しみだと感謝の言葉があった。
 兵庫地本は、「引き続き、学校との良好な関係構築に努めるとともに、志願者、合格者及び入隊者との信頼関係を大切にし、全力でサポートしていく」としている。

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