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自衛隊ニュース   1001号 (2019年4月15日発行)
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防衛省・自衛隊 地方協力本部
全国各地で入隊・入校予定者を激励

新潟

 新潟地本(本部長・小薗井明裕1陸佐)は2月23日から3月9日までの間、新潟県内の7会場で各地区自衛隊家族会が主催する「平成30年度入隊入校激励会」を支援した。
 これは、この春、入隊入校を予定している者を対象に各地区自衛隊家族会が主催する激励行事で、今春、新潟県内からは約240名の若者が入隊入校を予定している。
 各会場とも激励会に参加した学生らは皆、少し緊張した様子であったが、春からそれぞれの新しい生活に向け、やる気に満ち溢れた表情が窺えていた。
 今後、予定者らは3月25日航空自衛隊一般曹候補生(男‥熊谷)(女‥防府南)の着隊を皮切りに、それぞれ陸・海・空の各部隊へ入隊入校していく。
 新潟地本では、予定者全員が安心して着隊できるよう入隊入校業務に万全を期すとともに最大限のサポートを実施していくとしている。


鳥取

 鳥取地本(本部長・青木秀敏1陸佐)米子地域事務所(所長・橋本薫2陸尉)は、3月3日米子商工会議所で実施された、「平成30年度西部地区入隊・入校予定者激励会」を支援し、来賓らと共に今春入隊入校する鳥取県西部地区の若者33名の門出を祝った。
 激励会では防衛大臣、県知事より激励のビデオレター紹介や衆議院議員・赤沢亮正氏から「自分を愛し、誇りをもって一人前の自衛官になってください」、米子市長の伊木隆司氏から「各地の地域行事に積極的に参加し充実した勤務を送ってください」などの祝辞が贈られた。これを受け、不安を一掃するがごとく、入隊・入校予定者を代表して、防衛大学校へ入校予定の川本達也さんが「人間性の涵養を図り、不屈の精神力をもって乗り越え成長します」と、力強く決意表明した。
 また、米子駐屯地ラッパ隊による「日課号音」など吹鳴や米子駐屯地や美保基地より駆け付けた先輩隊員からの激励の言葉に入隊・入校予定者は、これから始まる自衛隊生活に胸を高鳴らせていた。
 米子地域事務所は今後も、予定者やその家族のサポートを充実させ、万全の態勢で入隊入校式に臨めるように努めていく。


鹿児島
 鹿児島地本(本部長・高岩俊弘1海佐)鹿児島募集案内所(所長・迫口真也2陸尉)は、3月10日、鹿児島市内で開かれた、平成30年度鹿児島市自衛隊入隊・入校予定者壮行激励会(鹿児島市自衛隊家族会主催)を支援し、入隊・入校予定者の晴れの門出を祝った。
 本壮行激励会には、この春に鹿児島市から入隊・入校する65名をはじめ、家族、来賓らが出席し、総勢約200名が参加した。主催の鹿児島市自衛隊家族会長、鹿児島市長代理及び自衛隊鹿児島地方協力本部長等から「国防という崇高な任務に就くことを職業に選んだことに関して敬意を表します」「昨今の自衛隊の存在の意義や重要性について」「国民の負託に応えられるような立派な自衛官になって下さい」など祝辞と激励の言葉があった。
 これに対し、入隊・入校予定者代表は、「初志貫徹、途中でくじけることなく、郷土鹿児島の誇りを胸に1日も早く立派な自衛官になります」と力強い決意の言葉を述べた。
 また、海上自衛隊「若鷲太鼓」の勇壮な演奏により、更に入隊意欲及び士気の高揚を図ることができた。
 引き続き、鹿児島募集案内所は、「入隊意欲の高い生徒の獲得に取り組み、より多くの適質入隊者を輩出できるよう募集活動に尽力していく」としている。

帯広
 帯広地本(本部長・弓場信行1陸佐)は、3月3日、中標津経済センターで開催された「平成30年度自衛隊入隊予定者激励会」を支援した。
 本激励会は、道東自衛隊家族会中標津地方支部(支部長・相澤進司氏)の主催により、中標津町、別海町、標津町及び羅臼町の4町合同で実施され、この春入隊(校)予定者11名と家族、来賓等を招き晴れの門出を祝った。
 はじめに、入隊(校)予定者は家族、来賓等の拍手で会場へ入場し、主催者代表である相澤進司道東自衛隊家族会中標津地方支部長の挨拶、弓場信行帯広地本部長の激励の言葉のほか、多くの来賓の激励の言葉が贈られるとともに、中標津町出身の先輩隊員である藤本大貴1陸士が激励のエールを入隊(校)予定者へ送った。
 また、入隊(校)予定者の謝辞では、陸上自衛隊一般曹候補生で入隊予定の岸本瑛作君(別海高等学校)が代表し、家族及び来賓へ謝辞を述べ、入隊(校)予定者は期待を胸に激励会は終了した。
 帯広地本は、これから3月中旬まで実施される各入隊(校)予定者激励会を支援し、入隊(校)予定者及び家族等に対するフォローに万全を期していく。

青森
 青森地本(本部長・田中佳行1海佐)は、2月7日〜2月22日の間、県内6地区でそれぞれ開催された「平成30年度自衛隊入隊予定者激励会」を支援した。
 東青地区では自衛隊家族会東青地区協議会、三八地区では八戸地区自衛隊協力会が、その他の4地区では募集事務連絡協議会が主催して行われた。激励会では、各市町村長及び来賓の祝辞等をはじめ、部隊代表者から歓迎の言葉が送られるとともに、激励ビデオメッセージも上映された。激励ビデオメッセージでは、岩屋防衛大臣、三村県知事をはじめ、青森県のプロバスケットボールチーム青森ワッツ、サッカーチームのヴァンラーレ八戸、ラインメール青森がそれぞれ熱いエールを送った。
 また、陸自第9音楽隊、海自大湊音楽隊、空自北部航空音楽隊による勇壮華麗な激励演奏や熱気溢れる八戸陣太鼓演奏が行われ門出を祝った。
 中弘南黒地区では第39普通科連隊本部管理中隊の工藤陸1陸士が「今後自衛官になるにあたり、辛いことや苦しいこともあると思います。しかし大丈夫です!仲間がいることを忘れずに日々訓練に励んでいってください」と歓迎の言葉を贈った。入隊予定者代表の齋藤涼太君(黒石商業高校3年)は「私達は、これから自衛官になる為の第1歩を踏み出そうとしています。国を守るという使命を果たせるよう、自分の行動に責任を持ち社会に貢献できるよう日々研さんを積んでいきます。皆様の激励の言葉を胸に、仲間と共にその困難に立ち向かい、1日も早く一人前の自衛官となれるよう精一杯努力します」と力強く入隊への決意を述べた。
 青森地本は、入隊予定者が元気に着隊することを願い、それまでの間引き続き不安の払拭や疑問の解消に努めていきたい。

神奈川

 神奈川地本(本部長・兼本貢祐1海佐)小田原地域事務所(所長・信國2陸尉)は、3月9日おだわら市民交流センターUMECOにおいて開催された「平成30年度小田原地区入隊・入校予定者激励会」を支援した。
 この激励会は、小田原地区自衛官募集相談員会、小田原地区家族会、神奈川県隊友会西湘支部、西湘地区自衛隊協力会連絡協議会の4団体が主催するものである。
 今回の激励会には、19名の入隊・入校予定者、その家族26名、関係者含めて93名の参加により盛大に開催された。
 2市6町の各首長等(山北町長、大井町長、中井町長、箱根町長、小田原市副市長、南足柄市副市長、開成町長代理、湯河原町長代理)も出席し、首長を代表して山北町長・湯川裕司氏から「この度はご入隊・ご入校おめでとうございます。皆様のご活躍を期待しております」等の激励の言葉をはじめ、関係者から沢山の激励を受けた。
 入隊・入校予定者は、入隊・入校予定種目(防衛大学校・航空学生・一般曹候補生・自衛官候補生等)を紹介されると「訓練は、厳しいかもしれませんが挫けず頑張ります」「立派な自衛官になれるように頑張ります」等とひとりひとり、決意の言葉を述べ、最後に入隊・入校予定者を代表し防衛大学校入校予定者の二宮健斗さん(小田原市出身)が、激励会開催に対する感謝と力強い決意の言葉を述べて謝辞を終えた。
 続いて、第1高射特科大隊から3名(藤田2陸曹、小田島3陸曹、志田陸士長)の支援を受け、ラッパ吹奏により会場を盛り上げるとともに、平成29年度に小田原地区から入隊した滝口恵南1海士(海洋観測艦「しょうなん」所属)及び古畝勇気1海士(掃海艇「ちちじま」所属)の2名から入校・入隊予定者に対し、「入隊後、厳しい訓練で挫けそうになる時もあるかもしれないが、そんな時は、同期や先輩が支えてくれるので心配する必要はありません」「体力に自信が無くても、心配ありません」等の激励や自分の経験を基にしたアドバイスが送られた。
 また、滝口1海士は司会進行役を務め、出席した家族や協力団体代表から、「入隊1年で、こんなに立派になるのですね」と称賛を受けた。
 小田原地域事務所は、「今後も、各部隊と連携し、地域に密着した募集活動を実施するとともに、各協力団体、各自治体との連携を図りながら防衛省・自衛隊の活動に対する理解と関心を高めていく」としている。

※役職等は、実施当時のものです。


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