防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   997号 (2019年2月15日発行)
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決意新たに 部隊新成人行事
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信太山
 信太山駐屯地(司令・伊藤優一郎1陸佐)は1月11日、同駐屯地で勤務する新生人64名に対し、駐屯地成人式を挙行した。
 式には大阪府和泉市長をはじめ多くの来賓及び隊員家族が参列し、厳粛な雰囲気のなか規律正しく行われた。式のなかの執行者の式辞において、責任と感謝について話があり、新成人も強い眼差しで聞いていた。式終了後には会食も行われ、限られた時間ではあるが、和やかに過ごしていた。
 また、今年度は式に先立ち、駐屯地司令から新成人に対し特別に決意表明の場が設けられ、新成人の希望者10名による決意表明を駐屯地の隊員、そして新成人の家族が見守るなか、胆力テストと同時に行われた。新成人の希望者10名は、それぞれの決意をロープの上から叫び、彼らの成人としての新たな出発が思い出に残る1日となった。
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伊丹
 伊丹駐屯地(司令・蛭川利幸陸将補)は1月16日、駐屯地厚生センターにおいて、伊丹市副市長、家族会等周辺協力会会長及び各部隊長等の多数の来賓の臨席を得て、駐屯地成人行事を行い、新成人67名の成人としての門出を祝った。
 蛭川司令は式辞の中で、「成人となり、今一度果たすべき責任に関し心で感じ、腹をくくって覚悟してもらいたい」と成人としての心構えを要望した。
 また、参加した新成人の代表9名が新成人としての「覚悟」を発表した後、新成人代表の答辞として、中部方面通信群・丹野3陸曹が、「成人とともに与えられた権利と責任を十分に自覚し、それにふさわしい行動を取る」と力強く決意を述べた。
 成人式終了後、厚生センター前で新成人と、司令をはじめ各部隊長及び来賓と記念撮影を実施し、その後祝賀会食、大縄跳びを実施した。
 大縄跳びでは、参加した新成人は3個チームに分かれ、成人にちなみ20回を目標に、1歳、2歳、3歳と太鼓打音に合わせ、来賓、部隊長及び各部隊の応援者が回数を呼称し、新成人は力を合わせ団結し、全チームが目標の20回を達成して歓喜の中、和やかな雰囲気において成人行事を終了した。
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姫路
 1月11日、姫路駐屯地(第3特科隊長兼駐屯地司令・堀川佳紀1陸佐)において、平成31年姫路駐屯地成人式を執り行い、同駐屯地から新たに新成人となった36名の隊員が出席した。
 式典で堀川司令は、新成人に対して、ご両親に対し感謝の言葉をしっかり伝えるとともに、「自分が何をすべきか理解して、しっかり判断する」「具体的な目標を持ち、諦めずに最後まで努力する」の2点を要望し、自衛官として社会人として置かれている立場を理解し、国民の負託に応えてもらいたいと激励した。
 続いて新成人を代表して、稲葉豊3陸曹が、「社会人として与えられた義務を全うし、『常在戦場』の気持ちで任務完遂のため努力します」と力強い決意を述べた。
 20歳という節目を迎え、様々な人からの愛情に支えられて現在まで生きていることを感謝し、社会人として、自衛官としての使命を胸に誓った36名の若者達が新成人としての新たなスタートを切った。
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小倉
 小倉駐屯地(司令・杉村繁実1陸佐)は、1月16日、平成30年度成人祝賀行事を執り行った。
 祝賀式は、64名の新成人隊員、駐屯地各部隊長及び先輩隊員等が参列する中、小倉南区長をはじめ、官公庁の長、協力諸団体会長等が臨席して粛々と行われた。
 駐屯地司令は、「厳しい安全保障を巡る環境の中、自覚と責任を胸に刻んで任務に臨んでほしい」と式辞し、続いて、小倉南区長・中本成美氏からは、「厳しい任務が続く中、日本の安全・安心のため頑張って下さい」と祝辞が送られ、新成人隊員の門出を激励した。
 新成人を代表して、重迫撃砲中隊・源嶋泰崇陸士長が、「平成最後の成人として、また自衛官として、時代の変化に竹のように柔軟に対応できるよう、日々、精進していきます」と決意の言葉を述べた。
 祝賀式終了後、駐屯地隊員食堂において行われた祝賀会食では、小倉駐屯地太鼓部「小倉ひびき太鼓」による激励太鼓や、昨年度の成人者代表の第4中隊・火山友介陸士長が、新成人者に対する激励の言葉を送る等、新成人隊員をかこみ、終始和やかに記念となる一日を祝った。
 成人を迎えた64名の更なる飛躍を期待する。
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別府
 別府駐屯地は(司令・山田憲和1陸佐)1月10日、平成最後となる別府駐屯地成人行事を実施した。本行事の目的は、新成人者を祝福・激励するとともに、社会人並びに自衛官としての自覚を新たにさせる為に毎年行われている。1998年長野冬季五輪が行われた年に産声を上げた66名は晴れて大人の仲間入りをはたした。
 体育館で実施された成人の主張では各人が思いの丈を叫び見守った先輩隊員達を沸かす場面もあった。続いて実施されたタイムカプセルの埋設では、「二十歳の誓い」と「20年後の自分へのメッセージ」というテーマで、各人が書き綴った思いを埋設した。また、今年も別府大学文学部教授の佐藤敬子氏を迎えて、「乗り越える力を心に育てる」という題目のもと記念講話が行われ隊員一人一人に質問しながらこれからの新成人としての心構えを説いた。最後に実施された祝賀会食で、山田司令は「苦しい時にもうひと踏ん張り」「当たり前の事を当たり前にやる」「別府を楽しんでもらいたい」の3点を要望し隊員達は、真剣な眼差しで耳をかたむけた。新成人を代表して挨拶した第4中隊・大里勇登陸士長は、「今まで支えてくれた多くの方々に感謝の気持ちを忘れず成人としての自覚を心に刻んで、これからの人生を歩んで行きます」と述べた。
 新成人となり新たな決意を胸にこれからの社会、自衛隊を担っていく若者達の活躍に期待したい。

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