防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   976号 (2018年4月1日発行)
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対戦車中隊廃止行事
<43普連>
 第43普通科連隊(連隊長・廣田耕士朗1陸佐=都城)は3月17日、都城駐屯地において対戦車中隊廃止行事を実施した。平成29年度の体制移行に伴い、対戦車中隊の廃止行事を実施して体制移行に対する隊員の意識及び士気の高揚を図るとともに、部外者の理解を獲得することを狙いに、本行事には、来賓に、防衛協会都城支部長池田宜永様・都城市議会議員・防衛議員連盟・協力諸団体及び対戦車中隊歴代中隊長・対戦車中隊歴代隊付等、多数参列した。中隊旗返還式では、中隊創設以来、歴史と伝統を継承してきた所属隊員たちは、これまで中隊としての任務完遂・達成感・愛着・愛情が込み上げる中、凛とした姿勢で本式に臨んでいた。
 記念会食においては、和やかな雰囲気の中で笑顔を交えながら思い出話に華を咲かせ、有意義な時間を過ごした。記念会食後は、郷土資料館に移動し、記念植樹を行った。
 植樹式では、連隊長、対戦車中隊長の東原3陸佐、対戦車中隊初代中隊長の田村一昭氏、初代隊付の福島民夫氏の4名が、土入れを行い苗木と隊員たちの今後の成長を願って、本行事を終了した。
 対戦車中隊として長い歴史に幕を閉じたが、隊員たちは、これまで培ってきた対戦車中隊魂と誇りを胸に秘め、更なる進化を図りながら、配置される中隊に貢献して行く。

女性初の護衛隊司令
東1海佐が第1護衛隊司令に着任
 3月6日、第1護衛隊新司令に東良子1海佐が着任した。現在4人の女性艦長はいるものの、護衛隊司令に女性が着任するのは初めてのこと。ジャパンマリンユナイテッド株式会社横浜事業所磯子工場で点検補修中の同隊所属護衛艦「いずも」の格納庫内で行われた着任式で、東新司令は艦長の甲斐義博1海佐以下乗員を前に「ただ今から第1護衛隊の指揮を執る」と宣言した。
 東新司令は着任式後、護衛艦「いずも」の前で記者会見を行い、「重い職責を担い、身の引き締まる思い。どのような任務を与えられても遂行できるようにしたい」と抱負を述べた。また、女性初の護衛隊司令としてのプレッシャーについては、「不安がまったくない訳ではないが、自分自身のチャレンジとして困難を克服していく」とし、今後の自衛隊における女性活躍については、「女性自衛官の人数も着々と増加しており、今後様々な配置でますます女性自衛官が活躍してくれることを期待している」とコメントした。
 世の中の人のためになりたいとの思いで防大へ入校し「自衛隊は男性中心の社会であるものの、ここでは階級が全てで、年齢性別関係なく働ける事はとても幸せである」「艦の運営は各艦長に任せ、より大きな視点から第1護衛隊をしきしていきたい」と述べる新司令。昨今女性自衛官や事務官の活躍が目覚しい。
 東1海佐は、平成8年防大卒業(40期・女性1期生)、平成25年練習艦「せとゆき」艦長、26年度遠洋練習航海参加、30年現職。前職は海幕人事計画課。

入隊・入校予定者激励会を支援
<佐賀地本>
 佐賀地方協力本部(本部長・大塚陽一1陸佐)は、3月21日、佐賀市において実施された平成29年度佐賀県自衛隊入隊・入校予定者激励会(佐賀県自衛隊家族会(牛島英典会長)主催)を支援した。
 本激励会には、佐賀県からの入隊・入校予定者138名のうち120名、家族172名及び来賓等あわせて約450名が出席して、門出を祝した。
 激励会では、牛島家族会会長が主催者を代表して、「自衛隊員と家族の間を親心を持って繋いで参ります」と家族会による全面的な支援を約束した。
 続いて、大塚本部長は、「君達を信頼している。そして、輝けると信じている。護るべき人たちのために踏ん張ってこい」と力強く激励した。
 引き続き、来賓の岩田衆議院議員から、「国民の安心・安全を護る自衛隊は、多くの国民から信頼されており、最初は厳しいと感じるかもしれませんが、素晴らしい道であるので、頑張って頂きたい」と自衛隊への感謝と入隊・入校予定者への激励の言葉が贈られた。
 また、防衛大臣からの激励メッセージの放映とあわせ、佐賀県選出国会議員及び西部方面総監・佐世保地方総監・西部航空方面隊司令官からのお祝いメッセージを披露するとともに、これを激励メッセージ集にして手渡した。
 更に佐賀県出身の若い先輩隊員3名による体験談を交えた激励により、入隊・入校予定者に熱いエールを送った。
 これに対し、入隊・入校予定者を代表して、航空自衛隊幹部候補生学校に一般幹部候補生飛行要員として入校予定の関竜之介さん(佐賀大学卒)が、「今日の日を忘れず、立派な自衛官になります」と力強く決意の言葉を述べた。
 祝賀会食では、来賓の今村衆議院議員、大坪佐賀県防衛協会会長から、「厳しいことがあるかも知れませんが、他にはない貴重な経験ができる」、「若い頃の苦労は、将来にとって大事なことであり、誇りを持って国民のために頑張って頂きたい」との心温まる祝辞が贈られ、参加者一同、和やかな雰囲気の中で会食を行い、絆を深めることができた。
 引き続き、陸上自衛隊目達原駐屯地からの支援を受けた、らっぱ手の吹奏にあわせて、「自衛官の一日」をスライドで紹介し、入隊・入校予定者及び家族に、訓練・隊内での生活イメージへの理解を深めてもらった。
 そして、本部長による入隊・入校への激励として、「日本に学ぶ10のこと」、「時代の責任」(防人としての誇り・責任)を紹介し、自衛官として、防人としての思いを伝えた。
 最後に三根佐賀県隊友会会長の万歳三唱により、入隊・入校を祝う祝賀会食を終了した。
 祝賀会食終了後、昨年度からの取組みとして、入隊・入校予定者とその家族に、入隊・入校先毎に集合して頂き、引率担当広報官を含め、相互に顔合わせし、佐賀県人としての融和団結を図った。
 入隊・入校予定者からは、「自衛官としての自覚と誇りを持って頑張りたいと思います」、「県内出身の同期である仲間ができ、心強いです」、家族からは、「親元を離れて生活するということで、不安を感じていたのですが、本日の激励会に参加して安心しました」、「自衛隊は素晴らしいところだと感じました」、「皆さんの期待に応えられるように努力してほしいと思います」との感想が聞かれた。
 佐賀地本は、今後も入隊・入校予定者のサポートに努めるとともに、協力団体との連携を密にして各種支援を行っていきたいとしている。

自衛隊 LIFE HACK CHANNEL
<幕僚人事教育部 募集・援護課>
春編公開中
 陸上幕僚監部人事教育部募集・援護課は、3月14日からホームページ「LIFEHACKチャンネル」に「自衛隊LIFE HACK CHANNEL【春編】」を公開した。
 当動画は、自衛隊に伝わるいざというときに知っておくと役立つ知識やノウハウの数々をわかりやすく紹介するもので、好評を博した【夏編】【秋編】【冬編】に続く第4弾は、春のレジャーや新生活に役立つ12のライフハックを紹介。
 そのうちのひとつ「けが人の運び方」では1人または2人での運び方を隊員自らが実践し、「両手搬送」「背負い搬送」「消防士搬送」を披露。覚えておけばいざという時に慌てずに対処できそうだ。その他にも、遭難した際に役立つ「上空から見つけてもらう方法」や、「電気ケーブルが断線したとき」、「サメに遭遇したら」等のレジャー先での危険から身を守る方法を紹介。また、「初期消火の基礎知識」、「自衛隊式パッキング方法」、「崩れにくい段ボールの積み方」、「ブーツをピカピカにする方法」といった新生活や普段の生活で知っておくと少し得をするノウハウを紹介している。
 2017年度の自衛官募集広報活動の一環として制作した当シリーズは、今回の第4弾【春編】で終了し、全48のライフハックを公開した。動画が多くの人の目にとまることで、自衛官に関心を持ってもらい応募者の拡大に繋がることが期待される。

平成29年度統合後方補給業務会議
目指すべき後方補給態勢構築のために
 統幕首席後方補給官(首席後方補給官・近藤奈津枝海将補)は、3月1日、市ヶ谷において平成29年度統合後方補給業務会議を開催した。会議には、各幕及び全国主要部隊の後方補給関係者約100名が参加した。
 会議の開催に先立ち、統幕首席後方補給官と各幕装備計画部長は、30年度は、真に戦える後方補給態勢を構築するための変革点となる年度であるとの認識のもと、毎週定例で行っている4幕装備計画部長等懇談において議論を重ね、「継戦能力の確保」及び「輸送力の確保」をキーワードとして、将来目指すべき後方補給態勢について検討を推進することを確認した。
 統合後方補給業務会議においては、「目指すべき後方補給態勢を具現化するための具体的方策」及び「現状の問題認識に基づく今後の方向性」に関する発表を通じ、活発な意見交換と白熱した議論が行われた。また、各自衛隊後方関係者が「この変革点となる年度に主要配置で後方補給を担うことの意義」を強く意識し、限られた予算を有効活用するために、今までにない柔軟かつ大胆な発想をもって、全体最適化を追求した各種施策を推進していく必要性について認識を共有した。また、3月2日は、海自横須賀基地において部隊研修を行い、各自衛隊の相互理解の深化及び連携の強化を図った。
 統合後方補給業務会議は、平成18年度から開催されており、統幕首席後方補給官は、今後も自衛隊の統合運用に資する後方補給に係る課題解決に向けた方向性を共有する場として運営していく。

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