私は平成22年7月に第83航空隊准曹士先任を最後に定年退官し、当初は再就職先として、知人の紹介で沖縄道路メンテナンスの社員として勤務し、内閣府沖縄総合事務局の運転手をしていました。その勤務時には沖縄担当大臣が来沖時に、SPと共に車列に参加したり貴重な体験をしました。
　現在は自衛隊援護協会福岡支部から道路施設監視員のお話をいただき、株式会社トミレディオに入社し、那覇うみそらトンネルの管制室で勤務しております。
　本業務は南部国道事務所(沖縄本島中南部地域における国道の管理を実施)の発注により、国道58号線那覇西道路(那覇うみそらトンネル)の交通安全、安心かつ円滑な通行を目的としてモニター監視、各種設備の運転監視および操作、事故などにおける警察、消防への通報、監督職員への報告ならびに南部国道事務所の閉庁時に、管内の国道における道路利用者、沿道住民、警察などからの道路災害、道路損傷、事故および苦情などに関する情報受理を24時間態勢2交代で行っています。
　勤務当初は受理内容や国道の地域により連絡先が異なるため、戸惑うこともありましたが、自衛隊で培った経験を糧に勤務しております。特に苦情の際は聞き手に徹し、通報者に不快な思いをさせないよう心掛けています。
　現勤務先は8名中6名が航空自衛官OBです。これは当社社長が退職自衛官の再就職に関して深く理解し自衛官を信頼していること、また就職援護活動に携わる援護担当者との厚い信頼関係によるものと思っています。再就職に際し、各種相談にのっていただいた南混団援護業務課の関係者の皆様に感謝申し上げます。ありがとうございました。
　最後に、間もなく定年を迎える皆さんに一言、日々体を動かし、健康管理に十分留意し、退官後の人生に向かって準備してください。

　皆さん。お元気ですか?朝夕はしのぎやすくなってきましたが、日中はまだまだ残暑が続いています。今年度もあと半年です。オリンピック東京大会もきまりましたね。日本全体に、大きな長期的ビジョンが提示され、明るい兆しが感じられるのではないでしょうか。個人で10年の計画は、なかなか立てられないものですが、これを機会に10年計画を立案してみるのも一考ですね。将来がばら色に輝いて見えるかもしれません。

　今回の表現は、知っているようで、本来の意味を知らないフレーズです。"Never Mind!"「もういいよ」です。Mindは、名詞では、「心、精神、知性、知力、心のあり方」などを意味します。今回のように動詞としては、「〜に注する、用心する、気を配る、しようとする、(特に否定的、疑問的に)気にする、迷惑がる、嫌がる」という意味があります。外国人との会話で、あまり親しい関係でないときに、良く聞かれますが、日本人は、「気にしなくていいですよ」と翻訳して都合のいいように解釈しますが、実際は、面倒くさそうに「もういいよ」と言っている場合が良くあります。この時点でコミュニケーションが取れていないことになるのですから、その後、会話がはずむことは無理なんですね。そのときには思い切って話題をかえるとか、簡単な話をするとかの気持ちの切り替えが必要です。もうひとつの考えは、そういうときこそ、思いきって食いついてみるというチャレンジも、英会話の向上には効果があります。分からないことをそのままにしないという積極的な考えは成長のモトです。

　そろそろ、学校も2学期、後期にはいり、街にも活気がもどってきます。涼しくなるとすぐ色々な試験が開催されます。年度初めに資格試験などに挑戦する計画を立てたかたは、本腰を入れて試験勉強ですね。夏の疲れが出てくる頃でもあります。夏ばては、脳の疲労が原因という研究結果もあるそうです。体調とともに、脳もすっきりと、楽しく陽気な心で、ストレスを溜め込まない健康な日々をお過ごしください。それではみなさん。See ya!