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自衛隊ニュース   2013年3月15日号
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治安維持を想定し警察と共同訓練

第41普通科連隊
 第41普通科連隊(連隊長・岡本良貴1陸佐=別府)は、2月15日、十文字原演習場において、大分県警察との共同訓練を第1中隊長・田吹和之1陸尉以下51名と車両8両をもって実施した。大分県警からは管区機動隊と県警機動隊の56名と車両8両が参加した。
 この訓練は、治安出動下令後の自衛隊と大分県警との共同による武装工作員の対処・連携要領について認識の統一及び練度向上を図るもので、大分県内で初めての共同訓練だった。
 訓練は、大分県内に武装工作員が侵入し、治安出動した第41普通科連隊が、大分県警と共同対処する想定で実施され、県警の先導により、第1中隊、第1小隊を重要防護施設に緊急部隊移動させる状況から開始した(写真)。県警は検問、自衛隊は重要防護施設の防護をそれぞれの任務とし、武装工作員の対処及び自衛隊が逮捕した工作員の県警への引渡しなどを演練した。また、連隊本部と県警警備部による共同調整所を開設し、情報の共有、任務分担などの連携要領についても演練した。
 今回の訓練を通じ、参加した隊員一人ひとり、また、現場部隊同士が相互の連携の重要性を改めて認識するとともに、引き続き、相互の練度向上のため、軽易かつ継続的に共同訓練を実施していく事を確認し、訓練を終了した。

第40普通科連隊
 第40普通科連隊(連隊長・五十嵐淳1陸佐=小倉駐屯地)は、2月12日、曽根訓練場で「福岡県警との共同訓練」を実施した。
 曽根訓練場を利用した警察との共同訓練は今回が初めてであり、自衛隊と警察の共同対処能力を向上させることを目的に行なった。
 同訓練は、検問、負傷者救護、不審者対応要領を共同で実施し、警察との相互協力により、対処能力の向上が図られた。


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