防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2013年3月1日号
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安心して任務に専念できる態勢を確立へ
勝田駐が「子供を預かる」訓練

 勝田駐屯地(司令・赤松雅文陸将補)は2月9日、「子供の面倒をみる施設」の開設と運営の訓練を行った。
 「子供の面倒をみる施設」は、大規模震災などの緊急登庁時、子供の預け先がない隊員が子供と一緒に登庁し、駐屯地として一時的に隊員の子供を預かる施策のためのもの。13家族21名の子供がこの施策に登録をしている。
 今回の訓練は、部隊の災害等対処能力の向上を図るために、実際に施設を開設して隊員の子供を預かり「災害派遣などの緊急登庁時に隊員が安心して子供を預け任務遂行でき、また預かる隊員が安全に勤務できる態勢」を確立させることが狙い。
 開設訓練では床、壁にクッション製のマットを設置、テーブルの角には安全ガードなどを取り付けケガの防止を徹底した。また出入り口には子供の飛び出し防止のためスマートゲートを取り付けた。加湿器やアルコール除菌など子供の健康面にも留意した。
 運営訓練には子供13名が参加。受付で駐屯地医務室の看護師が子供の健康状態、アレルギーがないか、などを確認。洋服の前、後ろに名札を貼り一目で分かる工夫がされた。
 担当した厚生班長の高橋賢治3陸尉は「隊員が安心して任務に専念できる態勢を確立したい」と語った。


統合強化の一助に
健軍駐屯地が海・空自の給食文化を取り入れ

 健軍駐屯地(司令・保松秀次郎陸将補)は、従来から隊員食堂のメニューの中に海上自衛隊の食文化を取り入れ、毎週金曜日の昼食に各種カレーを提供しているが、この度、新たに航空自衛隊の給食文化といえる毎月の「誕生日メニュー」を取り入れることとした。
 この試みは同駐が統合「メジャーコマンド」の1つである西部方面総監部が所在する駐屯地であることから、陸上自衛隊の駐屯地でありながら海自、空自の給食文化も取り入れて融合を図ろうとするもの。これによって「健軍駐屯地に、ふさわしい」給食の魅力化を促進するとともに、陸海空統合マインド強化の一助となることを願っている。
 第1回目の1月24日の昼食では、若年隊員に人気の高い「チキン南蛮」に加えて「ショートケーキ」が振る舞われ、人気を博した。


太宰府天満宮梅の使者来隊
北千歳駐屯地

 北千歳駐屯地(司令・阿部知己陸将補)に大宰府天満宮から「梅の親善使節」が1月24日、来訪した。
 「梅の親善使節」はJAL千歳—福岡便の就航を記念して昭和54年から始まり、今年で34回目を迎えた。使節団は天満宮の神職2名、巫女2名、JAL苫小牧・千歳空港両支店を合わせた総勢8名。かわいらしい花を咲かせた「乙女」と名づけられた紅梅と「思いのまま」と名付けられた紅・白梅の2鉢が阿部司令に贈られ、お礼に今年で28回目となる北千歳駐屯地自慢の隊員手作り「干支の羽子板」を手渡した。
 懇談の中で阿部司令は「昨年いただいた梅は毎日ドキドキしながら育てています。つぼみがつき始めているので咲く日を楽しみにしているところです」と話した。
 寄贈された梅は甘い香りを司令室いっぱいに漂わせ、駐屯地にひと足早い春の訪れを告げた。


隊員らの"悲鳴"に応える
出雲駐に飲酒提供部が新規オープン

 出雲駐屯地(司令・稲吉正孝2陸佐)で1月21日、飲酒提供部が新規オープンし、開店セレモニーを開催して隊員一同、盛大に祝った。
 昨年3月末に隊員クラブ(防衛弘済会出雲事業所)が撤退して以来、飲酒提供場所がない事態となった。隊員からはクラブ復活への"悲鳴に近い"要望が日々高まり、共済組合出雲支部(支部長=業務隊長・品川善邦2陸佐)は迅速に公募を開始。
 しかし、小規模駐屯地のため、なかなか応募者が現れず自主運営コーナー(自動販売機)も、やむなしと弱気に傾き始めた頃、地道な公募活動を継続したことが実り「女神」ともいえる応募者が現れた。約10ヵ月ぶりの飲酒提供部再開となり、大規模駐屯地にも劣らない充実した福利厚生環境が整うこととなった。
 開店当日から「待ってました」とばかりに連日、大勢の隊員で賑わい、一日の疲れを癒すオアシスとなっている。
 経営者の米田さんは「隊員の皆さまの癒しと活力源となる店を目指します。ぜひとも当店『よってこよっchan』にご来店ください」と話し、駐屯地の福利厚生の発展向上に尽力することを誓った。


松島かき祭りで自衛隊PR
多賀城22普連

 第22普通科連隊(連隊長・永田真一1陸佐=多賀城)の第4中隊(中隊長・小口重明1陸尉)は2月3日、東日本大震災で甚大な被害を受けた、日本三景で知られる松島町で行われた第35回「松島復興かき祭り」に協力した。22普連は昭和57年から、かき祭りに協力している。
 天気に恵まれ、全国各地から約5万2000人の人出となる賑わいをみせた。
 4中隊の野外炊飯車を使用した「かき鍋試食コーナー」には約400メートルを超す行列ができた。約6000食にも及ぶ調理を整斉と実施し、自衛隊の炊事能力の高さを広くPRした。
 また、会場には東日本大震災派遣活動、近況の訓練や行事などの写真パネル展示コーナー、軽装甲機動車、パジェロなどの装備品展示コーナーを設けて自衛隊の活動を紹介。子供からお年寄りまで幅広い年齢層の来場者に対し、自衛隊の行動への理解と親近感を深めてもらうことができ大成功を収めて無事終了した。


「諸官の練成の成果を確認」
片岡空幕長
10年ぶり航空自衛隊武道大会が開催

 「航空自衛隊武道大会」が2月12日から15日までの間、防府南基地で開催された。北は北海道から南は沖縄まで、すべての航空自衛隊の部隊のうち、各方面隊などの大会を勝ち上がった部隊代表のチームや隊員が、部隊の名誉をかけて参加、各種目の団体戦や個人戦で航空自衛隊の「ナンバー1」の座を賭けて戦った。
 平成14年度大会以来10年ぶりの開催となった今回は銃剣道(団体)、剣道(団体、女子個人)、柔道(個人戦のみ)に、自衛隊拳法(団体)が加わった。4種目での空自武道大会の開催は初めて。出場選手327名、団体戦出場22チームが熱戦を繰り広げた。
 大会会長の<INLINE NAME="" COPY=OFF>岡晴彦空幕長は閉会式の訓示の中で「礼に始まり礼に終わるという武道の基本が随所に表れ、諸官の練成の成果を確認することができた」とし、「『心』の鍛錬を図ることが大切で、自衛官の資質の醸成に大いに寄与するものであり、航空自衛隊の良き伝統として継承し、更なる武道の興隆を祈念する。『今、戦えるか』ということを常に念頭に置き、健全かつ強靭な心身の鍛錬に努め、部隊の精強化のために活躍してくれることを期待する」と述べた。
 大会成績は次の通り。
〈銃剣道〉
▽優勝=航空教育隊▽2位=西部航空警戒管制団▽3位=中部航空警戒管制団
〈自衛隊拳法〉
▽優勝=中部航空方面隊▽2位=南西航空混成団▽3位=航空支援集団
〈剣道・団体〉
▽優勝=西部航空警戒管制団▽2位=第3補給処▽3位=第3術科学校
〈剣道・女子個人〉
▽優勝=森川阿佐子(航空保安管制群)▽2位=井上遼(航空教育隊)▽3位=高橋みなみ(第4航空団)
〈柔道・軽量級・73kg以下〉
▽優勝=原嶋京介(第3航空団)▽2位=片山英一(第2補給処)▽3位=平井大貴(第5航空団)
〈柔道・重量級・73kg以上〉
▽優勝=後藤邦彦(第1補給処)▽2位=宮崎康弘(第1補給処)▽3位=綾部秀巳(第5高射群)


少年たちが白熱の勝負
対馬駐司令杯剣道大会

 対馬駐屯地(司令・仲川剛1陸佐)は2月10日、駐屯地司令杯少年剣道大会を行った。青少年の育成と、地域住民との触合いが目的で、今回で23回目。
 年々参加者が増加し、今年は対馬全島から小中学校を含む22個団体130名の剣士たちが集まった。
 試合は午前中に個人戦、午後からは団体戦が行われ、剣士たちは日頃の練習の成果を精一杯発揮して、白熱した真剣勝負を繰り広げた。


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