1月14日、氷海に停泊中の砕氷艦「しらせ」(艦長・松田弘毅1海佐)において、乗員の新成人2名が艦上で「しらせ」乗員と南極観測隊員から祝福を受けた。共に機関科に所属する両名は同期であり、日本を遠く離れた地での"2人だけの成人式"に、感慨もひとしおの様子だった。「一生に一度の成人の日を同期2人、南極で迎えられた事をとても嬉しく思います」(高橋隼人海士長=ディーゼル員)、「南極で同期と成人の日を迎えられた事をとても嬉しく思います。一生の思い出となりました」(福士学海士長=電気員)。
今後について、高橋士長は「周囲からは成人として見られているという事を肝に命じて、今まで以上に頑張っていきたいです」と、意気込みも新た。福士士長は「心から『これで本当によかった』と、思うことができるような人生を歩んでいきたいです」と、若者らしい目標を掲げた。 |