群馬地本(本部長・壁村正照1陸佐)は12月6〜20日にかけて「群馬県自衛隊を励ます集い」(代表・牧野五十七氏)が毎年実施している、安全を祈願した上州ダルマを贈呈する激励訪問を支援した。
この激励訪問は、「群馬県自衛隊を励ます集い」が、昭和42年から毎年実施しており、今年で46回目となる。この行事は脇野清氏(発起人)が、航空自衛隊百里基地で深夜、豪雨の中スクランブル発進する戦闘機を目前にし、寸暇なく遂行される防衛任務に感動し、その安全を祈願してダルマを贈呈したのが始まり。今年は40ヵ所の主要な基地等に贈られた。
20日の市ヶ谷における贈呈では岩?茂統合幕僚長らが出迎え、牧野代表らと挨拶を交した。その後、安全ダルマが贈呈されると、にこやかに記念撮影と懇談が行われた。
この他にも、陸海空幕僚監部や主要部隊等を訪問し、安全と更なる活躍を祈願し贈呈が行われた。各幕僚長等は贈呈者の一人一人に感謝の意を表しながらダルマを受け取り、任務遂行と安全確保への決意を新たにしていた。
また、別の日には、陸上自衛隊朝霞駐屯地、航空自衛隊入間基地、海上自衛隊横須賀地区及び群馬県内所在の各部隊にも安全ダルマが贈呈された。
激励を終えた牧野代表は、「我々の贈ったダルマが少しでも自衛隊員皆様の安全と士気高揚に役立てば満足です」と感想を語っていた。
群馬地本は、「今後も『群馬県自衛隊を励ます集い』の活動を支援し、各部隊の任務遂行と安全確保に協力していきたい」としている。 |