防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   2010年1月1日号
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共済組合ニュース

福利厚生に貢献、12市部受賞
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 平成21年度防衛省共済組合本部長表彰式が12月11日、ホテルグランドヒル市ヶ谷で行われ、福利厚生事業で優秀な成果を挙げた支部に表彰状等が授与された。
 今年度は、全国236支部の中から選ばれた直轄1、陸自6、海自2、空自3の計12支部が表彰を受け、共済組合本部長の中江公人事務次官が支部代表者一人ひとりに賞状を授与した。中江本部長は挨拶の中で、「組合員の福利厚生は防衛省・自衛隊を支える重要な柱」とした上で、「支部長以下担当の皆さんが創意工夫を凝らして、地域の特性・実情をよく踏まえた施策を講じて組合員の福利厚生に大きな貢献をした」と受賞者の活動を評価した。また、表彰を受けた12支部を代表して、熊本支部長・上田幸夫陸将補が謝辞の言葉を述べるとともに、「今回の受賞を励みとし、組合員の多様化するニーズに的確に応えるために、気持ちを新たに益々共済組合業務の発展のために一層の努力をしていく」と誓った。
 受賞支部とその実績は次の通り。
〈直轄〉
 ▽本省支部=多くの部隊・機関が所在し、1万人以上の組合員を抱える支部として、直営食堂へのTFT制度の導入や学生寮の運営、無料法律相談会等の全国の支部で唯一となる事業を実施。福利厚生施設の国による公募実施に際して、他支部での先駆けとなって市ヶ谷地区の公募を実施し、スムーズな移行に貢献
〈陸上自衛隊〉
 ▽丘珠=平成19年度から20年度にかけて委託売店の魅力化のため、店舗の入れ替えや営業時間の延長、展示即売会実施。平成19年度から転入者や新婚家族等に対して共済事業説明会を実施▽郡山=支部独自施策として「宿舎キャラバン」や「家族モニター懇談会」実施。平成20年岩手・宮城内陸地震における災害派遣時に、国の施策と連携した緊急時待機施設「キッズルーム」の開設支援▽土浦=委託売店の営業時間臨時延長や休日臨時営業等。定期的な組合員アンケートの実施によりATM稼動時間延長、展示即売店実施等の組合員のニーズに添った運営▽松山=演習時における売店の休日臨時営業及び割引協定業者の新規開拓、業務説明会や定年退職者説明会等の各種説明会を実施。特定健康診査における被扶養者の受診促進のため、厚生ニュース発行や官舎地区への広報、個別訪問等を実施▽熊本=「庁内託児所」開設のために、防衛省共済組合の支部としては初めて委託業者の選定・契約業務の実施。被扶養者に対する特定健康診査受検の広報や退職予定者に対する退職関連共済業務全般説明等によるきめ細やかなサービスを実施▽別府=支部独自に「ウェルカム計画」を作成し、具体的な項目・目標を示すことにより確実な環境及び接客要領の改善。インフルエンザ予防接種の広報、健康管理及び早期受診・早期治療の周知
〈海上自衛隊〉
 ▽館山航空基地=護衛艦搭載ヘリコプターの中心部隊を抱える支部として、共済手続きに関する早めの情報提供や各係間の連携強化による手続きの簡素化。隊員食堂食卓上での「卓上厚生ニュース」等の広報により広く組合員へのアピールに尽力▽佐世保教育隊=多くの新入隊員の受け入れ部隊を有する支部として、新入隊員に対する教育的観点から貯蓄を推進。教育期間中の修行アルバム編集・販売等の工夫を凝らしたサービス実施
〈航空自衛隊〉
 ▽加茂=昼休み時において窓口及び売店の販売時間を変更する等サービス向上。アンケートを実施し、直営売店の販売品目に地元特産品を取り入れる等、組合員のニーズに添った施策を実施▽見島=山口県萩市から約45km離れた離島に位置する支部として、特異な環境にある組合員のため、「商品購入希望調査票」によりきめ細やかなサービスを提供かつ効率的な仕入れを実現。緊急時の宿泊先等の確保の観点から、隊外休養施設として新たに宿泊施設と追加提携し、組合員の利便性と生活の質的向上に貢献▽府中=航空総隊司令部等の横田基地移転に伴う横田支部(仮称)創設に関わる要求元として、事業要望への主体的かつ計画的取り組み。他機関等の部隊が多く所在し、様々な勤務態様、業種、年齢層の組合員を抱える支部として、委託売店における豊富な品揃え、貸出物品陳列棚の整備等組合員の要望を反映したサービスを実施


共済組合
キャラクターロゴマーク キャッチフレーズ
決まる!
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 防衛省共済組合キャラクターロゴマーク及びキャッチフレーズが決まり、その表彰式が12月11日、ホテルグランドヒル市ヶ谷で行われた。
 キャラクターロゴマークとキャッチフレーズは、共済組合事業の利用促進を目的に組合員及びその家族から募集したもので、キャラクターロゴマークは応募作品91点の中から陸上自衛隊船岡駐屯地業務隊に所属する大場光治さんの作品が選ばれた。大場さんは、「このキャラクターロゴマークは共に育つ共済組合をイメージした2頭のサイで『ボーちゃん』と『アイちゃん』はいつも二人で助け合い、その二人を包み込むような卵の形は組合員と家族を守る共済組合の姿勢を表現したもの」とイラストに込めた気持ちを説明した。
 また、キャッチフレーズは応募作品62点の中から海上幕僚監部に所属する成田光博さんのご家族成田省子さんが考案した「守るあなたを支えたい」が選ばれた。成田省子さんはこのキャッチフレーズについて、「主人に対する気持ちと、共済組合が組合員とその家族の生活をサポート(支える)する姿勢を表現した」と話している。
 防衛省共済組合本部長の中江公人事務次官は、「組合員とそのご家族から共済組合に対して親近感を持っていただくには最適のキャラクターロゴマークとキャッチフレーズが作成され嬉しく思います。今後、このキャラクターロゴマークとキャッチフレーズを共済組合事業の普及広報に積極的に活用し、組合員やそのご家族のご理解が深まるように努めてまいりたいと思います」と表彰式の挨拶で述べた。

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