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   2002年7月15日号

夢と感動をありがとう
決勝戦 陸自中央音楽隊が演奏支援 日本緒戦ではブルーも飛行

W杯決勝で対戦した両国国歌を中央音楽隊が演奏(写真はJリーグフォト提供)

(写真はJリーグフォト提供)
 歴史上初めてアジアでしかも日韓共同開催となった2002年ワールドカップサッカー大会は6月30日、横浜会場での決勝戦の結果、ブラジルの優勝で幕を閉じた。防衛庁・自衛隊はワールドカップ開催期間中、協定に基づき大会に協力。航空自衛隊のブルーインパルスは日本代表の緒戦にあたる6月4日、ベルギーとの試合が行われた埼玉スタジアム上空で展示飛行を披露。試合に臨む選手やサポーターに空から声援を送った。また6月30日に横浜国際競技場で行われた決勝戦では、陸上自衛隊中央音楽隊が対戦するドイツとブラジル両国国歌の演奏を担当。ワールドカップの決勝という中音はもちろん自衛隊としても初の大舞台で、天皇・皇后両陛下や小泉首相をはじめ各国首脳が観戦する中、国歌演奏の大役を果たした。

安全功労者内閣総理大臣表彰
陸自101飛行隊が受賞

黒田隊長に小泉首相が表彰状を授与
 平成14年度安全功労者総理大臣表彰が7月1日、首相官邸で行われ、陸自101飛行隊はじめ10団体、15個人が受賞した。今回受賞した陸自101飛行隊は、昭和47年以来、沖縄県及び鹿児島県下の広域に分散する離島において発生する緊急患者に備えて、昼夜を問わぬ常時救難体制を保持、現在までに6千人以上の緊急患者の空輸を実施し、多くの人命を救助するなど、離島住民の安全確保に多大の貢献をしてきた。

陸自初の制度 予備自衛官補300名に辞令書交付
第一期生誕生

予備自衛官補300名に辞令書交付
 陸上自衛隊は7月1日、全国の地方連絡部等で平成14年度予備自衛官補300名(一般235名、技能65名)に対し辞令書を交付、ここに予備自衛官補「第一期生」が誕生した。自衛官未経験者から広く募集された予備自衛官補はその職業も様々で今回の採用者では学生が最も多く、会社員、公務員、無職がこれに続く。各方面別の採用者は東方・中方が各120名、北方・西方が各20名ずつとなっている。採用者は今後、八月上旬から各方面ごとに始まる教育訓練に参加し、将来的には予備自衛官として採用される。

統合幕僚学校で41期卒業式
韓国から初の留学生も
 統幕学校第41期一般課程卒業式が6月27日、目黒基地大講堂で行われた。この課程の教育目的は、上級幹部指導官または上級幕僚としての職務を遂行するために必要な自衛隊の統合運用に関する広域な知識及び技能を総合的に修得させることで、教育期間は約10ヶ月学生数は陸海空各12名の計36名で、今期から初めての留学生として韓国の韓国の陸軍中佐が加わった。中谷正寛陸幕長が海外出張中の竹河内統幕議長の訓示を代読、「精強な自衛隊の核心たれ」「改革と創造に向け積極的に挑戦せよ」「統合推進への貢献」の3点を要望し式を終了した。

総合火力演習を一般公募
 陸上自衛隊は8月31日に東富士演習場で行われる「平成14年度・富士総合火力演習」の観覧一般公募を行っている。詳細は下記の陸上自衛隊HPへ。

T-2、再び蘇る
日本の将来担う園児にプレゼント
 茨城県鹿島市にある学校法人塩入学園小鹿小学校に、高等練習機T-2がこの程、展示機として設置された。同機はもともと松島基地で使用されていた機体であったため、その展示作業支援には、第7航空団整備補群検査隊及び、修理隊の9名と第4航空団整備補群検査隊の2名が当たった。
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