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   2002年6月15日号

ブルーインパルス、祝賀飛行
日韓でW杯サッカー大会開催 防衛庁・自衛隊が支援協力

埼玉スタジアムにブルーインパルスも花を添えた(写真=Jリーグフォト)
 5月31日、日韓共催のW杯サッカー大会がソウルで開幕。防衛庁・自衛隊はW杯サッカー大会への協力について、防衛庁長官とW杯サッカー大会日本組織委員会会長が協定を締結した。この協定に基づき、6月4日、埼玉会場でブルーインパルスによる展示飛行を行った。また、6月30日には横浜大会での決勝戦で陸上自衛隊中央音楽隊が国家の演奏を行う。

90式戦車など400両、堂々の観閲行進
第7師団・東千歳駐で創立記念行事

7師団の隊員と戦車などが今村師団長(円内)の前を観閲行進
今村師団長「地道に着実に実力養成を」
 第7師団と東千歳駐屯地の創立記念行事が5月26日、駐屯地の演習場に国会議員、歴代師団長、司令を始め約5000人が集まって開催された。全国の数ある記念行事の中でも広く知られたこの記念行事には毎年道内はもちろん、東京、九州などからも見学に訪れる人が多い。今村師団長の「自衛隊は今、行動する時代、その行動が厳しく評価される時代である。その中で地道に着実に実力を蓄積しておくことが肝要である」との式辞につづいて7師団2000隊員と戦車など400両の関越行進が行われ、空自千歳基地のF-15も飛来し式典を盛りあげた。つづいて同会場で模擬戦闘訓練が行われ、機甲師団の迫力と逞しさを見せつけた。
グラフ特集・第7師団・東千歳駐で創立記念行事

富士地区500人参加 日米友好協会
陸自・米海兵隊員親睦深める

沼津市の西浦漁協広場の会場
 富士地区に駐屯する自衛隊と米海兵隊員との交流を図るために昨年発足した「日米友好協会」は6月2日、両隊員や地元の自衛隊協力者ら約500人参加のもと、沼津市西浦の漁協広場でバーベキューや駿河湾クルージングなど賑やかに交流会を行った。

一歩進んだ医療活動を 10師団・衛生科職種合同訓練
航空機墜落事故を想定
 第10師団は4月30日から5月7日までの間、あいば野演習場で行われた衛生科職種合同訓練及び方面指定課目施設科訓練を担任実施した。訓練は航空機墜落事故を想定したもので、第3、第10各師団、第13旅団、第2混成団の方面隊内各衛生科部隊が参加する訓練としては過去最大級。

即応予備自訓練始め・・"常備に劣らぬ働きを"
 即応予備自衛官訓練開始行事が、第一師団の膝元である練馬駐屯地で4月28日に開かれた。平成9年度から即応予備自衛官制度が各方面から逐次導入され、千葉地連でも、この間、即自要員の確保と受け入れ企業の開拓に努めて76名が採用されている。

地元祭りで大好評
太鼓部が迫力のバチさばき
下関基地隊

 下関基地隊の太鼓部では5月11日、下関市内の社会福祉法人・中部少年学院の「なかべ学院・ふれあいさつき祭り」に参加した。

「中部少年学院」は終戦の混乱期に戦災孤児の保護活動に端を発し、昭和21年8月、児童福祉法に基づく乳児院並びに養護施設として設立された。現在は身寄りのない子供や事情で親と生活できない乳幼児から高校生までの約70名が生活している。学院のグラウドではボランティア団体の模擬店が軒を並べ空には50匹の鯉のぼりが翻り祭り気分を盛り上げていた。太鼓部は8名の部員が一糸乱れぬ、力強いバチさばきを披露。会場を埋めた市民からは、惜しみない拍手が送られた。

信太山訪問記

 大阪地連防衛モニターの濱町さんの信太山駐屯地訪問記を9面に掲載しています。防衛講和、体験喫食、人命救助システム見学などの感想です。

写真・止血法を実習する濱町さん


空自新潟救難隊の小川3空曹を雑誌取材

 メディック(救難員)として活躍する小川3曹を高校生によく読まれる雑誌パスマガジンが取材した。

写真・小川3曹を取材するカメラマン


駐屯地のアイドル飛来
カルガモにマイホームプレゼント

東立川駐屯地の池に今年も飛来したカルガモ「夫婦」
 東立川駐屯地の本部庁舎前の池に、3月下旬、カルガモ2羽が飛来した。このカルガモは3〜4年前から飛来するようになり、5月下旬には可愛い雛を引き連れて駐屯地内を歩く姿や隊員の与えた餌を池の鯉と取り合うなど、駐屯地のアイドル的存在になっている。
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