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自衛隊ニュース   1056号 (2021年8月1日発行)
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防衛省・自衛隊 地方協力本部

令和4年度定年退職予定隊員に援護教育を実施
<香川>
 香川地方協力本部(本部長・梶原新吾1陸佐)は、6月16日、善通寺駐屯地において、令和4年度定年退職予定隊員等28名に対し、「令和3年度定年退職予定隊員援護教育」を実施した。本教育は、香川地本の独自施策として早期の再就職への着手を促し、就職援護業務の円滑化を図ることを目的として実施しており、当初、地域援護センター長及び第2援護班長による再就職の現況及び心構え、求人票の見方、応募書類の作成について説明を行った後、実際の応募書類作成の実習、自衛隊OB3名による就職体験談、企業2社の採用担当者による業界の現状、具体的な業務内容、企業が求める人物像等の講話を行った。
 今年度は、昨年度の本教育の成果・教訓を反映し、定年退職者が比較的苦手とする応募書類、特に志望動機の記述要領についての実習及び評価を新たに取り入れ、教育の更なる充実を図った。
 参加者からは「自分の将来をしっかり考え、自分で選び自分で決めるという心構えができた」、「応募書類を作成する際のポイントが理解できた」、「OBの体験談は、実体験を基にしているため説得力があった」等の所見を得た。
 香川地本地域援護センター一同は、今回の教育成果を次年度の教育に反映するとともに、新規企業開拓及び更なる処遇向上を追求するとともに、定年退職予定隊員の適職援護を目標として、自衛隊組織の精強性維持のために努力する所存である。

県下14ヵ所の駅等で募集広報を展開
<島根>
 島根地方協力本部(本部長・高橋洋二1陸佐)は、7月1日・2日を「募集の日」に設定し、島根県下14カ所の駅等において自衛官募集を呼び掛けながら、ウエットティッシュを配布した。この活動は、7月1日の高校3年生に対する募集解禁の日に合わせて毎年実施している。今年も新型コロナウイルス感染症対策のため、マスク、手袋を着用し、感染症に配慮した形で実施した。
 JR松江駅では、本部長以下9名の自衛官及び事務官1名により、通学時間帯の約1時間をもって約400個を配布し、自衛官募集のPRはしっかりと出来たものと認識しており、志願者の獲得に期待の持てる充実した広報活動となった。島根地方協力本部では、この広報を皮切りに募集活動を本格化させ、雇用環境の改善及び少子化に伴う厳しい募集環境を克服して募集目標達成に邁進する覚悟である。

体育学校女子ラグビー班(PTS)が三重県で試合に出場!
<三重>
 三重地方協力本部(本部長・濱岡清隆1陸佐)は、6月26日「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2021」第4戦鈴鹿大会(三重県)に出場した、自衛隊体育学校PTS(女子ラグビー班)の試合を応援した。
 三重地本広報・渉外班長(永井智輝1海尉)が、激励品を手渡し「明日も頑張ってください」とエールを送ると、ゲームキャプテンの石井2曹は「ありがとうございます。本当にうれしいです」と、試合後とは思えない元気な笑顔を返した。
 「太陽生命ウィメンズセブンズシリーズ2021」は、7人制女子ラグビーの国内トップリーグの大会で、PTSは2019年から出場している。石井2曹は、永井1尉からラグビーの魅力について聞かれると「一人の強みでは絶対に勝てないところです。一人一人違った特徴や強みで、1つのトライを取りにいく。自分が体を張って、人のために何かをする。それが自衛隊にもつながっている」と、真剣な眼差しで答えた。
 また、選手たちは、三重地本の募集・広報へ協力すべく、たくさんの広報用グッズに快くサインをした。
 三重地本では「PTSの試合が、三重県で観戦できるのは本当に貴重な機会であり、ぜひこれからも応援に駆けつけたい。加えて、三重県はラグビーが盛んな地域でもあるので、自衛隊体育学校の魅力もしっかりとPRしていきたい」としている。

自ら集める頼れる仲間
新隊員に隊員自主募集を再依頼
<新潟>
 新潟地方協力本部(本部長・大倉正義1陸佐)新発田地域事務所(所長・桜井正智2陸尉)は6月18日、新発田駐屯地において、教育修了目前の第30普通科連隊自衛官候補生課程の新隊員に対して、隊員自主募集についての再説明と自主募集への協力を依頼した。
 隊員自主募集とは隊員自らが広報マンとなり自衛隊に興味がある知人等がいる場合、本人の同意を得た上で地本に情報提供して募集活動に資するものであり、知人を介しての情報だけあってその精度は高く多くが入隊まで結びついている。このため、自主募集の必要性について徹底するとともに積極的に自主募集を行うための意識付けを促した。
 所長は、情報提供による組織貢献の重要性及び提供された情報から自衛隊に入隊する者が有った場合、情報提供をした隊員にどんなメリットが有るかなどを具体的に説明した。併せて卒業した母校への訪問といった今後の広報活動への協力も依頼した。
 自主募集の依頼の後、所長は同行した25km行進訓練の時の感想や辛かった思い出などを新隊員と語り合うとともに、これから始まる新隊員特技課程教育へのエールを送った。
 新発田所は「今後も隊員自主募集からの情報に対し丁寧に対応し、目標達成に向け募集業務に邁進していきたい」としている。

令和3年度予備自衛官補7名に辞令書を交付
<山口>
 山口地方協力本部(本部長・西村修1陸佐)は7月3日、本部会議室において、4月に実施された採用試験に合格した予備自衛官補(一般)7名に対し、予備自衛官補辞令書を交付した。
 参加した予備自衛官補は、受付で検温及び手指の消毒を実施し、交付式に臨んだ。交付式では本部長から一人ずつ辞令書が交付され、全員で宣誓を行った。本部長は訓示において、「ぜひ規定の期間内に全ての教育訓練を修了し、予備自衛官となって活躍してもらいたい」と述べ、予備自衛官補を激励した。記念撮影の後の予備自衛官補と本部長との懇談では、訓練、携行品等に関する様々な質問が出て、丁寧に分かりやすく説明し不安を払拭した。その後、援護課予備自衛官室員から予備自衛官等制度及び教育訓練への出頭要領について説明を受け、さらに、隣接する山口駐屯地へ移動し、教育訓練出頭時に持参する必要がある迷彩色又はOD色の訓練用Tシャツについて、売店で販売しているものを見せてもらい、どのようなものを準備すればいいのか確認してもらった。
 山口地方協力本部は、予備自衛官補が無事教育訓練を修了し、予備自衛官となれるよう全力で支援していく。

トークで花咲く、遠軽初!
女性限定説明会
<旭川>
 旭川地方協力本部(本部長・二瓶惠司1陸佐)は、遠軽町のカフェスペースで女性限定説明会「サマートーク」を開催した。
 遠軽町で女性限定説明会を開催するのは初めて。遠軽地域事務所が担任し、コロナ下で三密を避けるため2回に分けて実施した。説明会には湧別町出身で遠軽高校の卒業生である小川士長(第7音楽隊)が応援に駆け付けた。説明会は女性自衛官の活躍を紹介することで自衛隊を職業として認識・理解してもらうことを目的として実施した。
 当初、自衛隊の概要説明から始まり自衛隊の仕事、福利厚生について小川士長は笑顔で笑いを取りながら丁寧に説明した。後半のフリートークでは、女子会らしく和やかに会話が弾んでいた。
 参加者からは、「楽しかった。女性自衛官と話せて自衛隊の魅力が分かりました」などの声が聞かれた。参加者からの質問は、運動苦手でも大丈夫?勉強苦手でも入れる?髪の毛の長さは?イケメン見つかりますか?給料良いですか?など本音の質問が飛び出し、女子特有のトークで盛り上がり瞬く間に終了時間を迎え成功裏に説明会を終えた。
 遠軽地域事務所長は、「職業選択の一つに自衛隊を考えてくれればありがたい」とコメントした。

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