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自衛隊ニュース   1048号 (2021年4月1日発行)
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最先任上級曹長76名が会議
オンラインで全国37会場を結び
陸自最先任
 陸上自衛隊最先任上級曹長の根本准尉は3月2日、「令和2年度第2回陸上総隊・方面隊等最先任上級曹長会同」をオンラインで行った。
 同会議は全国の主要部隊の最先任上級曹長が参加し、陸上幕僚長の企図の徹底及び令和3年度陸上自衛隊最先任上級曹長業務の焦点を示し、上級曹長業務系統による効果的な指揮官補佐及び隊員の育成に寄与することを目的に実施された。
 これまでは、防衛省・市ヶ谷駐屯地に集めて実施をしていたが、新型コロナ感染対策による緊急事態宣言発令中のため、全国の37会場を結び、76名の最先任上級曹長が参加した。
 会議の中では、湯浅陸幕長が訓話し「健全な組織風土を次世代へつなげ、自身と誇りを持った強い部隊・隊員を育成せよ」と激励。その後、根本陸自最先任による上級曹長制度の更なる充実・定着を図ることを説示として、各部隊の活発な意見交換がなされ、業務の焦点である上級曹長業務系統の更なる強化・最先任上級曹長のプレゼンスによる准曹士活性化の認識統一が図られた。
 同時にオンラインでの日米下士官交流も行われ、在日米陸軍ジェリー・L・ドッドソン最先任上級曹長(座間)が「米陸軍での上級下士官の役割、実戦での教訓事項、兵士の育成」についてスピーチを行った。

トウチとさくら
(トウチ君とさくらちゃんは東京都の鳥「ゆりかもめ」がモチーフの東京地本のマスコットです)
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入隊予定者激励会を開催
 自衛隊東京地方協力本部八王子地域事務所(所長・小畑良徳1陸尉)は2月15日、日野市役所において開催された「令和2年度日野市自衛隊入隊予定者激励会」に参加した。
 本激励会は新型コロナウィルスの感染拡大防止のため、例年より出席者の人数を制限し、時間を短縮して開催された。当日は日野市内の入隊予定者のうち2名が会に臨み、大坪日野市長らが入隊予定者の門出を祝った。
 市長から「厳しい訓練の日々を送ることとは思いますが、立派な自衛官へと成長され、ご活躍なさることを期待しています」と激励を受けた入隊予定者は、「人の役に立ちたい」「たくさんの人を助けたい」と抱負を述べ、入隊に向けて気持ちを新たにしていた。
 八王子地域事務所では、今後も入隊予定者とその保護者に対して積極的なサポートに努めるとともに、関係自治体等と連携した募集・広報活動を推進して、募集基盤の強化及び拡大に繋げていきたいとしている。
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入隊予定者を市長らが激励
 自衛隊東京地方協力本部福生募集案内所(所長・武田正之1空尉)は2月12日、羽村市役所において入隊予定者激励会を実施した。
 新型コロナウイルス感染拡大防止処置として、規模を縮小し、時間を短縮して実施し、並木羽村市長、副市長及び教育長が参加し、陸曹候補生として入隊する入隊予定者を激励した。
 羽村市では、豊かな感性や情操を育み、生涯を通じて音楽に触れあうことを推進するため30年以上前から「音楽のあるまちづくり」に取り組んでいることもあり、陸上自衛隊音楽要員としての入隊予定者に対して「音楽活動を通じて羽村市をアピールして欲しい」とのリクエストもあった。
 激励を受けた入隊予定者は、「訓練等についていけるか不安はあるが、音楽で国民を少しでも笑顔にできるようになりたい」と入隊に向けて決意を語った。
 福生募集案内所は、様々な制約を受けるコロナ禍においても創意工夫し、関係自治体との関係を更に発展させ、防衛省・自衛隊の活動について理解の深化を図れるよう、所員一丸となって任務に邁進していくとしている。
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説明会で入隊・入校の不安を解消
 自衛隊東京地方協力本部府中分駐所(所長・中野智文2陸尉)は2月14日、府中分駐所において、令和2年度入隊入校予定者及びその保護者(18家族40名)に対し、入隊入校にあたっての説明会を実施した。
 まず、あらためて自衛隊についての全般説明を行った後、陸・海・空自衛隊、高等工科学校、防衛医科大学校看護学科など入隊入校先に分かれ、所員がそれぞれに具体的な説明を行い、保護者からの「緊急の連絡が取りたい場合は、どうすればいいですか」「腕時計はどのような機能がついているものを準備するといいですか」などの質問に丁寧に回答していた。
 約2時間にわたって行われた説明会の後は、「入隊前の不安もなくなり、安心できた」「疑問に思ったことを気軽に聞けて良かった」などの声が聞かれた。
 府中分駐所は入隊入校予定者が安心して入隊入校に臨めるよう、引き続き所員一丸となってサポートしていくとしている。

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