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自衛隊ニュース   1046号 (2021年3月1日発行)
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令和2年度 旅団災害対処演習
<第14旅団>
「任務必成」災害対処能力を強固なものに
 第14旅団(旅団長・遠藤充陸将補=善通寺)は、2月10日から13日までの間、旅団の災害対処能力の向上等を目的に令和2年度旅団災害対処演習を行った。
 本演習は、南海トラフ地震発生を想定し、旅団指揮所を善通寺駐屯地から高知駐屯地へ移設する指揮所開設訓練、旅団司令部及び各部隊が連携した初動対処訓練を実施した。
 また、令和2年度日米共同統合防災訓練の基盤等を活用した在日米軍との救援物資の輸送及び救出救助における共同対処訓練、海上自衛隊の艦船(輸送艦「しもきた」)を拠点とした救出救助活動及びDMAT等と共同した応急救助等の連携要領を確認した。
 旅団は、新型コロナウイルス感染症対策の処置を講じつつ、本訓練を通じて、南海トラフ地震発生時における在日米軍、関係省庁、関係地方公共団体等との連携による震災対処能力の向上を図ることが出来た。

よくある質問の回答!
航空機救出訓練
<空自入間基地>
 1月29日、航空自衛隊入間基地(司令・津曲明一空将補)消防小隊が、C-1用途廃止機を使用して貴重な救出訓練を行なった。
 普段実物の機体を切断する機会は滅多にあることではないので、非常時に破壊箇所を実際に切断して当該箇所から航空機の中へ進入し、中の人を救出する要領を訓練するというのは貴重な体験だった。
 また、C-1輸送機を見学した際、機体に書いてある「救出時はここを破れ」とあるが、どのように破るのですか?と良く聞かれるが、その回答を示す事にもつながった。

山林火災への消火活動
<第12ヘリコプター隊>
 2月21日に栃木県足利市において発生した、山林火災の空中消火に係る災害派遣要請が、22日、栃木県知事から陸上自衛隊第12特科隊長(藤本倫徳1陸佐=宇都宮)に対してあった。そのため陸上自衛隊第12ヘリコプター隊(相馬原)のCH-47×2機が消火活動として散水を実施している。それに並行し、第12特科隊から3名が足利市役所に連絡員として派遣されている(24日19時現在 写真は第12旅団 Twitterより)。

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