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自衛隊ニュース   1043号 (2021年1月15日発行)
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令和2年度総合戦闘射撃訓練
<第10即応機動連隊>

 第10即応機動連隊(連隊長・岡田豊1陸佐=滝川)は、11月26日から12月1日までの間、北海道大演習場島松地区において総合戦闘射撃訓練(白龍の炎神)を実施した。
 本演習は増強即応機動連隊として諸職種部隊の総合された火力発揮能力の向上を図るとともに、総合戦闘力の最大限発揮に資する実力保持及び戦力化完整を推進する目的で行われた。
 統裁官の岡田1陸佐は今年度の連隊練成、射撃野営及び連隊検閲での積み上げてきた成果の集大成の作戦と位置付け、「戦闘力の組織化(情報と火力と機動の連携)」「弾先に全集中」「非戦闘損耗の絶無」を要望するとともに、配属・協同部隊を含む約800名の隊員が、「一丸(One Team)」となって敵を圧倒するよう部隊を鼓舞し、「白龍の炎神」作戦を発動した。
 作戦は小型UAVを含む空中・地上の情報活動に始まり、AH・戦車・機動戦闘車・装輪装甲車部隊が一体となった警戒部隊の駆逐、施設部隊による障害処理、これに引き続く敵防御陣地に対する攻撃を、情報・火力・機動を密接に連携させつつ断行した。
 また、本作戦では第一戦救護や装甲車両の回収を各種火力の掩護下に実施する等、即応機動連隊の持っている各種機能・能力を最大限発揮し、更に「一丸(One Team)」となって任務完遂し、作戦を終了した。


普特機施協同訓練
<陸自施設学校>
 施設学校第100期幹部初級(BU・I)課程学生57名は、11月2日から6日までの間、東富士演習場で実施された「普特機施協同訓練」に参加した。
 この訓練は、普通科、特科、機甲科及び施設科の幹部初級課程学生が一堂に集まり協同訓練を実施して、陣地攻撃における小隊長の行動を総合的に演練することを目的として行われた。参加した学生は、実際に部隊を掌握・指揮しつつ刻々と変化する状況に対応する訓練により、いつ、どこで、何を判断し、どのように部隊を運用するかを考え実践して、各職種間の連携や部隊を指揮する難しさを体感した。
 今回の訓練で、幾度かの失敗や成功を経験することにより、部隊勤務及び将来につながる貴重な教訓を得ることができ、教育目標を十分に達成した。学生は12月の卒業に向けて自分の成長を確認できる訓練となった。

令和2年度総合防空訓練
<第1高射特科団>
 第1高射特科団(団長・高木勝也陸将補(当時)=北千歳)は、11月30日から12月4日までの間、北海道南部地域において令和2年度ホーク・中SAM部隊総合訓練(総合防空訓練)を実施した。
 本訓練は、平成25年度から陸幕事業として訓練基盤が拡充され、北部方面隊のみならず他方面隊の高射特科部隊が参加可能となり、ホーク及び中距離地対空誘導弾を装備する高射特科群と短距離地対空誘導弾及び近距離地対空誘導弾等を装備する師旅団高射特科部隊が、航空自衛隊の戦闘機と実戦的な対空戦闘の訓練を行い能力向上を図っている。また、その結果を分析し、優勢な敵の対空戦闘部隊制圧から如何に生き残って対空戦闘を遂行するかについて要領を改善し、じ後の対空戦闘に反映し訓練を実施した。今年度の特色として第7高射特科連隊の87式自走高射機関砲がフェリーによる海上機動で初めて奥尻島に上陸した他、第1ヘリコプター団、第1電子隊の初参加を得て訓練の充実を図ることができた。
 また、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、北部方面衛生隊からの支援を受け宿営施設等の衛生管理について指導を受けるとともに、訓練の終始を通じ参加隊員に対する健康管理を徹底し、一人の発熱者も出すことなく所望の成果を得て訓練を終了した。

令和2年度夏季訓練検閲
<第9師団>
 第9師団(師団長・亀山慎二陸将)は、11月24日から30日までの間、岩手山演習場において、主要検閲項目「(1)有機的な指揮幕僚活動、(2)部隊の基本的行動、(3)隊員の基礎動作」の3つを掲げ、「陣地防御」に任ずる師団の各部隊の行動をもって、受閲部隊の練度を評価・判定するとともに、じ後の進歩向上を促すことを目的として、「令和二年度夏季訓練検閲」を実施した。
 本訓練検閲を実施するに当たり、統裁官である亀山師団長は、第9高射特科大隊には「強靭かつ効果的な対空作戦を遂行せよ」を、第9通信大隊には「堅固かつ組織的で融通性に富む通信組織の構成及び戦闘の推移に即応する通信を確保せよ」を、第9飛行隊には「作戦部隊の柔軟かつ強靭な防御戦闘に寄与せよ」を、第9化学防護隊には「情報の獲得及び緊密な連携により受動の不利を克服し主動的に作戦を支援せよ」をそれぞれ要望するとともに、各部隊共通として「各級指揮官は指揮の要訣を実践し、隊員は積極的に掌握下に入り、あらゆる困難を克服して任務を遂行せよ」「敵の圧倒的な戦闘力に対する強靭性を発揮せよ」「非戦闘損耗の発生を回避せよ」の3点を要望した。
 寒風吹きすさび、体力を奪う気温の中、受閲部隊は、常に対地・対空に対する警戒態勢を保持しつつ、約30kmの徒歩行進を実施した後、それぞれの部隊行動に移行した。
 第9高射特科大隊(大隊長・梅坪弘一2陸佐)は、指揮通信車を用いて速やかに簡易指揮所を開設し、指揮幕僚活動の間断防止に努めるとともに、敵航空攻撃等に関する見積りを継続的に行い、作戦の終始を通じて、対空火力を発揮して師団の作戦へ寄与した。
 第9通信大隊(大隊長・小澤広道2陸佐)は、作戦準備間、通信構成要領に関する認識の統一を図り、総距離約百キロメートルに及ぶ有線通信回線、また幾重にも複ルート化された多重無線通信回線を整斉・円滑に構成するとともに、優先順位を決めて業務を行い、師団の作戦を支えた。
 第9飛行隊(隊長・鈴木昭司2陸佐)は、空域統制班を運営して、対空戦調整所及び火力調整所と綿密に調整し、友軍相撃防止して各種飛行任務を遂行した。要救助者の救難にあたっては、ホイストにより安全確実に救助する等、全隊員が航空不安全事項を排除し、航空科部隊としての能力を総合発揮して師団の作戦を容易にした。
 第9化学防護隊(隊長・北智晴2陸佐)は、非汚染者の通行経路の整備、人員及び車両の除染を適切に管理した師団除染所を運営するとともに、化学攻撃を受けた際は、速やかにその状況及び防護の程度の統制等、対特殊武器戦について師団長に意見具申し適切に補佐した。
 各部隊は、指揮官を核心として、全隊員が一致団結、日頃の練成成果を遺憾なく発揮し、任務を完遂した。
 第9師団は、これからもその使命を深く自覚し、何時如何なる状況においても、与えられた任務を完遂できるよう「プロフェッショナル」を目指し、任務に邁進していく。

団統制通信訓練
<第3施設団>
 第3施設団本部付隊(付隊長・内間1陸尉=南恵庭)は、南恵庭駐屯地及び道東地区等において10月22日に第7回団統制通信訓練を、さらに11月9日から10日の間に第8回団統制通信訓練を実施して通信能力の向上を図った。
 第7回団統制通信訓練においては、難読地名を含む電報の送受信を正確に伝達できるよう各施設群との間で繰り返し演練しその練度を向上させ、第8回団統制通信訓練においては、高順位電報の送受信を各隊員の任務区分を明確にし、流れを止めることなく一挙に電報処理できるよう演練し、練度の向上を図るとともに、道東地区における災害対処に資する通信地誌資料の収集を併せて実施した。
 また、9月に新隊員教育を終え当部隊に配属になった新所属隊員5名も、意欲的に訓練に臨み、任務遂行に必要な知識や技術を大いに向上させた。
 今後も本訓練の成果を踏まえ、総合的な通信能力の強化を図っていく。

第2回総合戦闘射撃
<第14旅団>
 第14旅団(旅団長・遠藤充陸将補=善通寺)は、12月7日から14日までの間、日出生台演習場(大分県)において、攻撃戦闘における増強普通科中隊の射撃能力の向上及び諸職種の火力発揮能力の向上を目的に、第15即応機動連隊(連隊長・品川淳二1陸佐=善通寺)担任で中部方面特科隊(隊長・服部真之介1陸佐=松山)と協同し、第2回総合戦闘射撃を実施した。各部隊は本訓練において「任務必成」のため力を結集し、練度向上に励んだ。

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