防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
スペーサー
自衛隊ニュース   1040号 (2020年12月1日発行)
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トウチとさくら
(トウチ君とさくらちゃんは東京都の鳥「ゆりかもめ」がモチーフの東京地本のマスコットです)
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本部長がラジオ出演
防衛大学校の魅力を紹介
 自衛隊東京地方協力本部長の牧野雄三陸将補は10月28日、中央区FMラジオ局「中央エフエム」の番組に出演し、防衛大学校での学生
生活などについて紹介した。
 中央エフエムは東京都中央区唯一の地域コミュニティFMとして地域に根差した情報を発信しており、東京地本は地域のタイムリーな情報を放送している番組「Hello!RADIO CITY」内の「ナゼナニ!?もっと教えて自衛隊!」に定期的に出演している。
 牧野本部長は番組の中で、陸上自衛官として不発弾処理に携わっていた父親の姿を見て自衛隊への入隊を決め、陸上自衛隊少年工科学校(現在の高等工科学校)へ進学したエピソードを語った。また、防衛大学校在学中には、同校が東南アジアを主体とした国々の留学生を受け入れていることから、留学生との交流を深めることができ、長期休暇の際には彼らの母国を訪問した思い出や、任官後の職務においてもこれらの国際交流の経験が役立っていること、防大同期の留学生も現在、アジア等世界各国で活躍していて、今も強い絆で結ばれていることなどを紹介した。パーソナリティーからは「今まで知らなかった防衛大学校や高等工科学校のことがよくわかり、心強く感じた」等の感想が聞かれた。
 中央区を担当する港出張所は、ラジオ出演を通じてリスナーに自衛隊を身近に感じてもらえるよう、今後もさまざまな自衛隊情報を紹介していきたいとしている。
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危機管理産業展で活動をPR
 自衛隊東京地方協力本部(本部長・牧野雄三陸将補)は、10月21日から23日までの間、東京都総合防災部との調整により、東京ビッグサイトで開催された「危機管理産業展(RISCON TOKYO)2020」の「東京都パビリオン」に参加して広報ブースを出展した。
 ブースでは、陸・海・空自衛隊の活動や災害時に役立つ身近なものを使って行う応急処置(東京地本LIFE HACKなど)の映像と新型コロナウイルス感染症対応の際に空港や大型客船等で行動した隊員が着用したものと同様のタイベックスーツ(防護服)を展示した。また、令和2年7月豪雨等の災害派遣活動の写真のほか、退職自衛官の就職援護制度や予備自衛官等制度の説明パネルを掲示して、自衛隊及び東京地本の業務を紹介した。
 東京地本のブースには多くの来場者が立ち寄り、災害派遣活動への労いの言葉のほか、「退職自衛官を採用する場合は、どのような手続きが必要か」「防災教育を実施したいがどうすればよいか」等の質問が多数あり、防衛省・自衛隊の活動に対する関心が高まっていることが伺えた。
 東京地本は今後も、「自衛隊いいね!」と思われることを広く拡散できるよう、様々な機会を捉えて情報発信していくとしている。
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入隊予定者らが府中基地を見学
 自衛隊東京地方協力本部代々木募集案内所(所長・小田2陸尉)は10月15日、一般曹候補生として今年度末の入隊を予定している学生等9名に対し、自衛隊の勤務環境を知ってもらい、入隊へ向けて安心感を付与するため、航空自衛隊府中基地見学を実施した。
 当日は、一般曹候補生たちはまず航空自衛隊や府中基地の概要説明を受けた後、基地内の各部隊から勤務内容等について説明を受けた。中でも、基地機能の維持に必要な消防業務、随時離発着する航空機の管制業務、刻々と変化する気象情報を整理する気象業務や部隊の活動や隊員の福利厚生等に係る会計や厚生業務等、それぞれの現場で勤務している隊員の姿を見て、「明るい雰囲気の職場で安心した」「一人一人が生き生きと仕事をしている」等の声のほか、女子学生からは「自分達と同じ年代の女性が多く働いている姿を見て安心した」との感想が聞かれ、参加者の関心の高かった職場見学を通じ、自衛隊での勤務に対し理解を深めている様子だった。
 代々木募集案内所は、各種活動の制約を受けるコロナ禍においても創意工夫し、防衛省・自衛隊の活動について理解の深化を図れるよう、所員一丸となって任務に邁進していくとしている。

よせがき

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27警群 1曹 堀達也
 令和2年9月、福島県田村市在住の方より、激励のお手紙と絵手紙を頂きました。手紙の内容は、「国民のために全力で働いて下さりありがとうございます。コロナに気を付けて下さい。大滝根山分屯基地隊員の活躍をお祈りします」という温かいお言葉を頂戴しました。また、我々のために書いて頂いた絵手紙も心を癒されました。これからも、応援して下さる皆様のために、隊員一同職務に邁進していきます。
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27警群 士長 生田目恭次
 皆さんこんにちは。大滝根山分屯基地の剣道部を紹介します。我が部隊の剣道部は上村2尉の指導の下、月2回程度、課業外に5〜6名程度集まり活動しています。剣道部は剣道経験者が少なく、ほとんどが初心者の集まりです。私もこの大滝根山分屯基地に来てから剣道を始めました。最初は竹刀の持ち方もわからなかった私ですが、経験者の方たちが優しく教えて下さり、今では試合稽古まで出来るようになりました。時には基地内での活動だけでなく、福島県田村市にある田村警察署の署員の方たちと合同練習や練習試合をしています。警察の方々はとても強かったです(笑)。普段とは違った雰囲気で練習に取り組むことができ、とてもいい刺激を受けています。現在は新型コロナウイルス感染症の影響で剣道部の活動は休止中ですが、新型コロナウイルスが落ち着いたらまた楽しく活動していきたいと思います。

防災訓練

 峯岡山分屯基地は9月4日、ベテラン及び若年隊員の編制による防災訓練を実施した。訓練内容は、(1)災害派遣資材を2tカーゴ2台への積載(2)1t水タンクトレーラの連結、給水等の支援準備及び近傍市役所への展開(3)地震等の発生時における情報収集、であり、ベテラン隊員の指導のもと安全、確実に行われた。昨年、千葉県を襲った台風15・19号を教訓に、万全の態勢を維持していく。


総合防災訓練

 佐渡分屯基地は9月14日〜18日の間、総合防災訓練を行った。各種訓練にあたっては、特に、災害派遣準備訓練に重点を置いて行った。平成30年1月末に佐渡市は、大寒波に襲われ水道管が凍結、破損する事態が発生した。その際に、佐渡分屯基地は災害派遣活動として給水支援を実施した。いつまた災害派遣が命ぜられるか分からないという意識のもと、全隊員が一丸となって訓練に臨んだ。


防災応急対処訓練

 第5警戒隊は、南海トラフ地震発生時における防災応急対処訓練を実施した。隊員の対処能力の維持、向上並びに防災意識の高揚を図り、いかなる状況下でも対処ができるよう訓練した。また、飛沫による新型コロナウイルス感染予防対策としてマスクを着用しての訓練となった。


レーダー助言14万回達成!

 第22警戒隊は令和2年8月3日、昭和56年から開始したレーダー助言の実施回数「14万回」を達成した。我が隊は第11飛行教育団(静浜)や第1航空団(浜松)、輸送航空隊、救難団等の航空機に対しレーダー助言を行っている。
 監視小隊員の弛まぬ努力のみならず、部隊が一丸となり装備品や施設を良好な状態に維持管理した結果、今回の偉業を達成することができた。


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