防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   1034号 (2020年9月1日発行)
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HOME's English Class
(防衛ホーム英語教室)
ビ ル ド アップ ベター
Build up better!
より良い復興を!

 残暑お見舞い申し上げます。茹だるような猛暑は、過ぎ去った感はありますが、まだまだ残暑は厳しいものがあります。日中の最高気温が5度以上下がった地方もありますが、熱中症で緊急搬送される高齢者も多くいます。油断は禁物です。休日の朝の散歩は、秋の気配を感じる良い機会です。夏の疲労を少しづつ癒していけるといいですね。新しい生活様式を、手探りで見つけていき、自然とともに生活を楽しめるようにしたいものです。

 さて、今回の表現は、"Build up better!"「より良い復興を!」です。この言葉は、7月9日に、バイデン氏が、大統領選挙に向け発表した正式な経済政策"Build Back Better"「より良い復興」と、2005年に、わが国が国連と連携して立ち上げた国際復興支援プラットフォーム(IRP)の目標にも使われています。
 もともとが、災害からの復興をもとにした言葉ですが、バイデン氏は、トランプ大統領が壊してしまった米国を「復興させる」として大統領選を戦うことを表明したことになります。氏は、米国が直面している危機として、「新型コロナの大流行」、「経済」、「人種正義」の3つを挙げています。build upは、「体力、戦力、産業などの増強、増進」を意味していますので、取り立てて、復興を意味するものではありませんが、前述した政治的意図で日本のマスコミが「復興」と当てたのかもしれません。betterは、「より良い状態にすること」ですね。

 米大統領選に向けて、社会の動きも活発になっていくと思います。来年に向けての動きも見えてくるかもしれません。変化する時代の中に、日々継続されていく生活があり、変えていかなければならない生活もあります。変化を選択するかどうかは、自分自身の考えです。チャレンジをするか、変化を押し付けられるかは、その人の考え方次第かもしれません。自然との調和、自然とのふれあい、そういったものがこれからの生活の基準になっていくと思います。楽しく、陽気に、ストレスの少ない生活を送りたいですね。それでは、皆さん。See ya!
<スワタケル>


「頑張っています」新しい職場
活躍するOBシリーズ
日本生命保険相互会社 岸田正庸
岸田氏は、平成29年に第4普通科連隊(帯広駐屯地)を2陸佐で定年退官。57歳(記事作成時)

 陸上自衛隊を定年退官し、現在の日本生命保険相互会社に就職し早くも3年目を迎えました。
 私の仕事は、道東地区に所在する陸・空の各駐・分屯地等に勤務する約4500名の防衛省職員、そこに直接関わる常駐員と各部隊を担当する配属職員との連携及び支社関連業務への支援等を主な任務とする「自衛隊担当マネージャー」として勤務しています。
 入社にあたっては、自衛隊帯広地方協力本部援護センターから頂いた求人情報の雇用条件等が希望していた業種であったことから、応募した結果現在に至ることとなりました。
 新社会人としてのスタートは、退職日の翌日から始まりました。当初、道東管内に所在する支社及び防衛省の陸上・航空の各部隊・機関等への挨拶訪問を行いました。保険活動に必要な資格を取得後の現在は、主な活動場所を自衛隊施設内として、多くの会社関係者からのアドバイス等を頂きながら職員への同行支援、時には各種の団体保険の説明会・イベント等を計画・運営しつつ、日々慣れない営業活動を実施しています。その中にあって、常に感じることが二つあります。
 一つ目は、幹部自衛官として勤務していた当時に受けた各種教育や、諸先輩・同僚隊員と切磋琢磨した実践経験を通じ身に着けた状況判断能力が、再就職後もいろいろな場面において活用できるということです。「目的のために一丸となり、最良の方策を導きつつ、事を成す」私は入社以来、常にこの思考過程に基づいた状況判断を意識し勤務することに心掛けています。
 もう一つは、「普通の事を普通にする」難しさです。退職直前に受けた援護教育等で急速に身に着けた社会人としてのマナー・言葉使い等の基本事項を再就職後に "普通" に使い、更には出社から退社までの一日の行動の中で、周囲から "普通" と見られる様に意識することが必要です。即ち、常に協調性を持ち仕事に誇りを感じつつ勤務することが重要であるということです。
 以上、これから退職を迎える皆様へ、参考としていただきたく、再就職後僅かな期間ではありますが感じた事を記述致しました。自衛官として培った知識と経験に誇りと自信を持ち、新たな仕事に向かってチャレンジしてみてはかがでしょうか。

防衛ホーム俳句コーナー
うろこ雲一の鳥居は海の中     本多 令佳
甲斐駒岳や谷残照の葡萄畑     宮本 立男
ビル建設の音を間近に大根蒔く   富岡めぐみ
小鳥来る要塞たりし岬の山     増田 直美
蓮の実のこの世に未練なく飛んで  生嶋千代女
鳥渡る水漬きし街を見下ろしに   井出かへい
砲音に崩れむばかり雲の峰     勝又 哲子
蝉の声途絶え親しき庭木かな    桑野 英毅
ブルーシート軒並みに掛け台風禍  牧  浩子
今日の月雲のベールを脱ぎし夜半  杉山ふく美
草々の日に輝ける朝の露      足立  徹
雨後もなほ紅を凝る百日紅     一ノ瀬恵昭
痩せ草に風の癖つく晩夏かな    井戸田盛男
松原に色なき風の音を聞く     榎  利風
倒木の苔艶やかにして涼し     勝又 哲子
軒低き深川めし屋萩乱れ      川端 初枝
対岸に響く音背の遠花火      古賀 芳川
磐梯山の裳裾に開け豊の秋     佐藤 邦子
選 者 吟
吹く風にころころたのし猫じやらし 畠中 草史

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