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東京ラーメンショーに自衛隊が出店!?
大規模イベントで自衛隊をPR |
自衛隊東京地方協力本部(本部長・岸良知樹陸将補)は、駒沢オリンピック公園で開催された「東京ラーメンショー2019」において、10月30日から11月4日までの6日間、広報活動を実施した。
「東京ラーメンショー」は日本各地の「ご当地ラーメン」が集結する全国でも最大規模の野外ラーメンイベントとして知られ、ラーメンを通じ「観光」「食育」「食文化」を考え、啓蒙するという目的で開催されており、今年は期間中延べ約32万人が来場する大規模イベントとなっている。
横一線に立ち並んだラーメン店の向かい側に展開した広報ブースでは、第1普通科連隊の軽装甲機動車や高機動車、偵察用オートバイを展示するとともに、VRゴーグル体験、制服等の試着コーナーを開設した。
会場ではお目当てのラーメン店の味に舌鼓を打った多くの来場者が、思いも寄らぬ場所に展示されていた自衛隊車両等に目を留めブースに立ち寄ると、空挺降下や10式戦車の操縦等を隊員目線で疑似体験できるVRゴーグル体験では思わず両手を広げて降下のポーズを取ったり、360度周囲を見渡しながら驚きの声を上げる等、想像以上に臨場感ある映像に興奮した様子だった。また、防弾チョッキや鉄帽を装着した姿を写真に収めた女性は、「こんなに重いものを身に付けて行動するのですか」と驚きの声を上げ、先般発生した台風被害等に係る災害派遣活動を紹介した写真パネルを見た親子からは「自衛隊の行動を見ていつも応援しています。がんばってください」との激励の声も寄せられた。
また、会場特設ステージでは東部方面音楽隊が演奏し、「パプリカ」や「東京ブギウギ」等の楽曲で観客と一体となりイベントを大いに盛り上げた。
東京地本は今後も都内各所で行われるイベントに参加し、防衛省・自衛隊に対する理解を深めてもらうため積極的に広報活動をしていくとしている。 |
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| マラソン大会で自衛隊をPR |
自衛隊東京地方協力本部江東出張所(所長・飯野俊一3海佐)は11月24日、江東区夢の島競技場を発着点として開催された「第39回江東シーサイドマラソン大会」において広報活動を実施した。この大会は、江東区のほか江東区教育委員会等が主催し、江東区の南部地域にコース設定された10kmの部とハーフマラソンの部で行われる。定員の4000名を越える応募がある人気の大会であり、今回初めて会場に開設した広報ブースでは「国家を守る公務員」等の募集ポスターを掲示し、選手等に自衛官採用説明会資料やポケットティッシュを配布した。
また、大会の開催地区内に所在する江東出張所等から6名の広報官等がハーフマラソンの部に出場した。「自衛官募集〜未来のために〜」とプリントしたお揃いのTシャツを着用して出走した広報官らは、臨海部を走るコースの景観と潮風を楽しみつつも懸命に力走して自衛隊をPRし、その姿には沿道の応援者や他のランナーから「自衛隊、がんばって!」と多くの声援が向けられていた。
江東出張所では今後も地域に密着した採用広報活動を通じて、防衛基盤の拡大と自衛官募集に努力を継続していくとしている。 |
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| 東京地本長が東京大学で講義 |
自衛隊東京地方協力本部長の岸良知樹陸将補は11月27日、東京大学において工学部3年生等約130名に対し、「産業総論」の講義を実施した。
本講義は平成16年以降、東京大学工学系研究科機械工学専攻中尾政之教授の依頼に基づき実施しているものである。
当日は、「軍事と科学技術」と題し、「軍事と科学技術の関係」、「軍事に影響を与えた技術の発達」、「軍事技術と民生技術との関係」、「戦闘様相の変遷及びハイブリッド戦」等について、特にスピンオフ及びスピンオンの実例やウクライナ東部紛争等について具体的に解説するとともに、防衛装備庁が進めている研究実例紹介等を映像を交えて講義した他、「自衛隊の任務」、「技術系幹部のキャリアパス」や現在、多方面で活躍している東京大学出身の幹部自衛官を併せて紹介し、学生は皆、興味深く講義を受講していた。
受講した学生からは「自衛隊における意思決定のプロセスや今後の方向性について教えてください」や「我が国が技術的優位を保つため、共同開発はどの様に進んでいるのか」等が質問され、昨年12月に策定された防衛大綱・中期防衛力整備計画を踏まえ、国防を担う防衛省・自衛隊の活動に対する関心の高さがうかがわれた。
東京地本は引き続き、大学での講義等の機会を通じ、防衛に関する理解の拡大に努めていくとしている。 |
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1021号 (2020年2月15日発行)