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自衛隊ニュース   1020号 (2020年2月1日発行)
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CSF防疫対応支援のための災害派遣
沖縄県と連携し13日間の活動を終了
<15旅団>
 1月8日、沖縄県においてCSF(豚熱)の患畜が確認され、陸上自衛隊第15旅団長の中村裕亮陸将補は、沖縄県知事の災害派遣要請を受理、部隊を派遣し、現地において豚の追い込み・抑え込み・引き出しの殺処分支援、防疫支援、活動物資の輸送支援等を実施した。
 この間、第15旅団は、旅団司令部部長以下による連絡チームを県庁へ派遣し、県の対策本部会議、県の記者ブリーフィング、担当部である沖縄県農林水産部内の会議への出席等、あらゆる正面において、県からの情報入手及び調整を行った。
 また、中村陸将補は、活動初日から玉城知事との意見交換を行い、県との早期の連携を促進したほか、16日には副旅団長の嶋本学1陸佐が謝花副知事との意見交換を行うなど、上下一体となった県との連携にも意を払いつつ活動を実施した。
 13日間に及んだ災害派遣は、1月20日、人員延べ約6500名、車両延べ約550両の実績をもって終了、玉城沖縄県知事は県庁において災害派遣撤収要請書を中村陸将補に手交した。
 手交式において玉城知事は、「自衛隊の昼夜を分かたずの作業」と「県で初の事案に対する自衛隊による適切な指導」が円滑な防疫措置につながったと謝意を述べ、これに対し中村陸将補は、「県民が危機に直面した際は、旅団の能力をしっかりと発揮し、任務を遂行できるごとく平素から態勢を整えていきたい」と述べた。
 手交式の終了後、災害派遣の任務を終えた第15高射特科連隊の野上3陸曹は、記者に対し「殺処分を目の当たりにし、心が痛くなった。しかしそれ以上に1番傷ついているのは豚を育てている農家の方。これ以上被害を拡大させないためにも、迅速に任務を遂行することが大切だと皆で認識統一して作業を行った」と活動中の心境を語った。
 なお、災害派遣期間中、第15旅団協力会の「シーサー同志会」、沖縄県防衛協会、沖縄県防衛協会青年部会、沖縄県隊友会及び沖縄県家族会は激励品の贈呈や県内紙への激励広告の掲載を行い、第15旅団の活動を激励した。

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