防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   1018号 (2020年1月1日発行)
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みんなの防災 + ソナエ

【大阪地方協力本部】
 大阪地方協力本部(本部長・富崎隆志陸将補)は、10月27日にイオンモール鶴見緑地店(大阪市鶴見区)において実施された「みんなの防災+ソナエ」で広報活動を実施した。
 このイベントは、「毎年のように起こる自然災害に一人でも多くのいのちをつなぐための知識と体験を伝え日本に住むすべての人に大災害のソナエをしてほしい」として開催され、防災ナビゲーターのガチャピンとムックや、気象予報士が参加して、「ソナエチャレンジ」と題してVRゴーグルを付けての体験学習をはじめ、火災報知機体験、心臓マッサージ体験、災害時のドローン活動の操縦体験、防災はたらく車展示会が行われるとともに、イベント会場を巡るスタンプラリーで大いに賑わった。
 自衛隊は、第36普通科連隊の高機動車、偵察用オートバイを展示し、集まった来場者に積極的に自衛隊をPRした。
 来場者は、実物の自衛隊車両に強い関心を持ち、高機動車に乗り込んだり、偵察用オートバイにまたがり性能や諸元を熱心に隊員に質問していた。「こんな間近に見れる機会はない」など自衛隊車両とガチャピンとムックと記念撮影もして興味深々だった。なかには「災害派遣ご苦労様です。」など自衛隊への理解ある言葉も聞かれた。
 大阪地方協力本部は、これからも地域や企業などのイベントを通して様々な広報活動を行い、広く自衛隊を知ってもらいたいとしている。

【第36普通科連隊】
 第36普通科連隊(連隊長・伊藤博幸1陸佐=伊丹)は、10月27日、イオンモール鶴見緑地店(大阪市鶴見区)において、自衛隊大阪地方協力本部が協力する「みんなの防災+ソナエ「防災はたらく車」」に駄馬元3陸曹(第2中隊)以下4名の隊員が装備品展示を支援した。
 このイベントは、1人でも多く命を繋ぐため知識と体験を伝え日本に住む全ての人に大災害にソナエてもらい、人気キャラクターをナビゲーターに各局の気象予報士やアナウンサーも参加し、全国各地で開催されているイベント。
 装備品展示会場では、連隊の高機動車及びオートバイ(偵察用)を展示・説明し、自衛隊に対する理解促進と親近感の醸成を図り、募集基盤の拡充に寄与した。
 来場者から「もし被災したときの必要な知識が身につきました、ありがとうございました」との声があり多くの来場客で賑わっていた。


全自衛隊合気道演武大会
 12月7日、第58回全自衛隊合気道演武大会(主催・防衛省合気道連合会、後援・公益財団法人合気会、朝雲新聞社、防衛ホーム新聞社)が防衛省厚生棟体育館で開催され、全国から20を超える支部が日頃の鍛錬の成果を披露した。また、西正典大会会長、福田正弘大会委員長、向井陽太郎相談役、高段のOB等も演武を行った。最後は合気道道主の植芝守央先生による総合演武が行われると、会場の空気は一層緊張感で包まれた。参加者は、貴重な機会を一瞬たりとも見逃すまいと熱い眼差しを向けていた。また山本ともひろ防衛副大臣も大会を始めから最後まで見守り、参加者の演武に惜しみない拍手を送っていた。
 西会長は閉会式で「ヒヤっとした場面もあったが何とかかわしきっていたのはお見事でした。日頃から基礎稽古をしっかりとしていることがわかりました。来年も業務が忙しい中ですが、精進を続けてください」と講評した。
 本大会の優秀支部は、輪島支部(空自)、防衛大学校支部、入間支部(空自)、横須賀支部(海自)、防衛医科大学校支部の5支部が選出された。

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