防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース 1011号 (2019年9月15日発行)
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1面 12-13面(PDF) 17面 18面 19面 21面 22面 24面

HOME's English Class
(防衛ホーム英語教室)
アイム ゲッティング マッチ ベタ ナウ サンクス
I'm getting much better now,thanks!
だいぶ良くなってきました。ありがとう!

Hi! How are you doing? 皆さん、いかがお過ごしでしょうか。秋めいてきました。ちょっとした気候の変化を感じることができるのは、やはり健康であることですね。四季の変化のなかで、ちょっとした違いを感じ、それを話題にしたり、つぶやいたりすることで、人は新しい季節への準備を始めます。その準備は、寒さへの準備であったり、季節の美味しいものへの期待であったりします。そういった心の変化が生活に喜びをもたらしてくれることになります。

 さて、今回の表現は、"I'm getting much better now,Thanks!"「だいぶ良くなってきました。ありがとう!」です。季節の変わり目は体調を崩したり、風邪をひいたりしやすくなります。日本人は、割合正直に自分の体調のことを「風邪をひいた」、「調子が悪い」と口にします。私の友人の米国人は、くしゃみをしているので、「風邪じゃないですか?」と聞いても、"I don't think so"「じゃないと思う」といって、お茶を濁すようなことをいいます。それぞれの国によって、病気に対する対応が少しずつ違っており、文化の違いも感じます。今回の表現は、自分の体調が良くなっていることを表現でき、さらに日本人が忘れがちな相手への感謝の言葉を付けてあります。be getting betterは、「状態、病状が良くなっていること、もうすぐ治りそうだ」ということを意味しています。much betterは、「かなり良くなる」こと、同じ意味でa lot betterも使われます。相手の気遣いに対して感謝の言葉"Thanks"をセットにして覚えておきましょう。

 友人から早くも秋の味覚が届きました。堪能しました。やはり、筆者は食欲の秋が優先するようです。美味しいものを少しずつ頂き、滋養をつけたいと思っています。涼しくなると、夏の疲れがでてきます。適当な運動と、秋の旬のものをいただき、体調を整えていきたいですね。無理をせず日々のストレスを最小限にして、楽しく陽気にお過ごし下さい。それでは、皆さん。See ya!

<スワタケル>


ノーサイド
北原巖男
あなたの思い

 この日は、1966年(昭和41年)に制定されました。2003年以降は、ハッピーマンデー制度により9月の第3月曜日に。ことしは16日です。
 すぐピンと来たあなたは、きっと親(祖父母)孝行息子(娘)でしょうね。これからも、ずっとずっと孝行して行ってください。
 但し、あなた自身は、自分は若い、生涯現役であり年寄り扱いされることは断固潔しとしない、敬老の日の対象者扱いされるなんてまっぴらごめんだ、そんな思いでおられるかも知れません。
 その気概大いに結構!その意気込みであなた自身のオンリーワンの人生のお花を、折々の自分のお花を、活き活きと咲かせて行ってください!YES,常に現在進行形です!
 お節介のようで恐縮ですが、松山千春さんが作詞・作曲された歌「大空と大地の中で」には、こんなくだりがあります。
「…歩き出そう明日の日に 振り返るにはまだ若い…生きることがつらいとか 苦しいだとか言う前に 野に育つ花ならば力のかぎり生きてやれ…」
 ところで、このところ高齢者の運転による悲惨な交通事故が多発しています。「75歳以上のドライバーは18年末時点で約563万人に上り、今後も増える見通しだ。同年に免許を返納したのは29万人。5年で3倍に増えたとはいえ一部にとどまる」(9月6日付け日本経済新聞「迫真」)
運転免許証を返納するか(させるか)どうか。
 有名芸能人が返納する様子が、テレビで報じられていました。彼のように代替手段が容易に確保できる人はいい。でも、例えば田舎で暮らす年老いた父母や祖父母のように、免許証を取り上げられたら行動が著しく制限されたり、生きて行くのが困難になると言っても過言でなくなる人たちが、全国には沢山いると思います。
 僕の田舎でも、山道を走る黄ナンバーの小さな軽トラックや軽自動車は、そうした皆さんの生活を守る足そのものです。88歳になるおばあさんは、今も運転しています。曰く「この前、免許の更新をした。94点取った。褒められた。一つだけ言われたのは、背中が丸まって縮んで来たから左右の確認は特に注意しなさい、身体を前に出して確認しなさいということだった。そうやって運転しているよ。わしゃぁ運転が好きだ」
 僕の両親も、80歳を過ぎて亡くなるまで山道を毎日運転していました。母はせっかちでスピードも出し、車はいつもデコボコ。父は、「右良し左良し」の超慎重派。母は父の車に乗ると「お父さんの運転は遅くてイライラする」とよく言っていました。他人を傷つけないか心配でなりませんでした。
 東京に住んでいる僕たちが田舎に帰るか、両親が東京に来て一緒に住むか。いずれも、出来ることではありませんでした。僕は、最後まで高齢の両親の運転をやめさせることは出来ませんでした。
 一軒隣りの一人暮らしのおじいさんは、軽自動車で町まで下りて行くのを日課としていました。人を傷つけたら大変と都会に住んでいる子供に運転免許証を取り上げられてからは、覇気が無くなり外出する機会もめっきり減ってしまいました。亡くなられたのは、それからあまり長いことではありませんでした。
 一度手に入れた便利さや自由は、元気の源でもあり、容易に手放すことは出来ません。更に、過疎化が猛烈なスピードで進む地域に対しては、公共バスの運行数など行政の出来ることには限界があります。
 こうした中、ヒューマンエラーを完全に防止することは不可能ですが、ブレーキとアクセルの誤動作回避装置・スピード抑制装置等、安全のための所要の機能が装備された車に限定して、高齢者が運転出来るようにすることも必要と思います。王道はありません。安全運転あるのみ。
 敬老の日、「大空と大地の中で」生きる若いあなたが、あなたのかけがえのない方に心からの思いを伝える日。

◇ ◇ ◇

北原 巖男
(きたはらいわお)
元防衛施設庁長官。元東ティモール大使。現(一社)日本東ティモール協会会長。(公社)隊友会理事


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