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自衛隊ニュース   1010号 (2019年9月1日発行)
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防衛省・自衛隊 地方協力本部

護衛艦「さわぎり」公開に約3200人が来場
<和歌山>
 和歌山地本(本部長・鍋田竜光防衛事務官)は、7月14日15日、和歌山港(和歌山市)において護衛艦「さわぎり」の艦艇広報を実施した。
 和歌山県防衛協会等協力団体主催の入港歓迎行事が行われた。和歌山県防衛協会会長・尾崎武久氏の歓迎の言葉に続き、和歌山市長の尾花正啓氏が挨拶し隊友会会員の岩崎稔誉子氏から田中艦長へ花束が贈られた。
 歓迎行事終了後、募集対象者や保護者等に対し「さわぎりカレー」の体験喫食付き特別公開が行われた。参加者はさわぎり乗員から装備品の説明を受け、感心した様子で様々な質問を投げかけていた。
 一般公開は2日間かけて行われ1日目はあいにくの雨の中での公開であったが、2日目は天気にも恵まれ、2日間とも多くの見学者が岸壁に列を作る姿が見られるなど公開が待ちきれない様子であった。公開が始まると、一斉に乗り込み、あっという間に艦上は人で埋め尽くされた。多数の来場者が興味深そうに護衛艦について質問を投げかけたり、甲板上での撮影をしたり楽しんでいた。また、「さわぎりオリジナルおみくじ」があり、皆開いては結果を見て盛り上がっていた。
 岸壁において設置された地本ブースでは限定缶バッチ製作コーナー・さわぎりロゴフェイスシールコーナー・制服試着・装備品等の展示を行い、制服を着て艦や装備品と記念撮影を楽しむたくさんの家族連れの姿が見られた。
 見学者からは「艦を見て大きさに感動しました。これが日本を守っていると思うと頼もしいです」「甲板が独特な形をしていて色々な所が好きになって自衛官になりたいと思いました」などの声が聞かれた。
 最終的に来場者は約3200名が訪れ大盛況となり多くの新規募集対象者の情報を獲得することが出来た。
 和歌山地本は「今後も様々な広報を通じて、県民の方々に自衛隊の魅力を発信していく」としている。

陸海空 女性自衛官そろい踏み
<京都>
 京都地本(本部長・亀井律子1陸佐)は、7月1日から高在生募集解禁を受け、令和元年度の本格的な活動を開始した。陸海空3自衛隊の協力を得て、陸上自衛隊第3特科隊から「吉岡千紘3陸曹」、海上自衛隊護衛艦「ひゅうが」から「菊池優子3海曹」、舞鶴音楽隊から「磯部桃子海士長」、舞鶴警備隊から「伊田安里紗海士長」、そして航空自衛隊第2補給処から「浅野ひなの空士長」の5名の臨時勤務者を迎えることができた。
 京都府は陸海空の3自衛隊が揃う、全国でも有数の都道府県である。しかしながらその認知度は、災害派遣等により徐々に上がってきているものの、十分であるとは言えない。そのため今回は広く府民に、自衛隊で活躍する女性自衛官の姿を目の当たりにし、より身近に自衛隊を感じてもらえるよう、7月8日から19日までの間、京都市内を中心として市街地広報を実施した。
 当初は慣れないリーフレット等配布に戸惑っていた5名も、持ち前の「負けん気」で徐々に「エンジン」がかかり、プロである広報官も驚くようなペースでリーフレット等を配布し始めた。そのため、当初の予定数をあっという間に配り終え、追加分を本部から輸送するという嬉しい悲鳴となった。
 京都地本は、「府民の皆様に、普段あまり目にすることのない陸海空の女性自衛官を見て頂き、より身近に感じて頂けたと思う。派出元部隊の協力に感謝するとともに、さらに女性自衛官の活躍を発信していきたい」としている。

県内初 イージス艦一般公開
<香川>
 護衛艦「きりしま」が7月12日〜15日の間、香川県高松港に入港し、香川地本(本部長・河合龍也1陸佐)は香川県で初のイージス艦での艦艇一般公開を行った。
 12日は高松市内において、香川県防衛協会主催の「歓迎懇親会」を各自衛隊協力団体関係者と「きりしま」艦長以下乗員の参加を得て行われた。
 13日〜15日に行った一般公開は、海上自衛隊のイージス艦が高松に初めて入港したこともあって多数の見学者が乗艦した。
 最終日の15日には、午前9時から11時30分までの半日の一般公開にもかかわらず、天気も回復する予報が出されたためか、早朝から大勢の見学希望者で長蛇の列ができ、終了時間を約2時間繰り下げて一般公開を実施した。岸壁は見学希望者で溢れ、乗艦まで2時間を超えることもあった中、最終日は半日で香川地本の艦艇一般公開記録上初となる約5000人が乗艦し、3日間合計で約1万5000人もの乗艦者数を得て一般公開は大成功で終了した。
 また、連日の大盛況で長蛇の列ができる中「きりしま」からは、「DJポリス」ならぬ「DJ准尉」が出動したほか、乗員による海上自衛隊の制服等を紹介しながらの行進が実施され、乗艦までの待ち時間を和ませる工夫が好評であった。
 13日〜15日にかけては、一般公開とあわせ募集対象者に対する特別公開や体験喫食も実施し、初めて参加した学生等からは「この日が待ち遠しかった」との興奮冷めやらぬ声も聞こえた。
 15日午後の出港の際には、見送る多くの人々から「ありがとう」、「また来てね」等の声が聞こえる中、「きりしま」は高松港を後にした。
 香川地本は、一般公開の受付業務等のほか、陸・海・空自衛隊制服試着コーナー、募集広報コーナーを開設するとともに、善通寺駐屯地の部隊の支援を受け、1/2tトラック救急車、装輪装甲車及び中距離多目的誘導弾による装備品展示を実施した。特に、募集広報コーナーでは多くの学生が訪れ、香川地本広報官から自衛隊の魅力について説明を受けるなど、こちらも大盛況であった。
 香川地本は、「今後も県民の皆様に少しでも自衛隊への理解が深まるように努めていく」としている。

犯罪被害から、子供を守る!
<茨城>

 茨城地本(本部長・山下慎一1陸佐)は、東方施策の「子供110番の家への参加」について、茨城県警察本部が運営主体である「こどもを守る110番の家(車)」へ、7月17日より参画した。
 この「こどもを守る110番の家(車)」とは、ボランティア活動の一種であり、子供たちが街で知らない人から「声かけ」、「痴漢」、「つきまとい」などの被害を受けたときに助けを求めて逃げ込むための場所(車)として、子供たちを保護し、警察や学校等への通報を行う活動である。
 この活動へ参画した理由としては、本年5月の神奈川県川崎市で児童を含む2名が犠牲となった痛ましい事件をはじめとした、昨今、多々発生している子供が被害者となる犯罪・事故について、地本として「地域のために何かできることはないか?」という思いからであり、そのことについて検討を行なった結果、茨城地本には、本部庁舎及び県内主要市町村に数箇所の各出張所等があること、そして多くの車両(業務車)が日々県内各地を運行していることなど、自衛隊の中でも地本ならではの特徴があることを見出し、茨城県警察本部が定める「こどもを守る110番の家(車)」の参画基準に照らし合わせ、本部及び3か所の出張所等を「こども110番の本部(事務所)」へ、44台の車両を「こども110番の車」として申請・登録を行なった。
 また、この活動には、他にも県内で事業を行なう多数の民間企業や団体が参画しており、茨城地本はこれらの団体と足並みを揃え、この「こども110番の本部(事務所)」及び「こども110番の車」を通じ地域とのつながりを大切にし、更に信頼関係を深めて行くとともに、今後は、救急救命用品や防犯グッズの車載化を検討し、本施策の実効性の向上を図りたいこととする。
 なお、茨城県では児童・生徒等が他の学区でも「こどもを守る110番の家(車)」であることが認識できるように、シンボルマークを「親子カンガルーマーク」に統一しており、茨城地本では、この「親子カンガルーマーク」を取り入れた表示板は陸上自衛隊施設学校総務部の宮下事務官がデザインした。


※役職等は、実施当時のものです。

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