防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   1000号 (2019年4月1日発行)
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防衛省・自衛隊 地方協力本部
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大学生向けガイダンスに参加
<宮城>
 宮城地本(本部長・古屋浩司1陸佐)は3月4日、仙台市宮城野区にある夢メッセみやぎで開催された2020年春卒業予定の大学生を対象にした大学生向けガイダンスに参加した。当日は、天候不良にもかかわらず約2000名の学生が会場を訪れ、宮城地本が出展した説明ブースにも多くの学生が自衛隊の採用説明を聞きに訪れ、募集班長(柿崎3陸佐)が、自衛隊の仕事内容、陸海空の職種概要、入隊後の教育や生活、処遇等について説明をした。
 説明にあたり、学生個々のキャリアプランを確認して、その学生にあった採用種目を説明するなど、訪れた学生がより理解できるよう懇切丁寧な説明を行い、来場した学生からは「幅広い職種、職域があって自分にあった仕事に出会えそう」、「災害派遣や国際貢献にも参加できるので、やりがいある仕事だと思う」などといった感想を聞くことができた。
 宮城地本は、「今後も多様な仕事ややりがいなど、自衛官の魅力をわかりやすく対象者に伝え、優秀な人材の確保に努める」としている。
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大学の合同企業説明会にブース出展
<神奈川>
 神奈川地本(本部長・兼本貢祐1海佐)上大岡募集案内所(所長・平原幸男1陸尉)は3月7日、横浜市の関東学院大学及び横浜市立大学で行われた合同企業説明会にブースを出展した。
 関東学院大学では52社、横浜市立大学では37社の企業がブースを出展しており、多くの学生が学内で行われるこの説明会でチャンスを逃すまいと目を輝かせながら、それぞれのブースに向かっていた。
 防衛省・自衛隊のブースにも多くの学生が訪れ、広報官がパンフレットやビデオ等を使用しながら説明した。学生は陸・海・空自衛隊の仕事内容、特に災害派遣や国際平和維持活動等に興味を示し、現場で活躍する部隊の説明を熱心に聞いていた。
 当初、緊張していた様子の学生も、広報官から訓練や生活面等の具体的な話になると、椅子から身を乗り出して話に聞き入っている姿が印象的だった。
 学生からは「自衛隊と民間の違いは何ですか」「職種を詳しく教えて下さい」等、積極的に聞いてくる姿にとても興味を持っていることが窺えた。
 最後に学生から「今まで自衛隊の事はあまり知らなくて、仕事内容も漠然としていたが、活動状況がよくわかり参考になりました」と話していた。
 上大岡募集案内所は、「今後も密に学校側と連携し、このような合同企業説明会に継続して参加し、防衛省・自衛隊のPR及び募集成果に繋げていきたい」としている。
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入隊・入校予定者を激励
<静岡>
 静岡地本(本部長・宮川知己1空佐)は2月17日、静岡市ふれあいホールにおいて行われた「静岡市入隊・入校激励会」を支援した。
 この激励会は、静岡市、同市商工会議所、同市自衛隊協力会、清水自衛隊友の会が合同で、毎年春に入隊・入校を予定する静岡市内の若者を激励しようと計画され、今年も入隊・入校激励会と音楽演奏会の2部構成で開催された。
 激励会には、入隊・入校予定者40人とその家族が参加。同市内の各区自治会連合会長、募集相談員中部連絡会長並びに静岡及び清水自衛隊家族会両会長が来賓として参列し、若者の輝ける未来を盛大に祝福した。
 第1部の激励会では、担当募集事務所長が入隊・入校予定者一人ひとりの名前と採用種目を紹介したほか、主催者を代表して田辺信宏静岡市長が、自衛隊を代表して宮川知己静岡地本長が、それぞれ心温まる激励の言葉を送った。続けて、入隊・入校予定者を代表して、航空自衛隊幹部候補生として入隊する八木朱里氏が「大きな期待を胸に抱いて、日々の訓練を同期と切磋琢磨し、一人前の自衛官となれるよう精進していきたい」と今後の抱負と両親への感謝を述べた。
 一方、第2部の航空自衛隊中部航空音楽隊(浜松基地)による演奏会では、静岡市長からの熱い要望の静岡市歌「わたしの街静岡」や、自衛官の1日の行動合図をラッパ音で表し軽快なメロディーにした「ラッパ吹きの平日」などが披露され、入隊・入校予定者の新たな門出を祝福した。
 静岡地本は、「今後も入隊・入校予定者が抱く不安を解消していくとともに、家族へのサポートを行い、隊員と家族の架け橋となれるよう努めていく」としている。
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第9師団第41回定期演奏会で募集広報
<青森>
 青森地本(本部長・田中佳行1海佐)青森募集案内所(所長・角谷清昭1陸尉)は、3月8日・9日、リンクステーションホール青森において開催された「第9師団第41回定期演奏会」で募集広報を実施した。
 この演奏会は、第9師団(師団長・岩村公史陸将=青森)が毎年開催しているもので、会場には多くの市民や学生が訪れ賑わいを見せた。演奏会開始前に行われた「ロビーコンサート」には、多くの吹奏楽部所属の学生達が、音楽隊の演奏に聴き入っていた。
 青森募集案内所は、会場ロビーに自衛官募集コーナーを開設し、自衛官募集パンフレット等の配布を行うとともに、自衛隊の概要や自衛官任用制度についてわかりやすく説明した。コーナーを訪れた学生からは「自衛官になるにはどうすればよいですか」等、任用に関する質問が寄せられ、広報官は一つ一つの質問に丁寧に受け答えをし、学生の自衛隊に対する興味の喚起を図った。
 青森地本は、「今後も演奏会等の行事において自衛隊を積極的にPRし、自衛官募集広報の一層の推進に努めていく」としている。

沖縄県石垣島で演奏会♪音楽指導
<陸上自衛隊中央音楽隊>
 陸上自衛隊中央音楽隊(朝霞)は3月2日・3日に、隊長・樋口孝博1陸佐以下43名で、平成30年度島嶼地域巡回演奏を沖縄県石垣島で実施した。
 2日は、730交差点(本土復帰後から6年後の7月30日に、県内で一斉に行われた道路交通法変更の日にちなむ、ナナサンマル)フェリーターミナル付近で街頭演奏を行い、約150名の聴衆が足をとめて土曜の昼下がりのひとときを楽しんだ。3日は石垣島市民会館大ホールで「第3回やいま特別演奏会」を開催。立見客も出る程の大盛況で、約1040名の聴衆が中央音楽隊の奏でる音楽に聴き入った。最後はスタンディングオベーションで隊員たちに惜しみない拍手が送られた。
 2日の街頭演奏前には、平真小学校において、石垣市内の小・中・高校生100名に対して演奏指導を行った。普段得ることのない経験に、生徒たちは目を輝かせながら手にした楽器を一生懸命に演奏していた。

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