防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   994号 (2019年1月1日発行)
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地域と共に歩む
各地で周年記念行事

秋田 66周年
 秋田駐屯地(司令・荒巻謙1陸佐)は、10月20日「創立66周年記念行事」を催し、約7000名が来場、大盛況に幕を閉じた。
 本行事における訓練展示において、女性隊員4名が参加。第21普通科連隊本部管理中隊衛生小隊の齋藤沙耶香3陸曹、森川愛彩1陸士がヘリからのリペリングを披露、同重迫撃砲中隊の齋藤望陸士長、増田史帆2陸士が重機関銃要員として参加した。リペリングでは、これまで駐屯地としてレンジャー隊員が実施していたが、今回初めて女性隊員が挑戦。レンジャー塔、実機と訓練を積み重ね、晴れて記念行事当日を迎えた。秋晴れのもとに訓練展示が開始され、大勢の観衆が見守る中、女性隊員2名を乗せたヘリは駐屯地グラウンド上空に到達。緊張が張り詰める中でホバリングしたヘリのドアが開かれた。「位置に付け」の合図でスキッドに足が掛けられ、「降下用意、降下」とともに長く伸びたロープを滑り降りた。
 参加した森川1陸士は、「初めての体験で緊張したが訓練を積み重ねるうちに他の男性隊員に負けていないと感じた。女性隊員でもできる」と力強く話した。
 陸上自衛隊において女性隊員の活躍が期待される中、秋田駐屯地においても新たな一歩を踏み出した記念日となった。

勝田 67周年
 勝田駐屯地(司令・腰塚浩貴陸将補)は、11月4日、「明日を拓く郷土とともに」をテーマに「勝田駐屯地・施設学校開設第67周年記念行事」を開催した。
 当日は天候にも恵まれ、国会議員、勝田自衛隊協力会連合会会長のひたちなか市長をはじめ、多数の来賓の参列を得るとともに、地域住民及び隊員家族等約9500名の来場者が駐屯地を訪れた。観閲式において、腰塚司令は、最近の国内外における陸上自衛隊、特に施設科職種の活動及びこれからの施設科の役割などについて紹介し、「これからも一丸となって力を尽くし、国民の皆様、そして地域の皆様の期待と信頼に応えていけるような勝田駐屯地・施設学校を実現することを誓います」と述べた。
 その後、担任隊区の県市町村旗の紹介に引き続き、堂々たる観閲行進、次いで訓練展示、地元のチアダンスチームと駐屯地音楽隊との共演、高等工科学校によるドリル演技が行われ観客席から大きな拍手を受けた。また、会場内で実施された体験試乗、各種装備品展示も親子連れで大いに賑い、記念行事は盛会のうちに終了した。

桂 64周年
 桂駐屯地(司令・榑林寿弘1陸佐)は11月11日、「桂駐屯地創立64周年記念行事」を、国会議員等部内外多数の来賓を迎え、盛大に挙行した。
 当日は創立記念行事を祝うかのような快晴に恵まれ、過去最高の約6100名が駐屯地を訪れた。
 榑林駐屯地司令は式典の式辞で「我々は、わが国の平和と国民の生活を守る自衛隊の一員として、警察・消防をはじめとする地方公共団体、そして関係する企業の皆様と連携し、常に有事、また災害に備え、如何なる事態においても、国民の皆様の負託に応え得る、より精強な部隊をめざし、日々努力を重ねて地域の皆様とともに歩んでまいりたいと思います。また、我々は長年にわたり諸先輩が築き上げてきた歴史と伝統を継承しつつ、時代の変化に対応し、「融和団結」、日々の練成に「明るく楽しく」取り組むとともに、修養を怠らず、任務完遂のための実力をさらに向上してまいります」と述べた。式典後の訓練展示では戦車輸送・格闘による敵ゲリラ掃討・不発弾処理・大型トラック回収・ヘリコプターによる患者輸送を展示し、来賓並びに来場者を魅了した。
 各イベントでは中部方面後方支援隊第101補給大隊による野外入浴セット2型を使用した足湯、陸上自衛隊及び海上自衛隊の装備品展示、高機動車・大型トラックの体験搭乗、宇治鳳凰太鼓の演奏を行った他、野外売店や駐屯地曹友会によるちびっ子広場を設け、地域住民等多数の来場者がグルメやゲームを楽しんだ。
 イベント会場の一角には京都地方協力本部が隊員募集の説明会場を設け、数多くの学生等に対し入隊説明を行い、隊員募集と連携した駐屯地行事となった。
 桂駐屯地はこれからも地域住民に親しまれ、地域とともにある駐屯地を目指して、各種イベントを開催していく。

対馬 38周年

 対馬駐屯地(司令・大倉正義1陸佐)は、11月18日、対馬駐屯地及び対馬市厳原町内において「対馬駐屯地創立38周年記念行事」を盛大に挙行した。
 行事は、駐屯地を午前9時から午後3時まで一般開放して記念式典、観閲行進及び祝賀会食をはじめ、第4音楽隊による音楽演奏、対馬元寇太鼓の太鼓演奏、オートバイドリル、訓練展示、装備品展示、戦車等試乗及び子供広場の各種イベントが実施された。
 記念式典の式辞において大倉駐屯地司令は、桟原城からの駐屯地の沿革、自衛隊最高司令官である安倍晋三内閣総理大臣からの特別賞状受賞を代表する駐屯地の快進撃の紹介と市民の支援・協力に対する感謝の気持ちを述べた後、近年のわが国周辺の厳しい安全保障環境と国内で頻発する災害の発生状況を鑑み、隊員に対して我々は常に「常在戦場」の気概を保持しつつ、文永の役の宗助国公をはじめ対馬と領民を護るために「一所懸命」に己の矜持を懸けて戦ってきた防人、武士、軍人からなる武人の鉄より固き意志を受け継ぎ、国防の最前線対馬を護る武人として、今一度この原点に返り、「一所懸命」を貫いていこうと隊員を鼓舞すると同時にその覚悟を来場者に誓った。
 その後は、対馬駐屯地所在部隊、在島海空自衛隊及び九州各駐屯地からの支援部隊による観閲行進が対馬の目抜き通り約500mの区間で実施され、対馬に初めて上陸した陸上自衛隊最新鋭の10式戦車をはじめとする堂々たる行進に観覧者は日の丸の旗を振りながら大きな歓声を上げた。
 また、駐屯地での目保呂ダムの馬事公園の協力による対州馬体験乗馬やツシマヤマネコふわふわドーム等のアトラクションを設置した子供広場、74式戦車等試乗及び装備品展示などのイベントにおいても地域の皆様の笑顔と歓声が飛び交う楽しい時間が流れ、対馬駐屯地創立38周年記念行事は、延べ約2000名が来場して盛会裏に終わった。


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