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自衛隊ニュース   971号 (2018年1月15日発行)
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バトラー戦闘競技会
<26普連>
 第26普通科連隊(連隊長・西田健1陸佐=留萌)は、11月20日から22日までの間、旭川近文台演習場において平成29年度バトラー戦闘競技会を実施した。
 今回のバトラー競技会では、小銃小隊以下の近接戦闘における射撃能力及び各級指揮官の状況判断能力の向上を図った。
 開会式で統裁官は、「正確な照準及び撃発」、「安全管理」の2つを要望事項として挙げた。
 競技は各中隊の総当たりで行われ、定められたフィールド内で対戦する2個中隊が、青部隊と赤部隊に分かれ、それぞれの集結地から行動を開始し敵と接触する遭遇戦形式で実施した。
 各中隊の白熱した近接戦闘の結果、第4中隊が見事に優勝した。

米国専門家による安全保障講話
<飛行点検隊>
 12月8日、入間基地所在の航空支援集団飛行点検隊(司令・吉廣敏幸1空佐)は、学習院女子大学の畠山圭一教授による部外講話を行った。これは、個人訓練の一環として、自衛隊員としての防衛教養涵養及び知見の向上のため、安全保障関連の専門家に講話を依頼し実施したもので、飛行点検隊隊員約60名と基地所在部隊隊員約90名の計約150名が「米国の情勢」に関わる講話を聴講した。
 講話のテーマは、「トランプ政権登場が物語るもの〜国際秩序の地殻変動と日本の針路」で、概要は「トランプ政権の登場は、アメリカの覇権の時代の終わりを物語っている。それに伴い国際構造は100年前の第一次世界大戦前夜の覇権獲得競争状態に近づいている。トランプ政権の戦略を考え、それがもたらす国際情勢の行方を展望し、日本の針路を考える」というもの。
 大学でゼミ等の教鞭をとる傍ら、米国専門家として、米国知識人との交流も深く、年に数回米国を訪れるなど、米国情勢へ造詣の深い畠山教授は、米国の現状、日本と米国の関係などについて様々な視点から、情熱的に解りやすく講話を行った。
 「トランプ政権の現状や今後の日本との関係動向などがよくわかった」、「今後、新聞やテレビを見るときに、非常に参考になった」、「とても解りやすかった」などと大好評だった。飛行点検隊としても、「同盟国として関係の深いトランプ政権が担う米国の情勢を俯瞰することによって、政権の現状や米国と日本周辺国とのの関係や今後の日本の進むべき道などについて理解を深める事ができ、防衛教養関連の知識・能力の向上という目的は十分に果たせた」と手応えを感じていた。

スポーツで共に汗をかく
日米幹部相互学習交流
<南西航空方面隊>
 12月15日、在沖縄米軍嘉手納基地において「日米幹部相互学習交流」が行われた。これは、共通の戦略的利益を達成するパートナーとしての相互理解及び相互協力を強化するために平成27年から行われている交流。
 初めは、小集団活動として航空自衛隊南西航空方面隊司令部と米空軍第18航空団の幹部約10名程だった。継続して実施している中、南西空隷下の隊員の参加も増え、錬成訓練への反映を検討することとなり、平成28年度から南西航空方面隊と第18航空団の間で、日米相互の幹部の関係発展を目的とし、1尉以下の幹部を対象とした日米幹部相互学習を実施し、語学学習、スポーツ交流、文化交流、職場研修等で交流を図っている。
 平成29年度は、昨年度の問題点であった5高群のカウンターパートである米陸軍の参加範囲の拡大を検討したところ、沖縄の特性を活かし、南西航空方面隊と在沖縄米軍(海軍を除く)との幹部交流が実現。今回は、南西航空方面隊12名、米軍16名の計28名の参加でドッジボール大会などを行い、お互いの関係を発展、絆を深めた。
 参加した隊員は「スポーツ交流を通じて、米軍幹部と個人的な関係が築けた。この関係を活かし交流の機会を設け、更なる友好の輪を広げていきたい」などと感想を述べている。

航空安全確保!滑走路標識を塗装
<木更津駐屯地>
 木更津駐屯地(司令・服部正陸将補)は、12月15日、陸上自衛隊木更津飛行場における滑走路標識の塗装を行った。
 今回の塗装では、塗料を1斗缶約70缶(約1300L)を使用し、長年の使用で色褪せてしまった滑走路標識を第1ヘリコプター団連絡偵察飛行隊・米井隊長以下約30名が12月の寒空の下、一日掛かりで塗り上げた。
 滑走路標識は、道路交通標識同様、航空機の航行を援助するためのものであり、その視認性が低下すると航空機の安全な運航を妨げてしまうため非常に重要なものである。
 この塗装により、遠方上空からの滑走路の視認性が向上し、航空安全確保の一翼を担うものとなった。

上級スキー指導官練成集合訓練
<冬季戦技教育隊>
 冬季戦技教育隊(隊長・山口尚2陸佐=真駒内)は、12月12日から20日にかけてニセコ演習場等で、上級スキー指導官練成集合訓練を実施した。第1次訓練は、12日から16日の間、遠くは駒門駐屯地から87名、第2次訓練は、16日から20日の間、遠くは湯布院駐屯地から49名の練成要員が集合し実施された。
 本訓練では、まず、スキー技術及び指導能力の向上を図るため、森林錯雑地における機動訓練を実施した。練成要員の中には、進路啓開や、スキーからかんじきへの換装等を体験したことのない隊員もおり、かんじきの左右を間違えたり、思うように進路を啓開できない隊員もいたが、そこは流石上級スキー指導官、換装も通常は20分程度かかるところを15分程度で実施できるようになるとともに、錯雑地や傾斜地もスムーズに通過し、部隊における総合機動等での地域選定のイメージアップも図れていた。また、通常、かんじき装着の際、防寒戦闘靴に白色覆いを装着するが、今回は、防寒戦闘靴にそのままかんじきを装着して、緩み具合を確認した。更には、新補職者の早期戦力化のために改良された3型スキーの特性をより理解するため、3型スキーと2型スキーをそれぞれ装着し、傾斜地においてスキー板の特性に応ずる指導要領等を確認した。
 また、スキー技術・指導能力の向上にあわせ、2師団、11旅団からモデル要員の支援を受け、指導官認定試験における斉一な合否判定能力の向上を計った。
 最終日には、「遭難者捜索・救出要領」を演練し、各部隊における遭難者救出の指導者としての能力を向上した。
 冬季戦技教育隊は、現在、冬季遊撃課程教育、将官部隊長・連群長等新渡道訓練、上級スキー指導官養成集合訓練及び第3次上級スキー指導官練成集合訓練等、新年に向けた準備を推進中である。

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