防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   965号 (2017年10月15日発行)
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平成29年度自衛隊音楽まつり
<マーチングフェスティバル2017in武道館>
応募総数64748通
 9月1日から10月1日までの間、平成29年度自衛隊音楽まつりの応募受付を行い、10月5日、厳正な抽選を行った。
 本年度は昨年を3050通上回る64748通の応募があり、公募抽選倍率は6・6倍となった。当選者へは当選はがきが届く。また、落選された方や遠方で来場できない方のため、11月18日の第5回一般公演(18時から19時50分)の模様をネットにより、同時配信を行うことが決まっている。
 今年のテーマは「ONE〜音が結ぶ、ひとつの想い〜」自衛隊記念日行事の一環として、音楽演奏等を通じ、幅広い自衛隊の活動を紹介して理解を深めてもらう事を目的に毎年秋に行われ、今年で53回目となる。陸・海・空自衛隊の隊員約1000名が参加する壮大でダイナミックなステージは、観る者を魅了する。今年はゲストバンドとして在日米陸軍・米海兵隊第3海兵機動展開部隊・タイ空軍も参加を予定している。

基地防空用地対空誘導弾等展示
<浜松広報館>
 浜松広報館は、9月23日及び24日、「基地防空用地対空誘導弾等展示」イベントを行った。
 第2術科学校の隊員により81式短距離地対空誘導弾、基地防空用地対空誘導弾、20ミリ対空機関砲を展示した。約30分ごとにレーダーを回転させ、誘導弾発射装置や対空機関砲が目標に向けて素早く方向を変える様子を展示すると来館者は興味津々に見入って、多くの方が写真撮影をしていた。
 来館者は、今回展示の誘導弾を今話題のペトリオットミサイルと思っていた方が多く、隊員への質問は「これで某国のミサイルが落とせるのか」という質問が多く寄せられた。航空機の侵入にも備える必要があることやペトリオットの部隊は実戦配備についており展示どころではないことなど、国防の現状を国民の皆様に知っていただく機会となった。
 また、基地防空器材と滑走路を見渡す広報館エプロン地区でカーゴ・トラック荷台のベンチに乗って約5分間の走行を体験する体験乗車を行った。
 混雑時には長い行列ができるほどの人気で、出発時には第2術科学校の隊員が元気よく手を振って見送り、車中では隊員とお客様との会話が行われ、トラックから降りた来館者の多くが隊員にお礼を言って降りていたのが印象的であった。やや車酔いをした来館者もおり、「自衛官の大変さがわかった」と話す人もいた。
 浜松広報館は、「今後も自衛隊の任務や活動についてより多くの皆様に理解していただくようにイベントを計画していきます。ぜひご家族で広報館にご来館ください」としている。

安全知識を向上させ、安全意識を高揚!
<航空支援集団 飛行点検隊>
 航空自衛隊飛行点検隊(隊司令・吉廣敏幸1空佐=入間)は、昨年4月6日に鹿児島県鹿屋航空基地の北方山中において発生したU-125飛行点検機航空事故の再発防止策の一環として、様々な取り組みを行っている。
 7月には海上自衛隊厚木基地所在の第51航空隊で行われたCRM(Crew Resource Management)講習に、操縦者1名を3日間に渡り派遣した。CRMとは『安全な運航を達成するために、操縦室内で得られる利用可能な全てのリソース(人、機器、情報など)を有効かつ効果的に活用し、クルーメンバーの力を結集して、クルーの業務遂行能力を向上させる』というもので、ヒューマン・ファクターズに係るCRM能力を向上させることが目的。航空事故要因分析、ヒューマン・ファクターズ、CRMの概要やスキルの概念それを活用した実習や、部隊における訓練実施要領等について聴講した。
 また、9月には、東京都立川市に所在する航空安全管理隊(防衛省・自衛隊で唯一飛行安全について課程教育をもつ)で行われている飛行安全幹部課程教育の一部聴講に操縦者2名を派遣した。そこで安全管理手法の活用法としてのヒューマン・ファクターズ関連課目や飛行安全に関わる健康管理などの課目を聴講した。
 これらの知見を得つつ、隊内に普及して、隊員の安全意識の更なる高揚と安全管理活動の資とするとともに、さらに、飛行点検隊として、このような悲しく痛ましい事故は二度と起こさないという誓いを新たにするものである。

砕氷艦「しらせ」の八戸港出入港を支援
<第2航空群>
 海上自衛隊第2航空群(群司令・小峯雅登海将補)は9月1日から4日までの間、海上自衛隊横須賀地方隊(総監・道満誠一海将)に所属する砕氷艦「しらせ」(艦長・宮崎好司1海佐)の八戸港出入港を支援した。
 「しらせ」は1日の午後1時頃、当群の隊員をはじめ、海上自衛隊護衛艦入港歓迎実行委員会、隊友会、家族会、海上自衛隊OB会の出迎えのもと、6年ぶりの八戸港に入港した。
 その後の入港歓迎行事では、小林眞八戸市長が「八戸市市制施行88周年の節目に「しらせ」の寄港が実現できて嬉しく思います。乗組員の方には八戸の豊かな自然を楽しんでいただきたいです」と入港を歓迎すると、艦側を代表して宮●1海佐が「今回は、南極へ向けた訓練を重ねる中、八戸港に立ち寄りました。一般公開等を通し、多くの方に日本の南極観測事業をご理解していただけると幸いです」と挨拶を述べた。
 2日及び3日の一般公開では、延べ約6800名の市民が来場し、艦内に展示された南極の氷や石など南極観測船の展示品が多くの見学客を魅了した。
 そして、最終日の出港前、宮崎1海佐は、見送りのため岸壁に駆け付けた支援者等一人ひとりに対しお礼の挨拶をし、「しらせ」乗員とともに八戸港を後にした。

第10期一般海曹候補生課程、第367期練習員課程 修業式
<佐世保教育隊>
 8月24日、佐世保教育隊(司令・梅崎時彦1海佐)は、第10期一般海曹候補生課程及び第367期練習員課程の修業式を佐世保地方総監(佐藤誠海将)臨席のもと挙行した。
 今年度から両課程の修業式が同一日となったこともあり、式典には約800名の家族及び約250名の部内外来賓が参列し、体育館の中は人が溢れ、また、厳しい残暑も重なり会場は熱気に包まれたが、眼光鋭い学生達の気合が伝わって式場内は凛と張り詰めた空気が漂い、式典は粛々と厳かに執り行われた。
 梅崎教育隊司令は、「厳しい訓練を同期とともに乗り越え、「仲間の力」を知り、自分自身に計り知れない底力と可能性があることを発見し、同期、同僚との「絆」を育むことができたことは、かけがえのない財産である。己を信じて、失敗を恐れずに何事にも率先垂範の気概で取り組め。高い志をもって職務に邁進せよ。大きく羽ばたき、希望を繋げ」と式辞を述べた。
 佐藤総監は、「この国の旗の国に生まれ、この旗の国に育ち、この旗の国を守るという言葉を胸に刻み、日本人として生まれたこと、これまで育ててもらったことへの感謝、国を守るという崇高な任務に就く誇りを持って、教育隊で培った若い力を部隊において存分に発揮せよ」と示達した。
 一般海曹候補生課程195名及び練習員課程99名総勢294名は、この5ヵ月間、海上自衛官としての基礎的な知識、技能を修得するため、様々な教育訓練を受け、体力を練成し心身の鍛錬に努めた。入隊当初は、指導に対応できない者、団体生活に馴染めない者なども散見されたが、同期で励まし合い、競い合い、修業の日を迎えることができた。
 掘り出したばかりのくすんだダイヤモンドの原石は、佐世保教育隊での濃密な時間を経て、見違えるほどにキラキラと輝き眩いばかりに成長した。光り輝く修業生達は、多数の部内外来賓と家族及び職員に見送られ、胸を張り元気な笑顔で全国各地の任地に向けて旅立って行った。
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<呉教育隊>
 呉教育隊(司令・関川秀樹1海佐)で、8月24日、4月7日の入隊から約5ヵ月半の教育訓練を経て、第10期一般海曹候補生課程学生178名、第367期練習員課程学生94名の修業式が、小松正明呉市長代理呉市総務部危機管理監をはじめ多数の部内外来賓の出席を得て厳粛に挙行された。
 修業式では、池太郎呉地方総監が、「諸君は、海上自衛官に必要とされる "愚直さ" を追求し、それを具現化する行動として、最後まで "あ" きらめず、物事を "あ" などらず、人を "あ" ざむかずに、任務に邁進していってもらいたい」と訓示した。
 修業学生代表の成松大介2海士(私立修道大学=広島県=出身)は、「私たちが、この教育隊生活や訓練を通じて身につけたものは、あらゆる困難にも負けない不撓不屈の精神、そして団結心であり、同じ目的を持ったもの同士、喜びと苦しみを分かち合った経験は、私たちの人生にとって大きな宝です。まだまだ未熟な私たちではありますが、呉教育隊を修業した学生としての誇りを胸に、これからの部隊実習その後の勤務に精一杯精進することをここに誓います」と決意を表明した。
 見送りではそれぞれの勤務地に赴く学生に対し、家族の温かい激励の拍手の中、堂々と行進を行い、自信に満ちた表情で呉教育隊を巣立って行った。

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