防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   960号 (2017年8月1日発行)
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防衛ホーム俳句コーナー
野分なか頑として立つ一里塚     高橋のぶ子
緑蔭に糶持つ牛を磨きをり      山口 寛子
底紅の楚々と笠森お仙の碑      制野 和子
色褪せし水着干しある漁師小屋    辰巳 一郎
堰落つる水音遠く夏座敷       足立  徹
境内の子供相撲の爽やかに      坂元 順一
小屋見えてにはかに重き登山靴    大島 愛子
尼寺のくぐり戸低き萩の風      早坂 洋子
空蝉の縋りつきをり芭蕉句碑     一ノ瀬恵昭
八百屋お七の刑場跡の石碑灼け    堀川 利枝
藻の花の水底見ゆる法の池      岩城 節子
花火師のそろひて撒ける浄め塩    門田美佐子
叢雲を茜に染めて夏落暉       木通 佳子
マラソンの勢い水浴びひた走る    桑野 英毅
重さうな揺れを見せては糸瓜垂る   佐藤 邦子
盆棚の十六(ささげ・豆編に工)豆揺れ易き 滝澤 緋沙
滴りを聞こし召すかに羅漢さま    塩見 惇子
俯瞰する神戸港の夜涼の灯      高木 智念
選 者 吟
懈怠なる声を集めて山の蝉      成川 雅夫

雪月花

 日本棋院発行の雑誌「囲碁未来」で小山鎭雄八段が「徒然草」(188段)に「囲碁」が書かれている事を紹介していた。昔から徒然草は好きでよく読んでいたつもりだが囲碁のことを書いている事は知らなかった。「三つの石を捨てて十の石に就くことは易し、十を捨てて十一に就くことは難し」。三子を犠牲にしても十子を得られるなら誰でもそうするが十一子のために十子を犠牲にする勇気はない。これは失いたくないあれは取りたいでは、あれも取れないしこれも失ってしまう。また吉田兼好(1283〜1352年)は一生のうちあれもこれもと望むことの中からどれが勝るかをよく思いくらべて第一のことを決め、そのほかは思い切って捨て一つの事に励むのがよいとも書いている。三を投資して十を得られるという誘いは今でも絶えない。しかしそんな美味しい話はそうそう世の中にあるとも思えない、先般もバンコックまで逃げた女性の事件があったばかりだ。囲碁教室ではある程度になると「捨て石を利用する」ことを教えられる。皮を切らせて肉を切る戦法だがかなり先まで読まないと骨まで切られてしまう。あれも欲しいこれも欲しい日本の有名な企業も囲碁の「読み」と同じように先を「読む」眼をもっていれば外国企業の傘下に甘んじることにはならなかっただろう。棋譜が残っていないので何とも言えないが兼好が囲碁を打っていたなら相当の打ち手だっただろうと小山八段は書いている。


HOME's English Class
(防衛ホーム英語教室)
プット ユア マニ ホエア ユア マウス イズ
Put your money where your mouth is!
グダグダ言わずに行動しろよ!

 関東地方は梅雨明けし、連日猛暑が続いています。報道で、隊員の皆さんが災害派遣で活躍されているのを見ると、本当に頭が下がります。迷彩服が土と汗にまみれているのを目にするたびに、現役時代の感覚がよみがえってきます。身体に気をつけて、お励みください。都心部でも、雷雨、雹が降るという異常気象が続いています。落雷により夕方の通勤電車が止まり、生活にも影響がでています。関東の利根川水系上流には8つのダムがありますが、貯水率が例年の半分近くに落ち込んでいます。すでに取水制限になっており、盛夏の水不足が心配されています。不思議なものですね。

 今回のフレーズは"Put your money where your mouth is!"「グダグダ言わずに行動しろよ!」です。命令形になっていますので、少しきつく聞こえるかもしれません。"Why don't you〜?"「〜したらどうなの?」を文頭につけて、"Why don't you put your money where your mouth is!"とすると、きっちりとした忠告になります。put your money〜は、「自分のお金を〜に置く、入れる」です。〜は場所を指すので、whereに続くyour mouth is「あなたの口があるところ」になります。直訳では、「自分の口に自分のお金を入れろ」です。フレーズの意味は、「口で言うだけではなく、行動で証明してください。」となります。

 すでに猛暑の感があります。都会のアスファルトは熱を蓄え、太陽光線はじりじりと肌を焼いていきます。暑いときには、温かい飲み物をといった昔の知恵は、生かされないかもしれません。涼しい珈琲ショップで、冷たい飲み物を取るのがいいのでしょうか?くれぐれもご自愛の上、お励みください。災害派遣中の隊員の皆さん、心から応援しております。それでは陽気に楽しい、ストレスの少ない生活をお楽しみください。
<スワタケル>


「頑張っています」新しい職場
活躍するOBシリーズ
協業組合朝倉浄水 古田 浩徳
古田氏は平成26年3月に陸上自衛隊第5施設団本部付隊を3等陸尉(特別昇任)で定年退官。記事作成時57歳 

「真面目に、そして何事にも一生懸命に」
 私は、平成26年3月に定年退職し、その後協業組合朝倉浄水に採用され早いもので3年を迎えています。再就職は勤務形態及び通勤距離等を第一優先として希望し、福岡地方協力本部に就職の援助を受け、念願が叶い弊社に入社することができました。
 弊社は、浄化槽等設置のための設計・施工及び維持管理並びに清掃等を主たる事業とし、併せてビルメンテナンス業務を傘下におく地域密着型の企業となっており、まさに生活の基盤を下支えする会社として地域に貢献しています。
 また、当社の社訓として「住民サービスの徹底」を掲げ、社員一同プロ意識を持ってお客様のニーズに合致した業務に日々取り組んでいるところです。
 私の業務としては、浄化槽清掃を行っており、大型車等をもって各会社をはじめ、病院・個人のお客様宅を順次訪問して清掃業務に従事しています。
 入社当初は、「自衛隊のことしか知らない者が一般社会に出て本当に第二の人生を問題なく送れるか」との不安が多くありました。また、実際の業務においても浄化槽の構造別の清掃方法が分からないことや、現場の場所・経路を十分に理解せずに出発し、到着が遅れる等お客様はもとより上司及び先輩方に大変ご迷惑をかけたこともありました。
 そんな失敗をしつつも何とか一人で業務ができるようになり、自信をもって現場へ向かうことができ充実した毎日を過ごしています。
 今では、自衛隊で得た経験は今の会社や一般社会においても十分に通用すると確信しています。これも一重に上司並びに自衛隊OBの先輩による指導の賜物と心より感謝するところであります。
 まだまだこの世界においては素人の身でありますが、会社のため、そして家族のため精一杯頑張りたいと思います。
 最後に、自衛隊と違い会社はお客様により成り立つことを肝に銘じ、真面目に、そして何事にも一生懸命取り組むことで、会社から信頼される社員となり、「自衛隊OBを採用して良かった」と言って頂き、今後も後輩にバトンタッチできるように頑張っていきたいと思います。


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