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自衛隊ニュース   959号 (2017年7月15日発行)
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中央病院長を招いて禁煙講話を実施
<航空自衛隊幹部学校>
 6月14日、航空自衛隊幹部学校(学校長・長島純空将)は自衛隊中央病院長を講師として招き、「禁煙のリスクと対処」と題して禁煙講話を開催した=写真。本講話は毎年5月31日にWHOによって定められた世界禁煙デーを受けたもので、空幹校初の試みであった。講話は陸幹校長、統幕副学校長を含む目黒基地所在隊員約180名が聴講した。
 院長は講話の冒頭で禁煙対策の責任は本人及びその指揮官にあり、この対策の成果が人的戦力の維持向上に直結することを明言し、その重要性を強調した。続いて悪性腫瘍や閉塞性肺疾患といった喫煙による健康被害や副流煙が及ぼす周囲への悪影響について、医学データに基づき解説した。さらに喫煙の実態が単なる習慣ではなく「ニコチン依存症」という疾患との見解を示し、禁煙及び禁煙指導に関わる者の意識改革に非常に有益なものとなった。終盤にはニコチン受容体作動薬による薬物療法や心理的アプローチである行動療法といった最新の禁煙治療について、自身の診療経験を交えながら熱のこもった内容で締めくくった。
 目黒基地は各学校長以下、受動喫煙の健康被害を申告に捉え、全職員を挙げて今後も重点的に禁煙対策に取り組んでいく事を確認した。具体的には、2020年東京オリンピック・パラリンピックを前に政府が推進する受動喫煙対策と歩調を合わせ、同年の基地内の全面禁煙化をその一助として、来年度以降目指していく。

関東実業団大会で好成績を残す
<防衛省少林寺拳法部>
 7月1日、2017年度少林寺拳法関東実業団大会が、千葉県浦安市運動公園総合体育館武道場で開催され、防衛省少林寺拳法部(市ヶ谷)から14名の選手が出場した。本大会は、少林寺拳法創始70周年記念大会に位置付けられ、少林寺拳法連盟並びに全自衛隊少林寺拳法連盟(岩田清文会長・山口直人理事長)等から多くの来賓を迎え、東京、神奈川、千葉、埼玉、栃木から32団体、約130名の選手が一堂に会し開催された。当日は、会場に響き渡る太鼓を合図に開会式が始まり、凛とした空気の中、二つのコートに分かれて競技が開始された。
 防衛省少林寺拳法部は、毎年多くの選手を本大会に送り込み、好成績を残している。今回大会においても、組演武、単独演武及び団体種目で入賞を果たした。
【組演武】男女の部‥優勝 ▽生形良隆四段・小田遥三段、混成の部‥優勝▽川鍋孝司四段・三宅里奈五段(川崎小杉道場)、段外の部‥優勝▽猪股精一一級・橋本孝之六級
【単独演武】初段から三段の部‥第三位▽比嘉秀樹三段
【団体演武】第二位▽チーム防衛省(梶山信一三段・中宇地正和二段・小田遥三段・淡路陽介三段・財木正昭六段・猪股精一一級)
 市ヶ谷地区に勤務する隊員によって構成される防衛省少林寺拳法部は、随時部員を募集している。同部の生形良隆部長に話しを聞いた。
 「防衛省少林寺拳法部は、市ヶ谷地区に勤務する方(勤務経験がある方を含む)であればどなたでも入部できます。現在、内局、各幕、部隊、学校、防衛装備庁、地方防衛局、他省庁などから多くの隊員等が所属しています。練習は毎日昼休み、夜は金曜日を中心に、市ヶ谷厚生棟2階体育館で行っています。関東実業団大会のほか、全自衛隊少林寺拳法大会に出場することができます。成績によっては少林寺拳法連盟が主催する全国大会にも出場することができます。少林寺拳法は、多彩な護身の技術を体系的に身につけることができ、リフレッシュにも最適です。初心者や女性も大歓迎。年齢層も幅広く、それぞれのペースで練習を行っています。合宿やバーベキューなどのイベントも盛りだくさんです。百聞は一見に如かず。まずは見学・体験から。気軽に体育館にお越しいただき、部員に声をかけてください。部員一同お待ちしています」。

レジリエンス教育第2弾「実生活に活かすために」
<航空支援集団 飛行点検隊>
 航空自衛隊飛行点検隊(隊司令・吉廣敏幸1空佐)は6月21日、埼玉県の入間基地において個人訓練の一環として部外専門家講師によるレジリエンス教育を行った=写真。今回はテーマを「レジリエンス2 〜実生活に活かすために〜」として、今年2月に行った講話「レジリエンスへの第1歩」をさらに発展させた内容で、理論と実戦が実習でき非常に有意義であった。今回も飛行点検隊員のほか他部隊隊員も合わせて約110名が講話を聞きに集まり、講師の木村さち子氏も「皆さんの真剣な気持ちを感じます」などと語っていた。
 講話では(1)社会的レジリエンスでより正確な自分の性格を理解し、他のタイプとの付き合い方を考え、実生活の中でのコミュニケーションのとり方を学んだ(2)心理的レジリエンスにより、何らかの課題に直面したとき、上手く行くはずだという期待に対し、自分にはそれが出来るという自信(自己効力感)を高める方法を実習できた。
 2回目となる今回は、より素直に講話に心を傾けた隊員も多かった。「前回は、行動特性を見出して、コミュニケーションに活用するというもので、今回は、自分の性格の傾向がわかり、より実生活に活用できると感じた」や「自分の性格が驚くほど当たっており、それらを理解できて良かった」などとの感想が聞かれ、航空機事故の再発防止策の一環としても、精神教育として効果があったと感じられた講話だった。

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