防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   959号 (2017年7月15日発行)
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海上自衛隊


呉自衛官募集センター開所式
<呉地方総監部>
 6月6日、呉地方総監部(総監・池太郎海将)では、呉自衛官募集センターの開所式を行った。この呉自衛官募集センターは、総監部庁舎内の呉地方総監部人事課募集支援係と青山集会所地区の広島地方協力本部呉地域事務所が入船山地区庁舎へ移転したことに伴い、自衛官募集の機能を集約し、呉における募集広報の中枢として今後の募集の連携強化を目指し設立したものである。
 センター1階には、自衛隊の活動を紹介するため、市民が自由に立ち寄ることができるようにパンやジュースの自動販売機を設置して、テーブルやソファなどで1度に約20名が自習や読書などをすることができるオープンスペース「知るカフェ」を開設した。
 同センターには、陸海空自衛隊のパンフレットや自衛隊を描いた漫画本などを置き、自衛隊への理解と親しみを深めてもらうとともに、自衛隊への入隊相談にも応じる。
 開所式には、呉市市議会議長、呉市副市長をはじめとする来賓及びマスコミ各社が参加し和やかな雰囲気のもと行われた。
  池総監は、挨拶で「人材確保を目指し、自衛隊と地元呉市との懸け橋となり、市民の誰もが気軽に立ち寄れる場として運営することを目指したものです」と呼びかけ、テープカットで開所を祝った。
 併せて、入船山地区には青山集会所地区にあった呉地方総監部援護業務課、呉音楽隊、呉水交会及び広島県隊友会呉支部も新たに移転した。
 また、当日、呉地方総監部で作成したイメージキャラクターの披露を行った。この呉地方総監部イメージキャラクターは、呉地方隊で勤務したい雰囲気の醸成のため呉警備区隊員の中から作品を募集し作成したものである。
 応募総数48作品の中から呉地方総監部のシンボルとして選ばれた作品は呉地方総監部人事課の中尾七海3海曹のデザインによるもので自衛隊員及び呉市民誰からも愛されるキャラクターとして「くれこ・やまこ」と命名され、今後様々な広報活動を行っていく予定である。
 呉地方総監部では、引き続き、効果的な人材確保のため募集広報の強化に力を注ぐとともに、呉市民全般との一層の連携の強化に取り組んでいく。

下関美化美化大作戦
<下関基地隊>
 下関基地隊(司令・柏原正俊1海佐)は6月11日に下関市全域で一斉に環境美化を行う「下関美化美化(ぴかぴか)大作戦」に参加した。
 これは、下関市の環境美化条例に基づき、市民の環境美化意識の高揚を図ることを目的として毎年この時期に行われるもので、自治会単位で、商店街や海岸などの清掃活動を実施している。基地隊の隊員はそれぞれの居住する地域の自治会の清掃作業に参加した。
 その一つである古宿海岸では、自治会会員、近傍の水産大学生、中学生、消防署員を含む市の職員、及び下関基地隊の隊員が集まった。
 古宿海岸は、国道191号線とほぼ平行に走る約300メートルの砂浜で、周辺にはフィッシングパークやヨットハーバーなどのレジャー施設があり、魚釣りを楽しむ親子連れ、ヨットや波乗りに興じる若者等で賑わいを見せる所である。しかし、冬季から初夏にかけては季節風の影響を受け日本海からの漂流物が多数打ち寄せる場所で、今年も海草、流木、プラスチック容器などが散在していた。
 午前8時半から清掃作業を開始。隊員は、海岸を覆っていたゴミを黙々と拾い、午前11時頃に無事終了した。基地隊としては、今後とも地元の行事に積極的に協力・参加することとしている。

小学生見学ツアー支援
<徳島教育航空群>

 徳島教育航空群(群司令・森浩1海佐)では、6月15日に、徳島県議会小学生社会見学ツアーを支援し、板野町立板野西小学校が徳島航空基地を見学した。
 徳島県議会小学生社会見学ツアーでは、徳島県内の小学生を対象に県議会の傍聴や議事堂等の見学を行うほか、そのオプショナルツアーとして、県が指定する15ヵ所の施設の中から小学生の要望に応じた施設の見学が行われている。徳島教育航空群は、平成29年度からこのオプショナルツアーの施設に含まれており、今回は板野西小学校からの要望に応じたものである。
 当日は、板野西小学校6年生23名が徳島教育航空群を訪れた。航空機見学で、航空機が飛ぶ仕組み等について説明を受けると、熱心にメモをとる姿が見られた。また、管制塔地区の見学では、航空管制業務や化学消防車の放水を見学したほか、防火服の試着を体験した。
 普段目にすることのない徳島航空基地の施設を見学した児童たちは、目を輝かせ元気いっぱいに質問をするなど、自衛隊への高い関心を示すとともに、「近くで見る飛行機や消防車は格好よかった」等の感想を述べた。


佐世保自衛隊パレードに参加
<佐世保教育隊>
国民の負託を肌で感じて
 佐世保教育隊(司令・梅崎時彦1海佐)の新入隊293名(第10期一般海曹候補生課程、第13期自衛官候補生課程)は、6月3日、佐世保市アーケードで行われた佐世保自衛隊パレードに参加した。
 学生に集団の一員として力を合わせることの喜びとともに、自衛官に対する国民の負託を肌で感じ、自衛官としての誇りを自覚させることを目的として、ゴールデンウィーク明けから約1ヵ月間朝昼課業整列時を活用し、職員も一丸となって訓練に励んだ。
 腕の振り、歩調を合わせるといった基礎訓練から、縦横列の整列、頭の動きの斉一性、目線の向き、部隊の威容の発揮など段階的に着眼点を定め、訓練当初は、足並みが揃わず手足もバラバラで教官から厳しい指導を受ける場面も多かったが、訓練も中盤を迎える頃には自分たちが海上自衛隊の代表であるという自覚も芽生え、訓練に取り組む姿勢に真剣味が増し連帯感も感じられるようになり、練度も急速に向上し、本番当日を迎えた。
 パレードには、米海軍、陸自第118教育大隊所属の新入隊員250名及び陸自西方普通科連隊も参加したが、その先陣を切った佐世保教育隊の学生は一致団結し、自衛艦旗を先頭に自信を漲らせて堂々たる行進を披露し、訓練の成果を遺憾なく発揮した。
 沿道の市民は、行進曲に併せて日の丸の小旗を振りながら「自衛隊がんばれ」「教育隊がんばれ」と大声援で激励し、学生の一糸乱れぬ姿に拍手喝采していた。駆けつけた学生家族150人も、我が子の成長ぶりに感動していた。
 自衛艦旗旗手を務めた学生は、「この旗の重みと自衛官の使命を再認識し、身が引き締まった」と感想を述べていた。学生にとって今回のパレード参加は、国民の信頼、期待の高さを肌で感じることができ、今後の学生生活への更なる意気込みを誓う絶好の機会となった。
 海上自衛官の苗は芽生え、着実に成長している。

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