防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   959号 (2017年7月15日発行)
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〜中央即応集団〜
魁の風
Central Readiness Force

海賊対処行動支援隊(第7次)
現地の人達の心に残る活動を

 私は、派遣海賊対処行動支援隊第7次要員として、ジブチ共和国の自衛隊活動拠点で警備任務にあたっています。日本とは全く違う環境及び気候のため、慣れるまでに時間を要しました。拠点で働く現地のスタッフや業者とともに勤務し、子供達に日本文化や武道を教えたり、他国軍との交流で様々な文化や言語に触れる等貴重な経験ができ、派遣隊員として大きなやり甲斐を実感しています。
 これから「世界で一番暑い国」ジブチの夏がやってきます。私達は、日本国内で決して経験することがない酷暑に耐えながら、万全の態勢で日々の任務を遂行する必要があります。
 このジブチの環境に慣れるため、空いた時間に駆け足及び拠点内にあるジムを活用し、筋トレを行う等、体力向上に努め、体調管理を万全にしています。
 拠点内のみんなが安心して任務を遂行し日本に無事帰国できるよう、また、各種文化交流を通じて他国軍や現地の人達の心に残る日本隊として、最後まで任務を遂行したいと思います。
(警衛隊・川上諒平3陸曹)

平成29年度富士総合火力演習
一般公募抽選会を実施
 7月4日、防衛省において「平成29年度富士総合火力演習の一般公募抽選会」が行われた。抽選は、陸幕広報室長・前島政樹1陸佐が中央業務支援隊警務隊員立会の下、厳正に行われた。本年からははがきによる応募がなくなり、ネット応募だけとなった。そのため抽選方式も変わり、パソコンに保存されている応募者のリストから前島室長がパソコンのボタンを一つ押すだけでランダムに当選者が選ばれ、一瞬で抽選会は終了した。
 応募期間は6月1日から7月2日まで。今年の応募総数は150,361通(昨年度‥147,831通)、当選倍率は約29倍(昨年度‥はがき及びネットで約29倍・ネットのみ約31倍)となり、相変わらずの高倍率であった。
 当選者への通知は、7月末頃〜8月上旬に当選はがきの発送をもって行う。
 昨年は隊員約2400人、主要装備品約860両が参加した富士総合火力演習。今年は8月27日に東富士演習場で公開される。

第12期殉職生徒50回忌顕彰行事
<高等工科学校>
 7月2日に陸上自衛隊高等工科学校(学校長・滝澤博文陸将補=武山)において、「第12期殉職生徒50回忌顕彰行事」が執り行われた。
 今回の顕彰行事は、昭和43年7月2日に13名の生徒が殉職されてから50回忌の節目となり、49年前の訓練事故発生と同時刻の14時30分に黙祷を実施した。式には、遺族8家族24名、第12期同期生104名、小泉進次郎衆議院議員及び岡部俊哉陸上幕僚長を始め、部内外の来賓が臨席し、学校職員及び全生徒が参列して、殉職生徒13柱の御冥福を祈った。
 英霊に対する儀じょうの後、参列者全員による拝礼及び黙祷を行った。追悼の辞で滝澤学校長は事故の概要を述べ、殉職生徒一人一人に温かい言葉を話しかけ、「顕彰碑のある小公園だけは、本校創立以来『不変の地』であり、我々学校職員・生徒一同の『心の拠り所』となっております。引き続き、本校の歴史と伝統を継承するとともに、『神聖なる小公園の地』を『不易の象徴』としてしっかりお護りしてく所存です」と追悼の意を述べた。
 また、小泉議員が「高等工科学校は日本一の高校で、日本一の生徒達が学んでいます。これからも、第12期殉職生徒の皆様の思いを受けて、この学校は益々発展するはずです。生徒達も皆様のことを忘れずに職務に邁進してくれると思います。これからも学校の発展と生徒諸君の活躍を見守って頂きたいと思います」と来賓を代表して挨拶を行った。殉職生徒遺族及び参列した代表者による献花の後に、第12期同期生会長が顕彰の辞を述べ、最後に儀じょう隊による弔銃をもって、顕彰行事を終え、その後、参列した学校職員及び全生徒が献花を行った。行事後、遺族及び第12期同期生が小公園の顕彰の碑を参拝し、夜には第12期同期生が企画した「御遺族を囲む会」が晴れやかに行われ、追悼の一日が厳かにかつ和やかに終了した。

沖縄の2個部隊に1級賞状
陸自・第15ヘリコプター隊
空自・南西航空警戒管制隊
 6月29日、防衛省において、陸上自衛隊第15ヘリコプター隊(隊長・古賀幹徳1陸佐=那覇)および航空自衛隊南西航空警戒管制隊(司令・横尾広1空佐=那覇、7月1日に南西航空警戒管制団に改編)への表彰式が行われ、両部隊に第1級賞状が授与された。
 第15ヘリコプター隊は、昭和47年12月の任務開始以来、南西諸島における緊急患者空輸等を通して、地域住民の民生の安定に寄与するとともに、自衛隊に対する理解と信頼を深めた。緊急患者空輸は厳しい気象条件や長距離飛行等多くの困難の中、年平均200回、累計でも9000回を超えて実施され、約9500名の人命を救助した。
 また、南西航空警戒管制隊は、昭和47年の部隊創設以来、南西地域における航空の要として、万全の警戒監視体制によって我が国の航空秩序維持に貢献した。厳しい安全保障情勢の中、領空侵犯阻止のための緊急発進指令が、昨年度は過去最多の803回、累計では5000回を超えた。
 稲田朋美防衛大臣は、「各隊員の方々が、高い使命感を持って現場で忍耐強く任務に当たって頂いていることに対して心から感謝申し上げます」と労いの言葉をかけるとともに、「受賞部隊の皆様におかれましては、防衛省自衛隊の良き伝統とともに、引き続き変化する安全保障環境に適応するため、創造の精神を持って任務に取り組んで頂くことを切に望みます」と要望した。

九州北部大雨に係る災害派遣 防衛省で関係幹部会議
 7月5日、九州北部では記録的な大雨を記録、道路が冠水し、孤立者が発生したことから同日19時00分、陸上自衛隊第4師団長(福岡)に対して、福岡県知事より人命救助及び物資輸送に係る災害派遣要請があった。また、19時30分には陸上自衛隊第4戦車大隊長(玖珠)に対して、大分県知事より人命救助に係る災害派遣要請があった。
 派遣要請より前の18時46分、防衛省では対策連絡室を設置、防衛大臣から「1、自衛隊は、陸海空のあらゆる手段を活用して、情報収集を実施するとともに人命救助を第一義として救援活動を実施すること。2、関係府省庁、自治体等と緊密に連携するとともに、状況の推移に的確に対応する等対処に万全を期すこと。」との指示が発令された。
 翌6日午前10時15分には防衛省で、関係幹部会議が行われ、稲田大臣は「引き続き政府一丸となって、被害状況把握に努めるとともに、人命救助活動に全力で対応したい」と発言した。

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