防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   956号 (2017年6月1日発行)
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各地で創設記念行事

八戸 61周年
 八戸駐屯地(司令・千葉徹1陸佐)は4月22日、満開の桜の下、八戸駐屯地創立61周年記念行事を挙行した。
 当日は、時折降りしきる小雨模様だったが、徐々に天候も回復して青空となり、約4000人の来場者で賑わった。行事は国会議員、各自治体の長、協力諸団体等多数の来賓を招いて行われた。式辞において千葉司令は、「地域のために、地域と共に今までも、そしてこれからも、わが国の平和と地域の安全・安心の礎となるべく、全力を尽くす所存」と決意を述べた。来賓からは、信頼と強い期待が込められた祝辞が述べられた。続いて、駐屯地の精鋭達が一糸乱れぬ堂々とした観閲行進を披露し、威容を顕示した。その後の訓練展示では、諸職種部隊が総合戦闘力を発揮して、敵部隊を制圧する実戦さながらの一連の流れを展示し、戦車及び火砲の迫力ある空包射撃は、腹にズシンと響く衝撃を与え、観客からは大きな歓声が上がり、割れんばかりの拍手が起こった。
 装備品展示やUH-1ヘリコプター・74式戦車・高機動車の体験搭乗や曹友会のチビッ子広場、野外ステージ会場では、近隣中学校吹奏楽部による演奏等、多数の催し物で大盛況となり、駐屯地と地域住民との信頼と絆をより一層深めることができた。

「遮二無二」テーマに体育大会
〈陸上自衛隊高等工科学校〉
 陸上自衛隊高等工科学校(学校長・滝澤博文陸将補)は、4月30日、体育大会を実施した。
 前日の授業参観に引き続き行われた本大会は、快晴の青空の下、約840家族2000名以上の保護者等の見守る中、各学年の同一区隊(対称区隊)を一つのチームとして編成し、全11コチームで熱戦が繰り広げられた。生徒教育の一環として生徒自らが本大会を企画・運営することにより、生徒のリーダーシップ、融和団結及び創造性を学ぶ教育の場として実施された。
 芝元友哉生徒(宮崎県出身)を実行委員長とした実行委員会が、テーマを「遮二無二」とした。テーマには、「全生徒が胸に秘める何事も全力で取り組む気持ち、それを爆発させてほしい」という願いが込められている。開会式において、学校長は「目標達成に向け全力を尽くせ」、「真の友情を育み団結力を発揮せよ」及び「安全管理の徹底」の3点を要望した。
 自衛隊体操に始まり、第1学年と着校当時に世話係を務めた第2学年による2人3脚、木銃をバトン代わりに第1学年は制服、第2学年は迷彩服に背嚢を背負って走り、第3学年は迷彩服に匍匐前進により行うリレー「自衛官への道」、第3学年がトーナメントで競った騎馬戦、対称区隊によるパフォーマンス合戦等を通じ区隊の団結を高めた。次の日からGW休暇ということもあり、生徒は全ての力を出し切り、大会は盛会のうちに終了した。
 5月1日より生徒は休暇に入り、1年生は入校後初の帰省となった。

久居 65周年
 久居駐屯地(司令・能勢龍一郎1陸佐)は4月16日、久居駐屯地開設周年記念行事を挙行した。1952年、警察予備隊として久居駐屯地が開設されてから65周年を迎えた今年度は、「未来へ向かって創造を重ね、前進していく」という決意を込め、『創造 〜未来へ〜』をテーマとして盛大に執り行われた。
 この日は、天候に恵まれ、うららかな小春日和の中、多数の来賓に加え、約6000名の来場者が訪れた。
 『威風堂々の観閲式及び観閲行進』
 桜舞う訓練場において、まずは観閲式が行われ、観閲部隊の勇姿が披露された。
 午前時、観閲式開始に合わせて部隊は続々と入場し観閲官・能勢1佐を迎えた。
 3月に第普通科連隊長兼ねて久居駐屯地司令に着任した能勢1佐が観閲官として巡閲を行い、「わが国を取り巻く安全保障環境は、様々な課題や不安定要因が顕在化・先鋭化してきており、更に、南海トラフを震源とする、巨大地震が生じる危険性があります。このような時代において今まで以上に高い練度と即応性を保持し、団結・規律・士気を兼ね備えた "足腰の強い部隊" となるように努める所存であります」(要旨)と式辞を述べた。
 また、三重県知事(鈴木英敬氏)をはじめ、衆議院議員(川崎二郎氏・田村憲久氏・中川康洋氏)、津市長(前葉泰幸氏)からは、あたたかい祝辞が述べられた。
 その後、式典は観閲行進に移行し、徒歩部隊、車両部隊、航空部隊と大きく3つのグループが行進に参加した。行進は駐屯地所在部隊に加え、多くの支援部隊(第師団隷下の部隊や陸上自衛隊航空学校、第5対戦車ヘリコプター隊、航空自衛隊第4高射群第高射隊)が参加し、壮観な行進をおこなった。
 まずは、観閲部隊指揮官(川南2陸佐)が指揮する指揮通信車を先頭に徒歩行進部隊が力強い歩調で続いた。
 その威風堂々とした行進に観覧席からは大きな拍手が送られた。また、観客の中には隊員家族の姿も見られ、観閲部隊に父親を見つけ、名前を呼ぶ子供達の声も聞かれた。
 その後、車両行進部隊が行進、陸上自衛隊が有する様々な車両に歓声が沸き、航空飛行部隊のヘリコプターが上空を通過するとその迫力に観客は圧倒されていた。
 『アトラクション及び訓練展示』
 観閲式の後、駐屯地らっぱ隊によるらっぱドリルが行なわれた。早足行進や1日の流れを追った日課号音など様々な曲に合わせた統制のとれたドリルで観衆を魅了。さらに、第音楽隊の演奏も加わりドリルに華を添えていた。
 続いて第偵察隊によるオートバイドリルが披露された。颯爽と現れた8台のオートバイに観衆の目は釘付けになり、アクセルターンやブレーキターン、隠密走行(バイクに身を隠して走行)、クロスジャンプ等高度な操縦技術に大きな拍手が送られた。
 アトラクションの締めくくりとして、第2中隊による訓練展示が各職種との共同で行なわれた。ヘリコプターによる航空偵察及び、地上偵察(偵察用バイク・偵察警戒車)やヘリコプターから降下したレンジャー部隊による偵察から開始され、戦車、特科、小銃小隊、重迫撃砲小隊が展開し、その援護下にヘリボン(戦闘隊員をヘリコプターで空中機動)が降着、敵部隊を撃破するというものであった。火砲による射撃、ヘリコプターの飛行などで会場の熱気は最高潮に達した。
 『祝賀会食及び関連行事』
 興奮冷めやらぬ訓練場を後にして、観閲官及び来賓は駐屯地体育館に場を移し、中勢防衛協会(会長・岡本直之氏)主催の祝賀会食が執り行われた。
 第普通科連隊協力会大鷹会副会長・片岡氏による乾杯の発声のもと祝賀会食は盛大に開始された。
 参加者達は用意されたオードブルに舌鼓を打ちつつ終始和やかに歓談が続いた。
 一方、その他の会場では戦車による体験試乗や装備品展示、子供広場での遊具、野外売店、茶会、第音楽隊による演奏会等様々なイベント・ブースが展開され、来場者達を大いに楽しませた。久居駐屯地開設周年記念行事は午後3時、大盛況のうちに終了となった。
 駐屯地を後にする来場者達からは「楽しかった」「来年もまた来たい」などの声が聞かれ、見送る隊員達からは笑顔がこぼれていた。
 久居駐屯地では、今後もこれまでの歴史を紡いでこられた先人の志を受け継ぎ、厳しい環境下においても国家及び地域の皆様を守る最後の砦として行動できるよう未来に向け創造を続けていく。
 今行事の様子は地元の新聞、テレビなどの他、多くのメディアに取り上げられていた。

3師団 56周年 千僧 66周年
 第3師団(師団長・角南良司陸将=千僧)は、5月14日、千僧駐屯地(兵庫県)において、第3師団創立56周年・千僧駐屯地創設66周年記念行事を行った。
 「力強く、地域と共に」をテーマとし、師団地区内の14個部隊等から人員約850名、車両約120両及び航空機5機が参加し、統制された観閲式や迫力とスピード感あふれる訓練展示等を行い、来場した約1万4000名の市民に日頃の訓練の一端を披露した。
 角南陸将は式辞において昨今の国内外情勢に触れ、「このような情勢下、防衛省・自衛隊も改革を進めており、我々自衛隊の果たす役割は、一層重要になってきています。第3師団は、新たな情勢に対応しつつ、引き続き近畿2府4県を護る地域配備師団として、『所命必遂』、この地域の防衛警備・災害派遣に邁進いたします」と述べ、近年の多様化する任務に対して、師団の今後更なる精強化とあらゆる任務の必遂を誓った。
 記念式典や訓練展示を見学した観客からは、「昨年は地震で実施されなかったので、今年は見られて良かったです」「恰好良い、自衛隊の訓練を初めて見ましたが迫力が凄い!」等の感想が聞かれた。
 併せて、駐屯地内において装備品展示、戦車試乗、音楽イベント、レンジャー体験、制服試着、野外売店等のイベントやアトラクションを行い、地域の方々と自衛隊がふれあう絶好の機会となった。

北富士 57周年
 4月23日ようやく咲き始めた桜と雄大な富士山のもと、北富士駐屯地(司令・佐藤恒昭1陸佐)は、駐屯地記念行事を挙行した。今年度も逐次趣向を凝らし、地域のため又、隊員家族のため自衛隊の活動について理解を深めてもらうことに約半年をかけて調整し実施した。
 来賓の祝辞として、山梨県知事をはじめ、地元選出国会議員が今後の自衛隊の活動と地域防災等との連携強化の必要性を話した。
 観閲式では、駐屯地の特色である部隊訓練評価隊の特殊車両が参加、訓練展示では高等工科学校のドリル演奏、ヘリを活用した偵察及び射撃の観測を展示した。
 訓練展示終了後には、音楽隊と火砲の射撃(空砲)を組み合わせた音楽演奏を実施し、最後を締めくくり盛大な記念行事となった。
 観客者数も昨年度より500名も多く約3200名を突破し、北富士駐屯地として過去最高の集客となった。

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