防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   956号 (2017年6月1日発行)
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HOME's English Class
(防衛ホーム英語教室)

アイム パティキュラー アバウト ワイン レイトリ
I'm particular about wine lately.
最近ワインに凝っているんだ。

 地域によっては、猛暑日が続いています。今年は、春からあっという間に初夏のような感じですね。これから梅雨、梅雨明けと例年通りに季節が移ろいでいくのでしょうか?前号で私の慶事をお伝えしましたが、多くの読者から温かい言葉を賜りました。ありがとうございます。今後とも、精進してまいりますので、よろしくお願いいたします。

 今回のフレーズは"I'm particular about wine lately."「最近ワインに凝っているんだ」です。particularは、「特別の」のほかに「几帳面な、好みのやかましい、気難しい」といった意味があります。aboutの後に来る「興味の対象」にこだわりをもつことを表現できます。ワインは、香りが命です。良い香り、美味しい香り、甘い香りから土の香り、皮革、干し草といった少しくせのある香りが複雑に絡み合っています。そんな香りと料理のマリアージュ(結婚を意味するフランス語で、ワインと料理の組合せの良し悪しや相性をいう)をあれこれ考えながら、会話を楽しむとさらに食事が楽しくなります。be particular about〜で、自分の気に入っていることを表現してみましょう。

 先週末は、横浜の公園に足をのばしました。3時間ほどのウォーキングと森林浴を楽しみました。久しぶりに青々と茂った森の中を散策しました。会話をしながら、咲いている花や鳥、池の魚に目をやると、子どもの頃を思い出しました。小川では、幼稚園児が両手で泥をすくって、歓声を上げていました。今度は軽装で来て、小川で遊んでみようかと言うと、「自衛隊で散々やってきたでしょう?」と返され、大笑いをしました。予備自であることを、再認識しました。ウォーキングを楽しむのには良い季節です。陽気に楽しい、ストレスの少ない生活をお楽しみください。〈スワタケル〉


「頑張っています」新しい職場
活躍するOBシリーズ
ALSOK山形(株) 清水 亮
清水氏は平成28年3月、陸上自衛隊第1特科隊を陸士長で退官。28歳(記事作成時)

 私は、平成28年3月に陸上自衛隊を退職し、山形市にあるALSOK山形株式会社に警備員として就職しました。
 就職してから半年余りが経ち、現在はセキュリティサービス部の機械警備員として勤務しています。機械警備は、契約したお客様のお宅や建物、敷地内にセンサーを設置しセンサーが異常を感知した場合、現場に直行して何が起こっているかを確認し必要な対応を行う業務です。私は、この業務を行うにあたり常に二つのことを念頭に置いて働いています。
 一つ目は、職務に対し責任感を持つということです。現場においていい加減な対応をしてしまえば、盗難や火災などの重大な事故に繋がり、お客様の身体や財産に多大な被害が出てしまう可能性があります。前回はこうだった、他ではこうしたではなく、その場、その時に適した対応ができるよう心掛けています。
 二つ目は、誠実さを持って仕事にあたるということです。警備先のお客様は私たち警備員を信頼して大切な鍵や情報を預けてくださっています。その信頼を裏切るような行為、例えば「鍵を紛失した」、「知り得た個人や会社の情報をSNSで漏洩した」などということが決して無いように細心の注意を払いながら仕事をしています。
 この仕事の成果は、目立つものではなく分かりにくいものかもしれません。しかし、犯罪や火災の抑止力となり、起こってしまった事故の被害を最小限にとどめるという誇りある仕事だと思います。
 最後に、これから再就職される皆さん、自衛官として培ってきた体力や精神力は、必ずこれからの仕事でも役に立ちます。それらを活かし、今後皆さんがそれぞれの場所で活躍されることを願っています。

雪月花
 04年に設けられた本屋大賞は全国の書店の店員さんが売りたい本、読んでほしい本を投票して決める。芥川賞や直木賞の評論家先生方が厳かに選定するのとは違い現場の声を反映しているので両賞と肩を並べるほどに注目される存在になってきた。その本屋大賞、ことしは恩田陸さんの「蜜蜂と遠雷」(幻冬舎)になった、1月には直木賞にも選ばれておりダブル受賞である。初めてのことらしい。こんな賑やかな話題につられてこれを読んだ。国際ピアノコンクールを舞台にした長編の青春もの、結末も予想どうりでストーリーは単純なものだが描写が繊細で専門的だ。恩田さんは小さいころピアノを習い大学時代にはアルトサックスを吹いていたというから音楽は専門なのだろうが本書ではとにかくクラシック音楽に詳しい。同書の宣伝コピーによれば構想から12年、取材11年、執筆に7年かけたとのことだがさもありなんという感じだ。「この世界は至上の音楽に満たされている」そして(少年の演奏には)速度を感じた。何かエネルギーが行き交っているような、音楽の速度と意思を感じとったのだ。ベートーベンの曲の持つ、独特のベクトルのようなものが少年の指先から矢のようにホールに放たれているようなのだ。こんな表現が最後までずうっと続いている、モーツアルトやバルトークなどの曲のイメージもまことにきれいに書いている。二度読みしてマーキングした小説は久しぶりだった。4月末で55万部売れたとのこと、クラシック音楽ファンが増えるかもしれない。

防衛ホーム俳句コーナー
一輌電車過ぎしより吹く青田風     牧田 桃苑
開拓の山田の荒るるほととぎす     宮本 立男
人影の無き旧道の古簾         早坂 洋子
退院を明日に控へし髪洗ふ       山崎 明子
田に水の張られし夜の遠蛙       西田真由美
園児らの声の飛び交ふ桐の花      坂元 順一
梅雨晴や鱗の光る投網干す       折口 桂子
浮き上がる白玉を待ち母恋し      森  佳世
夏の山朝の香気の漂へる        桑野 英毅
夏至の日の雨後に夕日の顔を出す    福島初五郎
浜草に紛るる白き梅雨の蝶       棚橋 弘子
南天の花散る径を大仏へ        西 無左夫
篠の子のあれよあれよと藪を成し    藤原 恋水
笠雲の富士に李の初出荷        田中あやめ
足の指跡深々と夏の浜         尾野千惠子
門付の托鉢僧の鈴涼し         岩城 節子
無住寺のどくだみ臭ふ破れ垣      矢嶋 麗子
古本の露店を畳む青嵐         大島 愛子
選 者 吟
梅雨近き滝の濁りを免れず       成川 雅夫

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