防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   955号 (2017年5月15日発行)
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「頑張っています」新しい職場
活躍するOBシリーズ
青森銀行三沢支店 佐藤 誠
佐藤氏は平成28年3月28日に航空自衛隊北部航空警戒管制団司令部を3空尉で定年退官。55歳(記事作成時)
 自衛隊生活で縁が出来た三沢の地で平成28年3月28日に定年退官を迎え、北部航空方面隊援護業務課からご紹介いただいた、青森銀行三沢支店で平成28年4月1日から新たな生活をスタートさせました。定年が近づき再就職を意識する中で、当初「本当に再就職できるか」などの思いがよぎり不安でしたが、定年2年前から就職援護担当者とじっくり相談する中で自分が自衛隊生活で培った知識や経験等を踏まえ、「自分のしたいこと」、「できること」を明確にし、再就職への方向性として地域の人のために貢献ができる職種を希望したところ、援護担当者の方から、現在の職場である青森銀行三沢支店を紹介されました。当青森銀行は昭和18年に創立され、社員は1353名、102ヶ所の支店を展開し、預金額2兆4192億円の規模を誇る青森県のメインバンクであり、三沢支店は全支店中6位の規模を誇るとともに、本年開設100年を迎え、地域の経済の基盤としての役割を果たしています。私は、ここで業務相談役としてお客様の職場や自宅へ訪問し、集金や預かり資産(投資信託、保険)及び住宅ローン等の提案などの業務を行っています。希望どおりで意気揚々入社したものの当初は、今までと全く畑違いといったこともあり、銀行員としての基本的知識だけでなく、社会人としての基本的な所作もおぼつかず戸惑うばかりでした。このような私に対して、上司、同僚、そして先に入行した先輩OBが親切丁寧に指導してくださいました。一方、私自身もこのような周りの思いに応えたいと努め、現在はなんとか一人で業務ができるようになりました。
 このような私の経験を踏まえ、再就職を控える方にアドバイスをさせていただくなら、元気な挨拶、相手の立場になって考えて行動する事と、健康管理が必要であると考えます。
 最後に再就職に不安を持っていらっしゃる方には自衛隊生活で培った使命感、責任感、団結心といったものはどこでも必要なもので誰にも負けないとの自信をもっていただければと考えます。

HOME's English Class
(防衛ホーム英語教室)
ユ ニード タ アンダースタンド ワッツ ゴーイング オン
You need to understand what's going on!
空気を読みなさい!

 まばゆいばかりの新緑がすがすがしい気分にさせてくれます。ゴールデンウィークは、楽しく過ごされたでしょうか。関東地域では、5月初旬から、27度を越える日々が続いています。あっという間に初夏という感じで、衣替えも追いつかない状況でした。晴れ渡った空、新緑、さわやかな風、いい季節になりました。素晴らしい気候の日本へ、スーダンからも隊員の皆さんが帰国しています。最後のひとりまで、無事にご帰国されんことを祈念しております。
 今回のフレーズは"You need to understand what's going on!"「空気を読みなさい!」です。直訳は、「今、何が起きているか、状況を理解する必要があります」です。need to~「~する必要がある」は、相手に対して直接的にかなり強く要求する表現ですので、使い方には少し配慮が必要です。「ビシッ!」と注意をするときには効果的に使うことができます。what'sは、what isの省略形です。what's going onは、「今現在進行していること」を意味します。サプライズパーティで、贈り物を渡され状況がわからない友人に、冗談ぽく言うこともできます。会話を楽しんでください。
 5月10日、久しぶりに防衛省を訪問しました。危険業務従事者叙勲で瑞宝章を拝受いたしました。防衛省大講堂で勲章伝達式を挙行していただき、さらに、午後は皇居豊明殿で、天皇陛下へ拝謁を賜り、この上ない名誉だと存じます。陛下の御言葉を肝に命じ、さらに精進する所存です。陸幕長主催の昼食会では、陸幕長の対面で楽しく現役時代のことや、将来のことなどを含めて懇親させていただけたのも、大変、光栄でした。防衛省・陸幕、及び東部方面総監部関係者の皆様には衷心から感謝申し上げます。今後ともよろしくお願い申し上げます。
 それでは陽気に楽しい、ストレスの少ない生活をお楽しみください。
<スワタケル>

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