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自衛隊ニュース   951号 (2017年3月15日発行)
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海上自衛隊

第25次派行空帰国、宮澤政務官から表彰
〈八戸航空基地〉
 海上自衛隊八戸航空基地(群司令・小峯雅登海将補)は2月19日、ソマリア沖・アデン湾で海賊対処の任務に就いていた第25次派遣海賊対処行動航空隊の帰国行事を実施した。当該部隊は昨年10月26日に八戸航空基地を出発し、現地において62回(約460時間)の任務飛行を完遂し、同日無事、八戸航空基地に帰国した。
 帰国行事では、宮澤博行防衛大臣政務官が同隊の海賊対処における功績に対して稲田朋美防衛大臣に代わって表彰状及び盾を贈呈し、「海賊対処の任務は、国際社会から高く評価されている任務である。自ら果たした任務を大いに誇りに思ってほしい」と、労いの言葉をかけた。
 また、当該部隊の指揮官を務めた坪倉大吾2海佐は取材に対し、「無事に任務を全うし、帰国でき安堵している。海賊事案の発見には至らなかったが、海賊対処行動が抑止につながったと考える」と、達成感に満ちた表情で述べた。
 派遣期間中、温かい声援をいただいた国民及び派遣中の隊員を支えたご家族に、心から感謝するとともに、海賊対処任務の経験を活かし、引き続き任務に邁進していく。
 【宮澤防衛大臣政務官が部隊視察】
 宮澤博行防衛大臣政務官は2月19日及び2月20日、海上自衛隊八戸航空基地を訪れ部隊視察を行った。当航空基地の除雪隊(指揮官・小笠原信昭2海佐)車両に乗車し、除雪車の特性などを体感した。また、同じく当航空基地の運航隊に出向き、日夜任務を支えている地上救難班の隊員に激励の言葉をかけた。さらに、第2航空隊(司令・今泉一郎1海佐)の飛行視察では、機内において搭乗員の説明を熱心に聞き、オホーツク海の海氷の様子なども確認した。
 2日間にわたる部隊視察を通じ、政務官には当航空基地の特性及び部隊の精強性を確認してもらえたと感じている。
 当航空基地は、これまで築き上げてきた精強性を維持しつつ、今後も邁進していく。

「アマン17」に参加
参加国との信頼関係深める
〈八戸航空基地隊〉
 ソマリア沖・アデン湾において、海賊対処の任務にあたっていた第2航空群所属のP-3C哨戒機2機は2月10日から14日までの間、パキスタン海軍主催多国間海上共同訓練「アマン17」に参加した。
 アマン17への参加は、海上自衛隊の各種技量の向上及び、参加各国海軍との相互理解の増進を図ることを目的としており、海上自衛隊は平成21年3月から参加し、今回で4回目の参加となる。
 今回の訓練では、戦術訓練や観艦式などの展示飛行を始め、整備研修などを実施し、技量向上並びに参加各国海軍との信頼関係を増進できたものと考える。

大湊音楽隊定期演奏会
市民との交流深める
〈大湊地方隊〉
 大湊地方隊(総監・中西正人海将)は、2月25日むつ市の下北文化会館において「大湊音楽隊第39回定期演奏会」を開催した。当日は、開場前から長蛇の列ができ、大湊音楽隊演奏への期待の高さがうかがえた。
 第1部は、副隊長・石田敬和1海尉の指揮により、高校吹奏楽部を舞台にしたTVアニメ「響け!ユーフォニアム」から劇中曲「三日月の舞」「DREAM SOLISTER」の2曲の演奏で開始された。その後も、映画「もののけ姫」から「もののけ姫セレクション」(久石譲)、ミュージカル「レ・ミゼラブル」から「夢やぶれて」(シェーンベルク)、そして誰もが知る往年の名作から組曲「宇宙戦艦ヤマト」(宮川泰)と様々な作品から3曲を披露し、硬軟を織り交ぜながら様々な世代の観客の心を演奏に引き込んだ。
 第2部は、隊長・真道友樹1海尉の指揮で雰囲気をがらりと変え「艦上の旭日」(田中久美子)、吹奏楽のための交響詩「波の見える風景」(真島俊夫)、言葉では表現できない思いを伝える「All Wishes〜すべての願いをこめて〜」(清水大輔)、大湊音楽隊新編40周年記念委嘱作品「煌夜-祭りの幻想(伊藤康英)の4曲を披露。繊細かつパワフルな演奏で観客を魅了した。盛大な喝采を受け、アンコールに行進曲「軍艦」など3曲を演奏し、鳴り響く拍手の中演奏会は幕を閉じた。
 本演奏会は、大湊音楽隊の1年間の訓練の集大成の場であるが、前日の公開リハーサルを含め計1,313名の地域住民等にこれを披露することで、海上自衛隊と市民との交流を深め、その活動の一端を広く知ってもらう素晴らしい機会となった。なお、演奏会終了後、地元高校生たちが、音楽隊員と写真撮影する等、余韻を楽しんでいた。

団体冬期国体に参加
淺水3曹が見事2位
 2月14日から17日の間に長野県白馬村で開催された、第72回国民体育大会冬季大会「ながの銀嶺国体」スキー競技に、バイアスロン海自大湊チーム(主任指導官‥ 25空司令・飯塚祥平1海佐)から蛯名雄樹3海曹、淺水希太留3海曹、北村光聖3海曹(第25航空隊)の3名が参加し、淺水3海曹が距離クラシカル成年男子C(5キロ)の部において14分40秒8で第2位の栄誉に輝いた。
 淺水3海曹は、事前に走った感触からレース展開を分析し前半は飛ばし過ぎず力を温存し、勝負どころである後半の急勾配で一気に力を開放するという攻略法で臨んだ。35歳になり初めて成年Cにエントリーした淺水3海曹は、終始冷静さを失わずチームメイトが仕上げてくれたワックスのコンディションも功を奏し、イメージどおりのレースを展開した。
 48名中47番目のスタートも、先発選手とのタイム差を逐次確認しながらレースを進められ、冷静さを保つのに有利に働いた。途中で現在の順位が2位であることをコーチ陣から伝えられると、長く急な登り坂で気持ちを切らさぬよう自分の走りに集中した。最終の2つの急な登りを超えゴールしたとき、電光掲示板に自分の名前と2位であることが表示されると驚きと安堵の表情を見せた。
 表彰式では高校1年時のインターハイ以来となる全日本の表彰台に満面の笑みを浮かべながらも、すでに気持ちは次のバイアスロン競技(バイアスロン日本選手権及び宮様スキー大会)に向けられ、この勢いを維持しつつ、今度はチームとして活躍できるよう気を引き締めていた。

「くらま」に1級賞状
5万回超の無事故着艦達成
 「くらま」(艦長・水田英幹1海佐)は、HS搭載艦として初めて5万回を超える連続無事故着艦の功績により1級賞状が授与され、2月10日、護衛艦隊司令官より伝達された。
 「くらま」は就役以来無事故で発着艦作業を継続し、昨年12月11日に最後の飛行作業を実施し、連続無事故着艦回数は5万1,300回となった。
 「くらま」は、これまでRIMPAC、派米訓練等の共同訓練、自衛隊観艦式における観閲艦(計4回)、テロ特措法に基づくインド洋方面への派遣、スマトラ沖地震に伴う国際緊急援助活動並びに東日本大震災に伴う救援活動に従事し、今回の偉業はその約36年にわたる乗員の努力により達成されたものである。

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