防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   949号 (2017年2月15日発行)
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新たな門出 各地で成人行事
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24名の新成人誕生
〈岩見沢〉
 1月10日、岩見沢駐屯地(司令・梅木正造1陸佐)は成人行事を実施した。
 今年、晴れて新成人となったのは24名で、そのうち教育入隊等の者を除く16名が参加した。
 紹介行事では、駐屯地全隊員が見守る中で、成人としての自覚と責任を胸に一人ずつ決意を表明し、司令からはお祝いの言葉を受けた。引き続き実施した恒例の綱引きでは、新成人チームと年男チームが対戦し、双方ともに一歩も譲らず熱い戦いを繰り広げ、会場は大いに盛り上がった。
 祝賀会食では、新成人としての思いを揮毫した湯呑みを披露し、司令をはじめ各所属部隊長から盛大な拍手を受けた。
 駐屯地の若き戦力である新成人たちは自らの使命を自覚し、信頼される地域社会の一員たるよう精進することを誓った。
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56名の新成人誕生
〈板妻〉

 板妻駐屯地(司令・山之内竜二1陸佐)は1月10日、板妻駐屯地食堂において「平成28年度成人祝賀会食」を行った。
 会食には御殿場市長、板妻自衛隊協力会会長(代理)、静岡県自衛隊父兄会会長及び板妻駐屯地OB会長をはじめ、板妻駐屯地各部隊長、中隊長、先任上級曹長並びに日頃、新成人隊員の指導にあたっている先輩隊員が参加し、新成人隊員56名の門出を祝福した。当初、司令より新成人隊員に対して祝福の言葉が贈られ、会食後、代表者3名が新成人としての抱負を述べた。
 最後にOB会長の音頭による万歳三唱が行われ、霊峰富士が見下ろす中、和やかなうちに会食を終了した。

▽新成人隊員の抱負
 成人式を迎え、大人への第一歩を踏み出しました。
 私には、成人として2つの目標があります。1つ目は今までにお世話になった方々への恩返しです。まずは、お世話になった方々を訪ね、「お蔭様でここまで成長しました」という姿と感謝の気持ちを伝えたいと考えています。
 2つ目は、社会の一員として、見本となる人間になることです。私はこの20年間、両親をはじめとし、学校の先生方等、多くの方々に支えられ生きてきました。その方々は私をいつも正しい方向へと導き、社会の一員としての見本となってくれました。二十歳になった今、これからは私が見本となり、社会の先頭に立ち、今まで私を導いてくれた方々のように、社会を先導する人間になりたいと思います。(第2中隊対戦車小隊・梅原誠)

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67名の新成人誕生
〈岩手〉
 岩手駐屯地(第9特科連隊長兼ねて岩手駐屯地司令・柳裕樹1陸佐)は1月12日、新成人を迎えた67名の隊員を祝うため、駐屯地成人行事を実施した。
 成人行事として祝賀会食及び綱引きを実施し、祝賀会食において駐屯地司令が「20歳を迎え大人になると責任も伴ってくる。今まで育ててくれた両親、職場の先輩や同僚など皆に感謝の気持ちを持ち、この節目の年を自分がこれからどうしたら良いかよく考え今後も頑張ってもらいたい」とお祝いと激励の言葉を送られ、成人者を代表して9特情報中隊の五十嵐3陸曹が「自分達の置かれている立場、何をしなければならないかを考え、社会人1年生として何事にも全力で取組んでいきます」と決意を述べた。
 また綱引きでは、成人者チームと各部隊代表者チームとの対戦を実施し、なかでも司令をはじめ各部隊長等で編成されたドリームチームとの対戦は大いに盛り上がりをみせ、駐屯地全隊員が成人者を温かく見守るとともに祝福と声援を送り新たな門出を祝った。
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33名の新成人誕生
〈南恵庭〉
 南恵庭駐屯地(司令・鵜居正行1陸佐)は、1月11日、駐屯地に所在する新成人33名に対し、新成人を祝うとともに、成人としての自覚を高めることを目的として駐屯地成人行事及び祝賀会食を実施した。
 駐屯地成人行事では、新成人者を紹介するとともに、成人者それぞれが一言ずつ抱負を発表し、駐屯地の全隊員から拍手を受けた。
 祝賀会食は、恵庭市の自衛隊協力諸団体を招き、駐屯地司令祝辞の後、来賓を代表して恵庭市自衛隊協力会会長恵庭市長原田裕氏が祝辞を述べた。また、新成人者を代表して第73戦車連隊第5戦車中隊山本3陸曹が「一社会人として、そして自衛官として、自分の行動や発言には責任を持ち、今後も世のため、人のため、部隊のために貢献できるよう日々精進して参ります」と抱負を述べ、新成人としての自覚を新たにした。
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58名の新成人誕生
〈滝ヶ原〉
 1月11日、滝ヶ原駐屯地(司令・河合龍也1陸佐)は、成人者記念行事を行い、新成人58名の門出を祝った。
 新成人達は、まず駐屯地朝礼において一人ひとりが紹介され、駐屯地全隊員を前に新成人としての決意表明を実施した。
 じ後、平成25年から恒例となっている地元御殿場市玉穂地区の忠霊塔清掃(ボランティア活動)を行った。忠霊塔には、日清戦争から大東亜戦争で戦死した地元出身者103柱が祀られており、この清掃を通じて新成人としての自覚を促すと共に、地域に対する日頃の感謝の気持ちを伝えようというもので、新成人たちは、高さ約7mの忠霊塔に慎重に梯子をかけ、丁寧に汚れを落したり、落ち葉集めや、外柵のほか供養塔などを約1時間に渡り心を込めて清掃活動を行った。
 清掃終了後、司令より、「忠霊塔に祭られている英霊には、新成人たちと変わらない、又はより若い方もいる。先人の遺志を受け継ぐと共に、命を懸けて自国を守るという自衛官の使命について、成人を迎えたこの期に、もう一度しっかりと考えるように」と訓示を受け、地元遺族会の方々と共に英霊に対して哀悼の意をささげ、忠霊塔を後にした。
 引き続き行われた記念会食では、駐屯地各協力団体長の列席のもと、滝ヶ原自衛隊協力会会長(玉穂報徳会理事長・勝又亮一氏)から祝辞を頂くと共に、玉穂報徳会及び曹友会(会長・ 奥脇康二陸曹長)から、それぞれ記念品が贈られ、新成人を代表して、評価支援隊第2中隊の鈴木翔平士長が「お礼」と「成人の誓い」を述べ、新成人としての決意を新たにした。
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69名の新成人誕生
〈都城〉
 都城駐屯地(司令・廣田耕士1陸佐)は、1月11日、都城駐屯地において駐屯地成人行事を実施した。
 駐屯地各部隊成人者の記念すべき門出を祝うとともに駐屯地各部隊間の団結強化を図ることを目的に、駐屯地の、総勢69名の成人者が壇上(中型トラック)に上り、駐屯地所在隊員が見守る中、成人としての目標を力強く述べた。成人者が生まれた1997年と20歳を人文字にして記念撮影をした。記念会食では、成人者が所属する部隊長と和やかな雰囲気で笑顔を交えながら会話を弾ませていた。その後、駐屯地内において、記念植樹を行い、本行事を終了した。
 本部管理中隊 外山士長は、「これからも、同期との絆を大事にし、切磋琢磨して頑張ります」と抱負を述べた。
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29名の新成人誕生
〈千僧〉
 千僧駐屯地(司令・大内田憲治陸将補)は今年の駐屯地の成人行事を祝うにあたり、「育てて頂いた両親を始め、出会った人々に感謝し、期待に応えていただくとともに責任感のある大人になってもらいたい。」との思いを込めて、趣向を凝らした成人式を行った。
 自衛官である前に成人となる社会人としての礼節や郷土を学ぶ上で、清酒発祥の地である伊丹市ならではの酒造メーカーの研修を行った。研修した小西酒造は創業467年の歴史を誇る企業であるとともに、同社小西社長が伊丹自衛隊協力会の会長ということもあり、この度成人を迎える隊員の研修が実現した。新成人たちは、小西社長の心のこもった激励を受け、郷土の酒造りの歴史や、伝統を守りつつも最新の技術で造られる清酒の製造工程に関する社員の礼儀正しくわかりやすい説明や工場見学など貴重な体験を得ることができた。
 また、駐屯地体育館において行われた抱負発表会においては、駐屯地全隊員を前に、29名の新成人隊員が大型スクリーン一杯に映し出された新成人としての抱負を一人ずつ、元気溌剌と胸を張って力強く述べ、成人を迎えた自衛官としての決意を新たにした。

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