防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   948号 (2017年2月1日発行)
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雪月花
 明治維新の立役者と言われる坂本龍馬が暗殺される5日前に書いた手紙が見つかったことを1月13日に高知県が発表した。お屠蘇気分の抜けきれぬ新年早々のニュースにメディアも飛びついた。1面から何面にもわたって特集である。竜馬と言っても5、60年前はそんなに全国区的なものではなかった。火が付いたのは1962年に産経新聞に連載が始まった元・同紙の記者だった司馬遼太郎さんの「龍馬がゆく」からではなかったかと記憶している。続いての大河ドラマ「龍馬伝」などで歴史物のスターに上り詰めた。桂浜と日本3大ガックリ名所と言われるはりまや橋のほかにこれといった観光資源のない高知県は龍馬をフルに登場させることになる。煎餅から饅頭、芋菓子あらゆるものに龍馬である、空港も高知龍馬空港とした。最近のヒットコピーは「ローマの休日」ならぬ「リョーマの休日」、県下いたる所に龍馬と思しき人がスクーターに乗ったデザインののぼりがはためいているのだ。今回の手紙発見の記者発表には高知県知事が東京まで来て直々説明する熱の入れようだったがメディアも150社220人が集まったそうで龍馬人気を映していた。「新国家」という当時ではまことに新鮮に響く言葉が登場するこの手紙は3月4日から始まる「志国高知 幕末維新博」で公開される。

中部方面隊音楽まつり
圧巻!総勢250名のパフォーマンス
 新春の1月9日、陸上自衛隊中部方面隊は、兵庫県立芸術文化センター(兵庫県西宮市)において、地域の方々の自衛隊に対する親近感と理解を更に深めるため平成28年度中部方面隊音楽まつりを行った。
 今回の音楽まつりでは、中部方面音楽隊第3・第10師団音楽隊・第13・第14旅団音楽隊の5コの音楽隊と9コの駐屯地太鼓隊(今津・宇治・大久保・信太山・善通寺・豊川・福知山・姫路・山口駐屯地)総勢約250名の隊員が幅広いジャンルの音楽パフォーマンスを披露し、抽選で選ばれた約2,000名の聴衆を大いに魅了した。
 今年のテーマは『縁』。この国に生まれ育ち自衛官として任務に励む縁(えにし)を想い、各音楽隊はドリル演奏やドラムパフォーマンスなどで、自衛隊と国民との縁を様々な『えん』(縁、演、艶…)で表現し、勇壮な響きの太鼓隊は、任務必遂の熱い思いを『炎』で表現し大きな歓声が沸き上がりました。
 また、昨年の熊本地震災害に対する支援のお礼で、熊本県健軍駐屯地所在の西部方面音楽隊員がゲスト出演し、木管五重奏「ふるさと」と「くまモン」も特別出演して復興ソング「365歩のマーチ」を演奏し、会場が復興への熱い想いに包まれた。
 最後に、方面隊及び師・旅団音楽隊合同演奏で「歓喜の歌ファンタジー」を初披露した後、出演者全員が会場内に繰り出し、お正月らしく「1月1日」をみんなで歌い最高潮に達しました。
 そしてエピローグでは、陸自の歌姫こと鶫士長が歌う「糸」に合わせて、訓練に励み、また各種任務に臨む中部方面隊は国民の皆様との「縁」を大切にすることを誓って幕を閉じた。
 多数の来場者が、「どの演奏も趣向がすばらしく、感動しました。来年も是非来たいと」笑顔で答えていた。

平成29年書き初め大会
〈陸上自衛隊高等工科学校〉
 1月12日に陸上自衛隊高等工科学校(学校長・滝澤博文陸将補)は、生徒会活動として平成29年書初め大会を実施した。今回で43回目になるこの大会は、日本の伝統を継承しつつ情操の涵養を図ることを目的に、昭和50年から毎年実施している。
 第3学年は任官に向けて突き進む意味を込めて「勇往邁進」(目的・目標に向かって恐れることなく前進すること)、第2学年は本校での最高学年に進級する上での心構えを示す意味を込めて「率先励行」(人に先立って励み行うこと)、第1学年は進級を前に本校に来た目的の再認識を示す意味を込めて「初志貫徹」(初めに心に決めた志を最後まで貫き通すこと)の課題がそれぞれ付与された。また、今年の試みとして、対称区隊(各学年の同一区隊)ごとに特性を表す目標等を文字に表現した。
 生徒たちは、教場及び体育館において半切を前に心を落ち着かせながら、丁寧に書き上げていた。その後体育館において閉会式が行われ、生徒会長の爲(ため)田(だ)生徒が「太く力強い字が見受けられる。個々の目標に願いを込めて書かれた文字に恥じぬように、今年も頑張っていこう」と講評を述べた後、全校生徒一同が各自の作品を掲げて記念撮影が行われた。

任務完遂!無事帰還!
南スーダン派遣施設隊(第10次)28名
 12月23日、岩見沢駐屯地(司令・梅木正造1陸佐)は、自衛隊協力会岩見沢隊区連合会会長・松野哲岩見沢市長、北山一幸三笠市副市長をはじめ、多数の来賓が列席し、南スーダン派遣施設隊(第10次要員)の帰国報告会を実施した。
 今回の国連南スーダン共和国ミッションには、当駐屯地から第12施設群第335施設中隊小山1陸尉他27名の隊員が派遣され、首都ジュバで国連施設での施設活動、道路整備等により、南スーダンの自立発展に寄与した。
 帰国した隊員の一人は約6カ月間にわたる活動を振り返り、「今回の経験を今後に生かし、機会があればまた参加したい」と力強く話した。
 国際平和協力活動において、施設科部隊のニーズはさらに高まっており、第12施設群は、いつ如何なる任務をも即応・完遂すべく施設技術の向上と隊員の育成に努めていく。

【お詫びと訂正】
 本紙1月15日号で、統合幕僚監部統幕最先任・宮前稔明准海尉の役職名が間違っておりました。読者の皆様ならびに関係者の皆様にご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。


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