防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   944号 (2016年12月1日発行)
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全国防衛協会連合会女性部会研修会開催
 11月11日12日の両日、「国の守りと平和の心ウーマンパワーで支えよう」をスローガンに日本各地で防衛意識の普及・高揚と自衛隊を応援する事を目的に活動している全国防衛協会連合会女性部会(会長・江上栄子)研修大会が今年も盛大に開催された。
 初日は、目黒雅叙園で千葉徳次郎氏による講演と懇親会が行われた。講演を聞いた女性部会の会員は「私たちにも解りやすいように話して下さって感激」などと興奮したまま、懇親会々場へ移動した。懇親会では華道家「假屋崎省吾の世界」というイベントもあり、生のピアノ演奏に酔いしれていた。また、リオオリンピックに出場した自衛隊選手の登場に「次は東京ね〜〜」とあちらこちらから声が掛かっていた。
 2日目は「自衛隊音楽まつり」鑑賞。沢山の思い出とお土産を持って、全国から集まった女性部会会員たちは地元へ帰って行った。

家族支援に係る協定に調印
〈目達原駐屯地〉
 11月9日、目達原駐屯地(司令・小瀬幹雄陸将補)において、大規模震災等発生時に部隊が実施する家族支援施策の充実を図ることを目的として、目達原駐屯地、佐賀県自衛隊父兄会並びに自衛隊佐賀地方協力本部の三者による家族支援に係る協定の調印式が執り行れた。
 協定には、大規模震災等発生時等の連携要領や大規模震災発生時等の安否確認といった内容が盛り込まれるとともに、支援要望に基づき、父兄会の支援可能事項の把握及び平素からの父兄会地区会員と隊員家族との「顔合わせ」も実施される予定だ。
 目達原駐屯地司令の小瀬陸将補は「自衛隊の心強い協力団体である『佐賀県自衛隊父兄会』のご協力による本協定が、今般、締結出来たことは、今後の家族支援施策の大きな第一歩と大変嬉しく思います」と述べ、佐賀県自衛隊父兄会の牛島英典会長は、「家族の安否状況も確認できず、不安感を持ったままの状態で災害派遣等に従事する隊員を、後顧の憂いなく業務に邁進できる環境づくりに、我々父兄会の組織力を活用し貢献できればと思っています」と述べた。本協定により、災害派遣等に従事する隊員の家族への不安が払拭されることとなり、心置きなく任務に従事することができるようになる。

第58次南極地域観測協力
砕氷艦「しらせ」出国
 11月11日、第58次南極地域観測協力に従事する砕氷艦「しらせ」(艦長・大鋸寿宣1海佐以下乗員約180名。12,650トン)の出国行事が、東京晴海ふ頭で行われ、約200人の家族や関係者が見送りに訪れた。
 艦内で家族と暫しの別れを惜しんだ隊員たちは、雨天のために旅客ターミナル内に場所を移し、出国行事に臨んだ。
 河野克俊統合幕僚長の訓示を住田和明統合幕僚副長が代読し「重要な国家事業である南極地域観測業務に直接寄与できることを誇りとして任務に邁進してほしい」と要望。また初めて各国から6名もの観測隊員が日本の観測隊に同行することに触れ「他国と連携することで平和と国際協調のさらなる進展となることを期待する」と述べた。
 続いて武居智久海上幕僚長は、我が国が南極に昭和基地を開設してから60年の節目を今次中に迎えることに触れ「海上自衛隊が昭和40年の砕氷艦「ふじ」以来今日まで継続して積上げてきた南極地域観測協力活動の実績を踏まえ、この記念すべき年に艦長のリーダーシップのもと一致団結し総員がそれぞれの持ち場において持てる能力を最大限に発揮し、任務を完遂することを期待する」と壮行の辞を述べた。
 「しらせ」は出国後、11月28日にオーストラリアのフリーマントルで観測隊員80名を乗艦させ、12月中旬に氷海に侵入、12月下旬に昭和基地沖への接岸を目指す。到着後は艦上観測支援、野外観測支援、基地設営支援等を実施。翌年2月中旬に昭和基地沖を出港した後、3月22日にオーストラリアのシドニーで今年の越冬隊員77名を退艦させ、4月10日に晴海ふ頭に帰国する予定だ。11月11日から来年4月10日までの総航距離は約2万マイル(約3万2,200キロメートル)。人員の他に往路で約1,086トン、復路で約377トンの物資を輸送する。

第6中隊部隊実射訓練
〈富士教導団 特科教導隊〉
 10月3日から6日、特科教導隊(隊長・谷口拓也1陸佐=富士)は、平成28年度地対艦ミサイル(SSM)米国年次射撃において、陸上自衛隊初の12SSM実射検閲をアメリカ合衆国・ポイントマグー射場で実施した。
 実射検閲は、島嶼部侵攻事態対処の場を想定して対艦戦闘を実施し、その状況に応じた射撃諸元に基づいて目標船に対し実射するという実践的な検閲であった。
 受閲した第6中隊は平成27年度に12SSMが装備され、新装備の機能を最大限に発揮できるように練成訓練を実施してきた。実射は海象の影響により目標船が出航できず、2日間実射が出来ない状況も生起したが、隊員は集中を途切れさせることなく、12SSMの目標情報更新機能を使用した個艦目標射撃により、見事「命中」の成果を得て特科教導隊の高い練度及び12SSMの高い性能を証明した。

第2回上級曹長等集合訓練
〈陸自・通信団〉
 11月14日15日の両日、通信団(団長・藤井祥一陸将補)は団本部のある市ヶ谷駐屯地F棟国際会議室で第2回上級曹長等集合訓練を実施した。
 本訓練では准曹士発表会、部外講話及び団CSMによる命題研究が行われた。
 発表会には通信団の隊員のみならず陸自最先任をはじめ多くの陸・海・空CSM等が参加。通信団准曹士全員約700名に論文を書かせ代表者による発表となり、服務意欲向上を目的にリーダーシップ(陸曹)、モチベーション(陸士)をテーマに熱弁を振る舞い隊員の意識が高まった。
 同日、午後には元陸自最先任の清水氏による部外講話を実施し、職務に対する意欲と原動力自衛官としての生き様等、職種OBである講師の話に「感動してしまった。やはりOBの言葉には説得力がある」等と隊員の心は熱くなった。
 翌日、15日は中期実員管理の指揮官企図として藤井団長より訓話をいただき。その後、隊員の基礎動作「野外における一連の基礎動作について」命題を付与し通信団の認識統一を図るべく最先任Gp等で検討・協議を実施して、本集合訓練を終えた。
 訓練を終えて通信団最先任上級曹長である小林孝至准陸尉は「准曹士発表会の内容が有言実行してくれるとともに、足腰の強い部隊の育成は基礎動作が重要であると熱弁し隊員の理解を得た」等と手応えを感じていた。

第24次派遣海賊対処行動航空隊の
功績を讃え、第1級賞状を授与
 11月19日、防衛省で第24次派遣海賊対処行動航空隊の帰国報告と、同隊に対する第1級賞状授与式が執り行われ、派行空隊司令の阿部直樹2海佐に、稲田朋美防衛大臣から賞状が副賞とともに授与された。
 第24次派遣海賊対処行動航空隊は、8月7日から11月7日まで、東アフリカのソマリア沖アデン湾において警戒監視等の海賊対処に関する業務に従事し、海賊行為の抑止に大いに寄与する等、自衛隊に対する内外の理解と信頼を深めた。また、8月20日には、船舶総識別総数18万隻を達成した他、合計60回にも及ぶ警戒監視飛行を1度のキャンセルもなく完遂した。
 稲田大臣は「私が視察した際に訓示した『強い信念と誇りを持って開かれて安定した海洋を守る』という、我が国が掲げる国家安全保障戦略上の重要な課題に取組んで頂いた皆さんに対して、防衛大臣として誇りに思うと共に心から感謝申し上げます」と労いの言葉を述べた。

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