防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   923号 (2016年1月15日発行)
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地域との絆 更に強く
地本便り

航空機体験搭乗
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〈三重〉
 三重地本(本部長・内田昌輝1陸佐)は12月12日、岐阜基地で、岐阜地本との合同で海自第4航空隊の支援を得て、P—3C(哨戒機)の体験搭乗を実施した。
 三重地本からは入隊予定者等9名及び募集協力者等8名を含む総勢17名が搭乗した。見事な冬晴れの岐阜基地を離陸後、関ヶ原上空でUターンをし、長良川沿いに南下するコースを飛行する約20分間の空中散歩が実施された。搭乗者たちは、希少なP—3Cでの体験搭乗に興味津々な様子で、入隊予定者は、テキパキ働く乗員の姿に感動するとともに、特殊な器材の説明に耳を傾けつつ、約20分間の空中散歩を楽しんだ。
 通常は体験することのない機体後部の4人掛けテーブル椅子に座り、後ろ向きで離発着をした予定者は、「初めて、後ろ向きで飛行機の離発着をして、えっ?となったがこんな経験は出来ないので、本当によかった」などの感想を述べた。
 三重地本は、「今後もこうした体験搭乗を通じて、入隊予定者に今後の自衛隊生活のモチベーションを向上させるとともに、募集に係る協力者や受験をしてもらえる若者等に対して自衛隊に対する関心を高めさせ将来を見据えた広報活動を行っていく」としている。
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〈札幌〉
 札幌地本(本部長・岡本浩1陸佐)は、12月5日、陸自丘珠駐屯地において、北部方面航空隊(隊長・安井寛1等陸佐)の支援を得て、ヘリコプター(UH—1)の体験搭乗を行った。
 募集対象者・教諭等51名の参加者は、北部方面ヘリコプター隊(荒木佑介飛行幹部候補生)からUH—1の主要性能や搭乗する際の注意事項等の説明を受けた後、ヘリコプターに搭乗し、約10分間の空中散歩を体験した。
 参加者は「飛行機とは違うヘリコプター独特の飛んでいる感覚を楽しめました」、「初めて空を飛ぶことができて感動しました」等の感想を述べた。

職場訪問
〈福島〉
 福島地本(本部長・榑林寿弘1陸佐)相双地域事務所(所長・高田1空尉)は12月9日、相馬農業高校の依頼を受け、1年生の生徒に対する「職業インタビュー(職場訪問)」を支援した。この職業インタビューは、同校生徒が将来の希望業種先を訪れ、直接話を聞くことにより、その「職業について知ること・社会人としてのマナーを学ぶこと」などを目的に毎年行われているもので、今年も昨年に引き続き実施された。
 当初、所長から自衛隊の任務・職種及び入隊コースなどの全般説明があり、その後インタビューが行われた。生徒からは所長や広報官に対し、「なぜ自衛官という職業を選択したのか」「自衛官になって良かったこと」などの質問があり、所長らは職業選択に至った経緯、自衛隊の魅力や訓練、災害派遣活動など自らの経験で得たやり甲斐などを分かり易く回答していた。
 インタビューを終えた生徒からは、「今まで自衛隊は"戦う集団"だと思っていたが、今回のインタビューで様々な話を聞けたことでイメージが変わった。特に自衛隊には多くの職種・職域があり、いろいろなことに挑戦できる組織だと知った。自分も将来は多くのことを学び人の役に立てる立派な自衛官になりたい」と話しており、今回の職場訪問により更に強く自衛隊へ入隊したいとの気持ちが強まったようだ。
 今回の支援を通じ、自衛隊の多様な任務や必要性、やり甲斐などの多くの魅力を伝えることができたと考える。今後も相双所は、総合学習などを積極的に支援するとともに、地域の学校との連携を密にして多くの生徒に自衛隊の魅力を発信していく。

音楽隊による演奏会
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〈長野〉
 長野地本(本部長・後藤孝1陸佐)は、12月18日、まつもと市民芸術館において海上自衛隊東京音楽隊の派遣演奏支援を受け、松本市防衛協会が主催する「ふれあいコンサートin松本」の開催を支援した。
 前日からの寒気の影響による降雪が心配されたものの、好天に恵まれ、会場には約1、300名の観客が来場した。
 ソプラノ歌手・三宅3海曹、トランペッター・本田2海曹、ピアニスト・太田2海曹など多くの実力派を擁する東京音楽隊は、音楽隊長(手塚2海佐)の指揮により上質な音楽を奏で、来場者を魅了した。2部構成のコンサートの第1部はヨルク軍団行進曲で幕を開け、オーケストラの音色の豊かさや迫力を堪能し、ジング・ジング・ジングで始まったクリスマス特集の第2部では、音楽の持つ楽しさを満喫した。
 第2部のラスト曲である「われら海の子2015」では、司会の三宅3海曹から東日本大震災の際に作曲されたことが紹介され、涙を流しながら演奏に聞き入る多くの観客が見られた。
 第2部が終了すると、会場には盛大な拍手が鳴り響きアンコール。アンコール曲の「信濃の国」では、会場が拍手と歌で一体となって盛り上がり、続く行進曲「軍艦」(軍艦マーチ)では海上自衛隊の音楽隊に対し惜しみない拍手が送られた。
 満面の笑みでコンサート会場を後にする来場者からは、「感動しました」、「とっても素敵でした」などたくさんのうれしい感想をいただいた。年の瀬の慌しい時期ではあったが、みんなの胸にぽっと暖かいものをプレゼントされたようなクリスマス直前のコンサートだった。
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〈兵庫〉
 兵庫地本(本部長・鳥海誠司1陸佐)は、12月14日、伊丹ホールにおいて県立阪神昆陽高等学校並びに阪神昆陽特別支援学校の芸術鑑賞会を支援した。
 芸術鑑賞会は、中部方面音楽隊の協力を得て実施されており、4回目となる今年は、生徒、教員、保護者の総勢約750名が訪れた。
 プログラムは2部構成で実施され、陸上自衛隊の歌姫・鶫(つぐみ)1陸士が「阪神昆陽高校校歌」「トゥモロー」を抜群の声量で披露する等、良質な音楽を提供した。
 また、アンコールでは中部方面音楽隊と阪神昆陽高校吹奏楽部との合同演奏が行われ会場を盛り上げた。来場者は、「素晴らしい音楽を聞かせてもらった」「鶫1士の歌はプロの歌声」等それぞれ感想を述べた。
 兵庫地本は「今後も積極的に学校支援を実施し、自衛隊への理解を深め、将来就職時の選択肢の一つとして選んでもらえるよう広報していきたい」としている。
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〈青森〉
 青森地本(本部長・島津貴治1空佐)は、12月15日、野辺地町立野辺地中学校において、北部航空音楽隊(隊長・芳賀大輔1空尉)による「音楽鑑賞教室」を支援した。
 これは、本格的な音楽の演奏を間近で鑑賞することを通し、音楽の美しさを味わい、愛好する心情を育てることを目的に催されたもので、当日は、同校の生徒及び教職員、保護者等合わせて約370名が参加した。
 鑑賞教室は、「ロレーヌ行進曲」を皮切りに、「古風な主題による変奏曲」等全8曲を演奏した。
 また、「カルメン〜前奏曲」の演奏では指揮者体験を行い、生徒代表は、緊張しながらも懸命にタクトを振り、音楽隊を指揮していた。
 演奏途中で行われた「自衛隊質問コーナー」では生徒達から「自衛隊には何万人働いてる人がいるのですか?」、「どんな仕事をしているのですか?」等の質問に芳賀隊長が一つひとつ分かりやすく説明した。
 最後に生徒代表から「私達のため演奏してくれてありがとうございます。すばらしい演奏に感動しました。この感動を胸に頑張っていきます」とお礼の言葉を頂いた。
 青森地本は、「今後も演奏会等の行事を積極的に支援し、自衛隊の活動や魅力をより深く理解して頂けるように努め、募集基盤の拡充につながる広報活動を推進していきたい」としている。

予備自招集訓練
〈秋田〉

 秋田地本(本部長・原田一樹1空佐)は、12月4日から8日の間、陸自秋田駐屯地で実施された本年度第4回目の予備自衛官招集訓練(5日間)を支援した。今回は100名が参加し、第21普通科連隊第3中隊が本訓練を担任した。
 初日に、雪の降るなか出頭した予備自衛官は、迷彩服を身に纏い訓練開始式に臨み、その後、「精神教育」、「射撃予習」を実施し、2日目以降は「射撃検定」、「基本教練」、「格闘訓練」、「衛生教育」等の訓練プログラムが予定どおり行われ、知識・技能の向上、そして体力・気力の維持向上が図られた。
 訓練最終日、上限により任期満了を迎えられる佐々木予備准陸尉に援護課長から東北方面総監顕彰状を伝達した。
 最後に、「普段は民間人としてそれぞれの職業に従事しつつ、多忙な中、また今回は師走に入り慌ただしい中、訓練に参加いただき感謝を申し上げる。予備自衛官はいざという時に防衛招集や災害招集命令などを受けて自衛官となり、それぞれの任務にあたることになる。民間人と予備自衛官の両立は容易ではなく、皆さんを非常に心強く、頼もしく思う」と原田本部長からの言葉を援護課長が伝え、本訓練を終了した。
 秋田地本は、「訓練担当部隊と協力し、環境改善と魅力化をさらに進め、あらゆる機会を通じて予備自衛官等制度の充実・発展に努力していく」としている。


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