防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   923号 (2016年1月15日発行)
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年男、年女 新年の抱負
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自らの足元を見据える
第49普通科連隊第4中隊(豊川) 即応予備2陸曹 山本 秀人
 私は、第49普通科連隊が創隊された当時36歳の年男で即応予備自衛官になりましたが、今年で早12年が経ち48歳となりました。即応予備自衛官勤務も少しずつ終盤に近づき気力、体力共に若い時に比べ衰えを感じ、歳をとる事の意味を我が身をもって実感しています。
 そんな私の今年の抱負は、「今自分に出来る事を最大限努力する」ことです。仕事・訓練共に「前に進まなければ止まってしまう、止まっているという事は遅れをとっている、ならば自分の立場や任務を踏まえ先行してやるべき事を最大限努力する」といった考えで臨めば少しでも前に進めます。立場や経験は人を成長させます。以前とは違った視点で物事を見ることで考え方も変わり、それまでとは違う判断が出来るようになります。
 今後は訓練・仕事共に信念を持って行動出来るようにするとともに自衛官として使命感を持って行動出来るよう最大限努力していきたいと思います。
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レンジャー教育に挑戦
 普通科教導連隊対戦車中隊(滝ヶ原) 3陸曹 梅原 光司
 私は、1月1日付けを持って、3等陸曹に昇任する事が出来ました。これも中隊の皆様のご支援、ご協力があったからです。中隊の力になれるように、一生懸命がんばります。また、私は陸曹教育隊の後期教育が控えていますが、現状の維持ではなく、更なるスキルアップを目指すため、レンジャー教育に挑戦し、自分の限界に挑戦したいです。今年1年、前向きに、積極的に取り組んで行きたいと思います。
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任務遂行で恩返しを
 普通科教導連隊本部管理中隊(滝ヶ原) 1陸士 森川 有紀子
 私が今ここにいるのは、多くの人たちの支えがあったからです。そして、今もこうして良い環境で働けるのも回りの人たちのお陰です。こうした多くの人、一人ひとりに感謝の気持ちを伝えるのは難しいことですが、私は自衛官として、任務遂行をすることで恩返しをしたいと思います。今年もまた、自分で限界を作らず、誰よりも体力向上と知識技能を身につけて、有事の際に国民の力、部隊の力になれるように精進していきたいと思います。

寄せ書き
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次男が教えてくれた家族の絆
 第110教育大隊本部(善通寺) 3陸曹 宮崎 和也
 平成27年9月2日、元気な産声をあげて次男が誕生しました。長男の時は東日本の災害派遣に出ていたため、今回病院で産声を聞いた時はとてもうれしく、言葉では表せない感動がありました。
 しかし翌日、次男の血液中の酸素濃度が低いことから、精密検査をした結果「重度の先天性心疾患」であることがわかりました。このままでは命が危ないこと、手術をした場合の成功率は約7割で、更に数年後にも数回の手術が必要なこと、成長しても体への負担は大きいこと等の説明を受けました。そして先生から、手術をするか、次男の負担を考慮して自然に委ねるかの判断を求められました。
 私達夫婦は、すぐには現実を受け入れることができませんでしたが、次男は第2子を諦めかけていた時に授かった奇跡の命です。手術をせずに諦めるという選択肢はありませんでした。私達は、これからの生活や家族の将来について多くのことを話し合いました。どうしてうちの子がこんな重い病気に、と愚痴ることもあり毎晩のように2人で泣きました。次第に気持ちも整理され、約2週間後、最初の手術が行われた日から、私達は前を向いて頑張ろうと決めました。 
 生まれてから3ヶ月、小さな体は5回の手術を乗り越え状態も落ち着き、やっと退院することができました。家族4人で過ごせる喜びを感じ、日常の些細なことでもとても幸せに感じます。幸せの価値観や家族の絆の大切さをこの子が教えてくれました。
 次男の名前は、「胤馬(かずま)」と付けました。「<RUBY CHAR="胤","イン">」の字には、子孫が父祖のあとをつぐという意味があり、活力に溢れて血筋を伝えていってもらいたいという願いを込めました。
 これから先、まだまだ油断はできませんが、家族4人でしっかり前を向いて進んで行こうと思います。病気と闘う胤馬に恥じぬよう、私も父として、自衛官として邁進します。
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女性警察官との意見交換に参加して
 第8普通科連隊直支隊(米子) 3陸曹 細田 明由美
 11月24日、米子駐屯地において第2回目となる鳥取県警女性警察官との意見交換会が実施されました。
 警察官側から13名、自衛官側から8名が参加し、最初は緊張感がありましたが、互いの自己紹介、記念撮影、厚生センター内の案内を行うにつれ、徐々に打ち解けていきました。
 米子駐屯地を見学するのは初めてという方が多くを占めており、売店の様々な自衛隊用品に関心を持たれていたのが印象に残りました。
 格闘訓練では、2名の格闘指導官の下、実際に拳銃やナイフを向けられたという想定での対処法等を教わり、約一時間、身に染みる教育を受けました。その後は、連隊第1科長による、自衛隊の任務、駐屯地の概要及び駐屯部隊の活動、そして女性自衛官制度の概要について説明、第132地区警務隊米子派遣隊隊長による、警務隊の編成、任務、活動内容等の説明により女性警察は自衛隊にたいする理解を深めました。これらを聞き、意見交換会においては、細部の自己紹介から始まり、警察官側からは、米子警察署の女性職員で結成されている「チーム女子力」の活動内容等の説明を受け、自衛官側からは、実際に東日本大震災や広島土砂災害等の災害派遣に従事した女性隊員の活動内容や被災地の現場で実感したことをそれぞれ発表しました。相互に似ている環境なので、深い理解と共感が得られたと思います。
 今後、第3回目の女性警察官との意見交換会が実施される際には、今回よりもさらに深く互いの職場について語り合い、理解を深めていきたいと強く思いました。
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偵察陸曹として
第6施設大隊本部管理中隊(神町) 3陸曹 熊谷 賢謹
 私は、10月に実施された師団所命河川調査に参加しました。今回は宮城県内の河川が対象で、その水深や堤防の状況などを調査しました。この中での自分の任務は、偵察オートバイを使用し、車両の進出入路の確認と諸元を収集する為の簡易測量を実施する事です。
 本年9月の大雨により橋が数箇所破壊されており、水害の恐ろしさを改めて実感する一方、地域の住民の方に水害の話や、河川の歴史などについて教えて頂くなど心暖まる機会も得ることができました。
 調査は、無事に終わりましたが、今回の経験を糧に、今後も日々精進し、偵察陸曹としての技術や能力を更に高め、地域の安全、安心の為に貢献していきたいと思います。
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俺に続け、俺を見よ
 東部方面通信群第106通信運用大隊(武山) 陸士長 中村 元
 10月1日、第3陸曹教育隊に入校し、「俺に続け、俺を見よ」の合言葉のもと、同期学生と共に切磋琢磨する日々が早くも一月経ちました。
 入校前から、私より練成を積んできた同期たちが多数いるのではないかと大変不安でしたが、原隊での履修前教育もしっかり実施させていただき、また入校後は、各職種の同期から色んな知恵やアドバイスをもらい、現在では不安もありません。
 また、同期の間において、互いに協力して知識を共有すると共に、率先して挑戦すればどんな場面であろうとも困難を乗り越えて活躍できる、充実した環境だと感じています。
 先般、25km行進訓練がありましたが、日頃の練成成果と同期との励まし合いで、共通教育中隊の同期学生全員が完歩することが出来ました。入校してから各人が成長していることを実感すると共に、陸曹になるための資質が向上してものと思います。
 陸曹候補生課程は、各部隊から選抜された者のみが集まっているのだと再認識し、改めて気を引き締め、今後も訓練・服務において全力を持って毎日を過ごそうという思いになりました。
 残りの期間も同期との絆を醸成し、資質の向上と表面上だけではない真の団結築き、成長した姿で原隊帰り、「俺に続け、俺をみよ」と自信を持って言えるようになると共に、部隊に貢献できる陸曹になりたいです。
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2人目育児が始まって
中部方面混成団(大津)大西1陸尉 家族 大西 智子さん
 『お母さん、晴君を産んでくれてありがとう!弟が産まれて嬉しいわ!』
 第2子を出産して1ヶ月程経った頃、2歳8ヶ月の娘が言ってくれた言葉に私は感動しました。イヤイヤ期に多少の赤ちゃん返り、そして弟に対する嫉妬など、様々な葛藤があるのは解っています。その中で弟の誕生を素直に喜び、お世話を手伝おうと頑張ってくれている娘に感謝する日々です。
 主人は訓練や勤務で家を空ける事が多く、帰宅も遅いので、下の子の些細な表情や成長が見られた時に、一緒に喜んでくれる娘の存在はとても大きいです。思うように物事が進まず、苛立ちを感じる時もありますが、いつも笑顔で癒してくれる子供達に対し、出来る限り気持ちにゆとりを持ち笑顔で答えてあげようと思っています。そして、主人が日々安心して自衛官として任務に集中出来るように、私は子供達と家をしっかり守って行こうと思います。
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らっぱA判定を受けて
第33普通科連隊(久居) 3陸曹 小木 潤一
 今回、師団によるらっぱ格付審査を受けましたが、審査を受けた印象は、非常に厳しかったということです。今回は私を含め、参加者の3分の1程度しかA判定が出ませんでした。
 今回の格付審査に当たりは私がどのように練成したかを書きます。私が最も意識した事は、できるだけ毎日マウスピースに口を付けることです。1日に合計30分〜1時間。朝礼前20分、昼礼前10分、終礼後20分など、場所を分けて実施しました。音が出せる場所であれば出しますし、出せない場所はマウスピースを口に付けて呼吸をする。これをほぼ毎日続けました。これで、らっぱを吹く為の唇や口や口の周りの筋肉が徐々に構成されますし、スタミナも付きます。数ヶ月後には、らっぱの音の違いが実感できました。最後にはらっぱを付けて練習はしますが、重点を置くのはマウスピースです。極端ですが、らっぱ本体はマウスピースから出た音を増幅させるスピーカーのような役割にすぎません。なので、基本であるマウスピース一つでも、タンギング、リズム、呼吸、音程等、できる練習は沢山あります。これの良い所は、さほど疲れないという事です。しかし、確実に上達します。慣れてきたら少しずつ練習時間を延ばせばいいのです。音が出てきたら、練習もだんだん楽しくなってきませんか?その他、らっぱ手に対して、力添えできる機会があれば今後話したいと思います。

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