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自衛隊ニュース   920号 (2015年12月1日発行)
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神奈川県自衛隊殉職隊員追悼式
陸海空57柱、遺志を受け継ぐ
 武山駐屯地(司令・小和瀬一陸将補)は、11月5日、公益社団法人神奈川県隊友会・公益社団法人全国自衛隊父兄会神奈川県自衛隊父兄会との共催により、平成27年度神奈川県自衛隊殉職隊員追悼式を駐屯地体育館で執り行い、神奈川県ゆかりの57柱(陸上自衛隊13柱・海上自衛隊27柱・航空自衛隊17柱)の御霊の御冥福をお祈りした。
 式には、御遺族18家族、国会議員5名、国会議員代理8名をはじめ部内外来賓及び武山地区所在の陸・海・空3自衛隊員が参列した。拝礼、国歌斉唱、儀仗及び黙祷の後、駐屯地司令が「私たちは、自衛隊発展の礎となられた皆様の御意志を受け継ぎ、激動する国内外の情勢をしっかりと見定め、国家防衛の任務に邁進するとともに、多様な任務に実効性をもって即応できるよう精強な部隊を育成し、もって国民の負託に応えることをあらためて御霊の前に誓うものであります」と追悼の辞を述べた。続いて、神奈川県隊友会会長田内浩様及び神奈川県知事代理副知事黒川雅夫様による追悼の辞、そして、追悼電報の奉読が行われ、その後、御遺族・来賓・隊員代表者の献花、参列者全員による拝礼、儀仗隊(第31普通科連隊)による弔銃と続いた=写真。最後に御遺族代表箕輪阿喜子氏より挨拶があり、殉職隊員の在りし日の姿を偲びつつ、その志の継承を全員で誓い、厳粛かつしめやかな内に追悼式は終了した。
 尚、この追悼式は、昭和44年から当駐屯地で実施され、今年で47回目となる。

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