防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   920号 (2015年12月1日発行)
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地域との絆 更に強く
地本便り

コスモスまつり
〈埼玉〉
 埼玉地本(本部長・山口英章1空佐)は10月17日、比企郡吉見町で開催された「第15回よしみコスモスまつり」において、募集ブースを開設し広報活動を実施した。
 小雨模様ではあったが、多くの来場者で賑わいをみせた。来場者のお目当てである「枝豆摘み取り」イベント会場では、ぬかるんだ畑に足元を取られないよう長靴持参で参加する姿に町民の逞しさを感じた。会場には商工会をはじめ町内の様々な団体の物販ブースも数多く出店し会場を盛り上げた。
 地本ブースでは、各種募集パンフレットの他、「装備品のペーパークラフト」や埼玉地本のイメージキャラクター「サイポン」のぬりえ等を説明配布し、子供から大人まで好評で募集ブースの周りには人だかりができた。
 また、翌18日、神川ゆ〜ゆ〜ランドで実施された「2015神川町コスモスまつり」においても、募集ブースを開設し広報活動を実施した。
 秋晴れの空の下、本祭りは古美術展や菊花展の他、舞踊、コーラス、よさこいやキッズダンスなどが披露され、来場した多くの人を楽しませていた。
 地本ブースでは陸海空自衛隊の活動の写真パネル展示の他、戦闘糧食、高機動車、鉄帽、防弾チョッキ等を展示し、ブース内は多くの来場者で賑わった。特に高機動車は人気が高く、多くの人が足を止め興味深く見入っていた。広報官から装備品や活動の話を聞いた小さな子を持つお母さんからは「どんな過酷な状況でも活動ができる自衛官が頼もしいと思います。うちの子も将来は自衛官を目指してほしい」と大きな関心を示していた。
 埼玉地本は、「今後も身近に自衛隊を感じてもらえるような広報イベントを実施していく」としている。

あすか一般公開
〈岩手〉
 岩手地本(本部長・黒田弘人1陸佐)は、開港400周年を迎えた宮古市の要請により11月2日からの2日間、宮古港藤原埠頭(岩手県宮古市)において、試験艦「あすか」の一般公開を実施した。
 入港した11月1日は自衛隊記念日という事から電灯艦飾を行い、宮古港の夜をさらに美しく演出して、翌日から始まる一般公開への期待もさらに高まった。
 公開初日は、来賓者への特別公開及び入港歓迎行事が行われ、宮古市長より開発隊群司令・北川海将補に対し歓迎旗が、また試験艦あすか艦長・堀場2海佐には花束がそれぞれ贈られ、返礼品として、記念の盾が宮古市長に手渡された。
 午後からはあいにくの雨だったが、艦艇公開と併せて行った、第9特科連隊第3大隊からの支援による偵察用バイク、CCV、人命救助システム、FH-70等も楽しんでもらえた。
 2日目は、祝日に加え、汗ばむほどの陽気も手伝って、大勢の来場者が訪れた。特に全問正解すると自衛隊グッズがもらえる、「自衛隊クイズ大会」は大人気で、回答用紙を片手に各装備品を回りながら全問正解を目指してイベントを楽しんでいた。来場者からは、「初めて来ましたが、こんなに楽しいイベントだとは知りませんでした。今度はいつあるんですか?」など、とてもうれしい声が多く聞かれ、両日で約2000名が来場し、秋晴れの休日を楽しんでもらった。
 岩手地本は、「今後も艦艇広報等を通じ、自衛隊へのより一層の理解と認識を深めてもらうとともに、自衛官募集の成果につなげていきます」としている。

レディス駅伝
〈福井〉
 福井地本(本部長・今井敬1海佐)は、第14普通科連隊(金沢市)、第372施設中隊(鯖江市)及び福井県隊友会とともに、11月8日、福井市内で開催された「第31回福井スーパーレディス駅伝競走大会」(主催・福井陸上競技協会、福井テレビ(株))を支援した。
 本大会は、実業団、大学生、各県選抜やクラブチームが一同に走るという全国でも珍しい駅伝大会であり、計42チームが参加、冷たい雨の中を6区間30kmの熱戦が繰り広げられた。
 沿道では、多くの市民が熱心に応援する中、隊員や隊友会の総勢96名及び車両4台がコースの安全を確保しつつ、走路誘導警戒を整斉と行い大会の円滑な実施に大きく寄与した=写真下。また、福井地本車両のボディーには、「自衛官候補生募集中」と表示し沿道の観衆に対し自衛官募集をPRし=写真上=、厳しい募集環境の中、積極的に募集広報にも努めた。
 大会の模様は、北陸3県で生中継、全国25局のテレビ局では、録画放映された。

こうか商工まつり
〈滋賀〉
 滋賀地本草津地域事務所(所長・粟生裕司2陸尉)は10月18日、鹿深夢の森(甲賀市)で行われた「こうか商工まつり2015」に参加し、広報活動を実施した。この催しは、甲賀市内企業等の産業製品を一同に集めてPRし、市内企業の認知度向上・活性化を図ることを目的として実施しているもので、自衛隊の他、甲賀市の企業紹介・展示即売、ご当地キャラのステージ等、たくさんのブースが出展した。当日は晴天にも恵まれ、約6000人が来場し、会場は熱気に包まれた。自衛隊ブースには約500名の市民が訪れ、ミニ制服試着や滋賀地本オリジナル缶バッチの入ったガチャガチャ、1/2tトラック(パジェロ)・偵察用オートバイ試乗など、絶えず人が訪れる盛況ぶりであった。
 特に、普段近くで見ることのできないパジェロや、偵察用オートバイの展示コーナーでは、記念撮影にたくさんの親子連れで賑わったが、甲賀市の福祉人材によるボランティアグループ"コウフクレンジャー"の登場により、記念撮影はより一層盛り上がりを見せ、子どもたちの笑顔溢れるブースとなった。また、コウフクレンジャーからも「自衛隊のファンなんです!」と嬉しい言葉をもらい、彼ら自らが自衛隊制服試着やパジェロ試乗をするなど、思いがけない楽しいコラボレーションも実現し、訪れた市民からも、「頑張ってくださいね」「いつもありがとうございます」等の、たくさんの激励を受けた。
 滋賀地本は、「今後も地域に密着した広報活動を実施して、地域住民との交流を図り、自衛隊の情報発信や募集基盤の拡充に努める」としている。

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