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自衛隊ニュース   914号 (2015年9月1日発行)
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広報官へ3級賞詞
〈島根地本〉
 島根地方協力本部(本部長・堀征己1陸佐)隠岐の島駐在員事務所広報官の渡部裕介2等陸曹へ、5月11日に3級賞詞が授与された。
 渡部2曹は平成25年3月より隠岐の島駐在員事務所広報官として勤務。適齢者人口(18歳~26歳)が全国一少ない島根県。その中の離島で高校3年生男子は80名しかいないという環境の中、渡部2曹は3名の入隊者を出した。
 また、広報活動の場では、特技の剣道や趣味である釣り・サイクリング等を通し積極的に地元と交流。様々な年齢・職業の地元の人たちとの交流関係を構築。今年隠岐の島から入隊した隊員の中には「将来は、広報官になりたい」と言う者もいる程、地元に密着した活動を行っている。
 平成26年12月18日に発生した隠岐の島町大久保地区での中国船座礁事故では、地元住民からの通報を受け、直ちに現場へ急行。離島における駐在員事務所の役割を遺憾なく発揮しただけでなく、自衛隊の即応体制を地域住民及び関係機関に示し、自衛隊に対する信頼感向上に大きく貢献した。
 以上の事等を踏まえ授与された3級賞詞に渡部2曹は「これもひとえに、地元防衛協会・隊友会及び父兄会等、自衛隊協力者の皆様のご支援ご協力、並びに歴代隠岐の島駐在員事務所の諸先輩方のご尽力の賜物と大変感謝しております。これからも地域に密着した、島で唯一の防衛省の機関として島民の方から信頼される仕事をしていきたいと思います」と述べている。
 自衛隊地方協力本部は、「募集・援護だけ」をする所と思われがちだが、「自衛官の広報」を第一線で行っていることを見せてくれての受賞に心からエールを送りたい。

「夜間開館」イベント
〈浜松広報官〉
 航空自衛隊浜松基地(基地司令・上田知元空将補)浜松広報館(エアパーク)は、7月28日、29日の2日間、「夜間開館」イベントを行った。夜間開館は、通常の開館時間では来館できない方達に見学の機会を設けるため、毎年開催しているもので、浜松広報館の恒例イベントとなっており、今回で14回目を迎えた。
 展示資料館及び展示格納庫の各種航空機等の夜間ライトアップを始め、全天周シアターやフライトシミュレーターなどを20時まで開館。普段見られない夜間の浜松広報館のライトアップされた展示機等を熱心に見学する人や写真撮影に一生懸命な人など多数の来館者が夜間開館を楽しんだ。
(記事作成 8月1日)

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