防衛ホーム新聞社・自衛隊ニュース
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自衛隊ニュース   909号 (2015年6月15日発行)
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頑張っています 新しい職場
活躍するOBシリーズ
医療法人元町病院 介護老人保健施設 花の里 小山田 武
小山田氏は平成26年7月、空自第3輸送航空隊を2空佐で定年退職。55歳
 私は、平成26年7月に航空自衛隊第3輸送航空隊を最後に定年退職しました。再就職に関して、美保基地援護室長及び室員皆様のきめ細かなご指導を頂き、希望どおり「介護老人保健施設 花の里」の次長として再就職することが出来ました。私が介護・福祉の仕事に対して強く意識したのは、初孫(享年7歳)が誕生した時から娘の介護支援を通じ、特に、リハビリ等で介護施設に行った時の職員、利用者の方々の笑顔及び一生懸命な姿を見て心に惹かれたからです。しかし、介護・福祉の世界は厳しいことも聞いており、自分にはこの仕事が務まるのだろうかと不安もありましたが、在職中に介護事務、ヘルパー2級等の介護関係の資格を取得し、就職前に少しでも介護福祉について理解するための準備をしました。また、休暇を利用して職場研修を経験する事ができ、退職の翌日からスムーズに職場に入る事が出来ました。
 再就職から約8ヶ月過ぎた現在、資格取得で学んだこと及び自衛隊での経験(後方特技)が随所で活かされる場面もあり、当初の不安はいつのまにか解消され、少しずつ遣り甲斐を感じながら日々を過ごしています。
 介護施設の中で大切な事は「現場主導」ということ。現場が主導権をもって業務を進められるように、責任者は勿論のこと、現場職員一人一人が持っているアイデアを大切にし、それを実現するためのサポートが行えるように積極的にコミュニケーションをとりながら、自分たちが働きたいと思える職場を実現するために日々走り回っています。
 最後に、介護の仕事は3K、5Kと風評され離職率が高いと聞いていますが、職員が定着する事が何よりもサービスの質の向上、そしてご利用者の満足度につながると思っています。その良い環境を生むためにも職員が誇りを持ち、満足度の高い、働きやすい職場(施設)づくりを目指して努力していきたいと思っています。是非皆様も介護の仕事に挑戦して下さい。

Home's English Class(防衛ホーム英語教室)
パーティング イズ サッチ スイート サロウ
Parting is such sweet sorrow!
別れはこんなにも甘く切ない

Hi! How are you doing?皆さん、お元気でしょうか。まだ、半年も残っていますね。ポジティヴ・シンキングでは、月日の流れをこんなふうに考えるのでしょうか。あと半年、目標達成のために頑張りましょう!今年は、まだまだ、いろいろな出会いがありそうです。

 さて、今回の表現は、"Parting is such sweet sorrow!"「別れはこんなにも甘く切ない!」です。戯曲の「ロメオとジュリエット」に出てくる言葉です。ジュリエットが別れ際にロメオにいうおやすみの言葉です。partには、別々になる、別れるという意味もあります。sweet「甘い」sorrow「悲しみ」で互いに矛盾する言葉を並べて複雑な感情を表現しています。矛盾語法(oxymoron)といいます。シェクスピアらしい恋愛の表現です。そんな恋を思い出すのもいいですね。

 前回の表現"May your son's soul rest in peace!"「御子息の魂が安らかに眠りますように!」を読んで多くの読者からご連絡をいただきました。ある読者の方が、御子息をなくされた私の親友にこの記事のことを伝えてくださったようで、ご本人から感動的な便りをいただきました。亡くなった光(あきら)君のことを祈ってくださった方全員に、衷心から御礼と感謝を捧げます。ありがとうございました。

 先ほど、光君の父親からお礼と奇跡のような出来事が書かれたメールが届きました。紹介させていただきます。「皆様にどれだけ感謝しても仕切れないくらいです。ただただ今は、私達に時間が必要です。この映像は、サイドカメラ様が愛する我息子の光(あきら)の為に製作してくださったものです。コメントも読んでいただけたら幸いです」
https://www.youtube.com/watch?v=zLGZ3NmK6t4
 素晴らしい映像(サイドカメラ様)と音楽(いとうゆうこ様)、関わった人との関係が奇跡のようにハーモニーしたものになっています。どうぞ、ご覧下さい。
それでは、皆さん。See ya!〈スワタケル〉(イラストも)


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