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自衛隊ニュース   899号 (2015年1月15日発行)
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10周年を祝う
小牧管制隊
 空自小牧管制隊(隊長・藤川武郎3空佐)は、12月1日に部隊創設10周年を迎えた。小牧管制隊は、中部国際空港の開港に伴い、平成16年12月1日に航空保安管制群20個目の部隊として新設され、平成17年2月17日、国土交通省から県営名古屋飛行場の管制業務を継承した。小牧管制隊が管制業務を行っている名古屋飛行場は、自衛隊機や民間機、ジェット機やヘリコプター(高速機や低速機)等多種多様な航空機が混在するとともに、年間の交通量は、航空自衛隊の中では3番目に多い飛行場で、本年2月には、無事故管制50万回を達成した。
 記念式典は、野中盛・小牧基地司令をはじめ第5術科学校長、航空保安管制群司令及び歴代隊長等来賓の出席の下、盛大に執り行われた。藤川隊長は、「現状に満足することなく、常に問題意識と改善意欲をもって前進することに心がけ、今後も良き伝統を継承するとともに、更なる発展を目指し、決意も新たに任務に邁進していく所存である」と式辞を述べた。また、野中司令からは、「飛行安全確保への貢献及び基地訪問者の見学場所の提供による広報活動への協力に感謝している旨、第5術科学校長からは、卒業した学生が小牧管制隊に配属となり、任務遂行の一翼を担っていることは、大きな喜びである」との祝辞があった。
 一方、同夜に行われた祝賀会では航空保安管制群司令をはじめ歴代隊長、OB出席の下、思い出話に花を咲かせ、旧交を温めた。

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